田舎の紙打ち

田舎のポケカイベントオーガナイザーの日記です。

2019年ポケモンカード振り返り

どうも。かじゅです。

 

今年出られる大会も全て終了し、今年も1年を振り返ってみようと思います。

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大きなトピックスとしては

①県外のプレイヤーとのコネクション強化

ポケモンカード公認オーガナイザー資格取得

③シティリーグ優勝

でしょうか。

 

月ごとに振り返りたいと思います。

 

1月

今年1発目の優勝はこちら。

 一番最初に使ったのはピカチュウゼクロムGXでした。

当時はタッグボルト発売後でしたね。

マッチングはよく覚えていませんが、正月に購入したギャラドスのプレイマットを無くして買い直したのは今でも印象に残っています。

 

そしてこのあたりから県外遠征を始めます。

出雲のトレーナーズリーグに乗り込み、早速優勝します。

 間違えられていますがサルコケコですね(^^; 

今シーズン、後にカウンターエネルギーを多用することになるのですが、ここで味をしめたおかげで今シーズンの自分の実績に繋がったのかもしれません。

そしてここから島根のポケカプレイヤーの多くの方と知り合うことができました。

 

続いてグランブル

 これも個人的に大好きなデッキです。

周りに使う人がほとんどおらず、今の新レギュレーションでもどこかで機を見て新しい構築ができないか、今でも考えています。

 

あ、おまけですがポケモンカード以外でも優勝しています。

 

2月

2月1発目はジラサンピカゼクですね。

当時ピカゼクを中心としたデッキが主流となる中、地元ではジラーチサンダーを軸としたピカゼクが強かった記憶があります。

 

次はトレーナーズリーグ。

ジラーチサンダーです。このあたりからジラーチサンダーの強さに取り憑かれました。

 

次はたけるとうきリザードンアローラニャースアローラペルシアンはキツかったギラマネロを意識して入れた覚えがあります。

 後にこのたけるとうきリザードンチャンピオンズリーグを戦う事になるとは当時知る由もありませんでした。

 

あと優勝レシピではありませんが、出雲で2位でもレシピを載せさせていただきました。

 この前にトレーナーズリーグにも出たのですが惜しくも4位でした。

 

そして初めての津山遠征。

ここで後に一緒にオーガナイザーとなるZINさんと出会います。

伏せていますが、ここで使用したのは上記のウルネク。優勝しました。

kaju-poke.hatenablog.jp

 

 

3月

またジラーチサンダーUB使ってます。

 

そして3度目の出雲遠征。ここでのトレリは惨敗し、その後のジムバトルも2位でした。

 

実は3月は一番勝てなかった時期で、かなり苦しんだ記憶しかありません。

 

4月

 一番大きなトピックスはなにものかさん・ZINさん主催の津山チャンピオンシップに参加したことでしょうか。

 

その前にジムバトルで優勝することで少しでも告知に貢献できれば、と全力で優勝を狙いました。

 

そして津山チャンピオンシップ。

kaju-poke.hatenablog.jp

結果はまさかの0-3と最悪の成績でした。未だにこんな事になったのが信じられないのですが、後にシティリーグで応援いただいたOPAの皆様と出会います。

地元のみるさん・トシアさんが好成績を出され励みになりました。

 

そしてレシリザ。

今でもほとんど使用していないですが、貴重なレシリザ優勝レシピです。

 あとこの京都CLで初めてチャンピオンズリーグに参加。

当時は先着に漏れサイドイベントのみの参加でしたが、初めての大型大会の空気に興奮しました。

kaju-poke.hatenablog.jp

kaju-poke.hatenablog.jp

5月

ゴールデンウィークに怒涛のポケカ大会ラッシュ。

 

未だにカメラの画質は向上しません・・・

 

 

改めて振り返るとジラーチサンダーUBずっと使ってますね(^^;

 

6月

 

ガブギラですね。TAGTEAMを使うのは敬遠気味でしたが、ガブギラは一番使いやすかったです。

 

探していますが残ってるのはこの結果だけ。6月も全然勝てていません。

このあたりからオーガナイザー資格の取得に向けて動き始めます。

 

7月

このあたりはもっぱらHANDを使っていましたね(^^;

今月イベントオーガナイザーの試験と面接に合格し、晴れて資格を取得することができました。

 

そして島根最強決定戦「縁結び杯」 にジャッジとして参加させていただきました。

kaju-poke.hatenablog.jp

 

ここからカードキングダム鳥取駅前店もエクストラレギュレーション導入。

当時は本気でエクストラレギュレーションを触っている人は少なかったですね。

既にトレリでのCSPは上限に達していましたが、優勝してしまいました(^^;

 

決勝はもとよりエクストラレギュレーションで遊んでいた式見さんとでしたね。

 ゾロアークが多そうだったのでエビナンスを持ち込んだらびっくりするくらいに刺さりました。コメントの元ネタは格闘ゲームの「北斗の拳 ~審判の双蒼星 拳豪列伝~」より。コメント通り、コンボをつなげると重力が反転する(無限コンボ)ゲームです

www.youtube.com

あとどさくさにまぎれて他のカードゲームやってました。

 もうこのゲームは買ってやらないと思い、以前載せたデッキをまるごと売った後でしたが、残骸でもなんとかなりました。

 

 8月

 またエクストラ出てました。この当時はほぼ私と式見さんだけでしたね。

 WCS開幕と同時に家のルーターが壊れました。

 

 そして今年も昨年に続き、WCSを皆で観よう、というWCSライブビューイングを開催しました。今年はうちのお店から出場者はいませんでしたが、初めてカードキングダム鳥取駅前店さんを貸切、皆でわいわいやりました。

まさかこの年にまた閉店後に店でガッツリ飯を食べる機会があるとは……

kaju-poke.hatenablog.jp

 またエクストラも出ました。レシゼクが後攻1ターンで飛びました。

 そしてエクストラのレギュレーション変更に伴い、最終日にあの超越ガブギラも使いました。

 

 9月

チャンピオンズリーグに初めて選手として参加。

結果、5-3の227位と奮いませんでしたが、確かな手応えは感じました。

kaju-poke.hatenablog.jp

デッキバレを嫌いあまり表に出してきませんでしたが、化石デッキでした。

 ちなみに伏せているカードはズガドーンGXです。

 

10月

このあたりからシティリーグを意識して練習します。

ルカリオ&メルメタルをひたすら練習していて、とにかく強く自分に本当にしっくりくるデッキだと実感していました。

 

 地味に新弾バトルを1年ぶりに優勝しました(^^; 

普通のジムバトルは勝てても、いつも新弾バトルだけは勝てませんでした。

 

 

 11月

誕生月。今年もポケモンセンターで誕生日を祝っていただきました。

kaju-poke.hatenablog.jp

あと開放倉庫の大会でも初めて優勝しました。

 

www.youtube.com

途中変な声が入っていますが、よくわからないお客さんが来て、

本気でカード取られるかと思いビクビクしながら対戦したのを覚えています。

 

シティに備えピカゼクが多いと踏み、自分が使って練習したことも。

 

あとエクストラレギュも引き続き。

 

オーロットノワールも使いましたが、この時に既にルカリオ&メルメタルでシティリーグに臨むことを決めていたのでシティで使う気はこれっぽっちもありませんでした。

 

そしてシティリーグ当日。予選から全勝で優勝できました!!

 

 

 

 

kaju-poke.hatenablog.jpこの記事が今年で一番反響がありました。

 

また、外部サイトでも紹介いただきました。

pokemon-tactics.site

大型大会で初めて結果を出す事ができ、CL愛知の優先権も合わせて獲得する事ができたので大きな自信になりました。

  

 

 シティから帰ったあとはレギュレーション変更の為、ゾロアークの使い納めをしていました。昨年はよく使用していましたが、今シーズンはほとんど使用しませんでしたね。

 12月

レギュレーション変更が走ります。

今までの常識が通用しなくなり、新しいVポケモンの登場。

新しいトレンドの嵐が吹き荒れる中チャンピオンズリーグ愛知に参加しました。

使ったのはたけるとうきリザードンです。

kaju-poke.hatenablog.jp

結果は6-3の136位。あと1勝で京都の優先権を取れただけに本当に悔しいCLでした。東京といい、愛知といい、最後有利対面にも関わらず自分の動きが悪く負けてしまっていて、最後の詰めの甘さを露呈しました。

 

今年最後の優勝は開放倉庫の新弾バトルでした。

 

www.youtube.com

奇しくもメイジィさんとのガラル御三家対決となりました。

 サイド1枚まで追い込まれてからの猛攻をご覧下さい。

 

レシピが出ていませんが、ブログに載せてます。

kaju-poke.hatenablog.jp

 

今年は以上となります。

 

今年の戦績です。

<公認大会優勝> 33回(個人・店舗主催大会を含めると35回)

<大型大会> 19勝6敗 勝率76%

 <2019シーズン> CSP60

 <2020シーズン> CSP198

 

とにかく昨年と比べると一気に実力がつき、結果もついてきました。

地元の強豪プレイヤー(?)の仲間入り出来ていれば嬉しいです。

 

さて、来年からですが、まずはシティシーズン2の上位入賞、そしてCL京都出場し上位入賞が目標になります。そこからシティリーグ・JCSでCSPを稼ぎます。

 

最終的にはWCSに出られるように練習を続けていきたいと思います。

(毎年やっているWCSライブビューイングですが、私がもし出る事になれば代わりに誰かやってください。他の方でも出来る程度にノウハウは積んだつもりです。)

 

また、昨年度との大きな違いはトップシェアとは少し外れたメタデッキを自分の力で考え形にする事が出来るようになったことだと思います。

オーガナイザーとしてのティーチングにも生きる部分が有り、来年は年始から支える側・選手側両面で活躍していきたいと思います。

 

1年間ありがとうございました。

それでは良いお年を。

2019/12/28 開放倉庫鳥取店 新弾バトル

どうも。かじゅです。

今月頭から県外のポケモンカードのイベントが盛りだくさんで、

久しぶりに地元の大会に出た気がします。

岡山で「ぜ!!」のジャッジ、愛知でチャンピオンズリーグ、とばたばたの1ヶ月でした。

さて、今回は今月より公認ジムになった開放倉庫鳥取店さんにて新弾バトルに参加してきました。

 

これでソード・シールド発売後の地元での新弾バトルは3回目。

しかし自分は今まで県外にいて今回が初めてなので、なんとなく今までの地元の優勝レシピからトレンドを掴んでいました。

・三神ザシアン

・ザシアン+ルカリオ&メルメタル

・タチフサグマ

・モルペコ+ピッピ人形

モクロー&ナッシー+ゴリランダー

 

こうして見ると今のスタンダードレギュレーションに近いですね。

構築条件達成の観点からピカチュウゼクロムやレッドパーフェクションが組みづらかったりしますが、逆に上記のデッキにある程度有利が取れれば勝てる環境と見ました。

 

とりあえず

①三神ザシアンに打ち負けないor速度負けしない

②ベンチを動かす手段にアクセスしやすい

③出来ればGXポケモンをメインで動かしたくない

の3つの条件が個人的には必要でした。そこで組んだのが以下のデッキです。

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エースバーン(リベロ)です。

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骨組み自体は先日のCL愛知で使用したたけるとうきリザードンと同じで、そこから必要なパーツに数枚差し替えました。

 

ポケカの日週末バトルで自分が三神ザシアンを使用した際に、実はエースバーンを使っていた方とマッチングする機会がありました。実はその時は順当にオルタージェネシスを宣言してしまって以降、楽にゲームが進んでしまい何とも思わなかったのですが、

今回注目したのはジャイアントボムです。

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エースバーン自身、延命さえすればトラッシュのエネルギーで回せるのですが、

打点がリザードンと違い伸びないのが難点。

そこでジャイアントボムを絡めることで190+100で三神まで見えるようになりました。相内してもよし、160までの打点であれば190×2で殴り勝ってもよしと数字が絶妙でした。170ぴったり打点を入れられるときついのですが、少なくとも三神+ザシアンの組み合わせでは細かい打点調整はできません。

 

残りのフライパン付きザシアンなどは後からフラダリラボを重ねれば簡単に倒せますし、〆はいつものズガドーンで1枚取れるので、オルター⇒アルティメットレイまで喋られても追いつく事が出来ます。

 

その他の対面も

ルカリオ&メルメタル

⇒ラボでOK

・タチフサグマ

⇒進化軸に加えヤミラミなどを絡めなければ打点が伸びないので打ち勝てる

・モルペコドール

⇒モルペコ自身がワンパン出来る数字のため、キュウコンで釣る

・モクナシゴリランダー

⇒弱点で突っ張り、やすらぎハリケーンも耐える

 

と、ほぼ見る事が出来ます。

 

 以下マッチアップです。

コータスV(魚濡さん)W

コータスを用意されますが、エースバーンを最速で立てて190載せておきます。

そこからエネを割られたりしますが、ジャイアントボムを抱えつつエースバーンを複数立ててコータスジラーチデデンネと倒し、最後バーストGXで〆て勝ち。

 

②三神ザシアン(トシアさん)W

オルタージェネシスを宣言したタイミングで、ジャイアントボムを装備してフレアストライカー。三神と刺し違えた後、溶接工を絡めつつなんとか2体めのエースバーンに到達してザシアンも倒し、バーストGXで勝ち。

 

③タチフサグマ+インテリオン(メイジィさん)W

配信。詳細は動画にて。

 

www.youtube.com

 かなりもつれました。序盤出遅れてしまい、インテレオンとタチフサグマで盤面を荒らされつつ残りサイド1枚まで追い込まれてしまいます。

 完全に詰みの状態でスタンプを叩き込み、エネルギーがついているポケモンをウッウVで各個撃破します。ウッウVが落ちそうになるとエースバーンで戦う事に切り替え、相手の盤面を空にしていき、バーストGXの準備まで出来た状態で投了をいただきました。

 

今月出られる最初で最後の新弾バトルで優勝できました。

 

 

今書いている時点でお店の投稿が間に合っていないのでアップされ次第追記します。

 

年内で地元で出られる大会はこれが最後。

時間を見つけて今年を振り返る記事を年内に書こうと思います。

 

明日も早いので、今日はひとまずご報告まで。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

チャンピオンズリーグ2020愛知 対戦レポート+デッキ解説

どうも。かじゅです。

 

CL愛知に参加してきました。

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ショップ大会には欠かさず出ていたものの、あばれる君さん主催イベント「ぜ!!」のジャッジ稼働などもあり久々の更新です。

(こちらについても書きたい事はあるのですが、機を逃してしまいました(^^;)

CL愛知に向けてデッキの内容が出ないように、水面下で研究を進めていました。

 

今回使用したデッキはたけるとうきリザードンです。

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途中記憶があいまいですが、簡単にマッチアップの紹介をしてデッキ解説に移ります。

<当日のマッチアップ>

①レッドパーフェクションW

ミュウツー&ミュウGXを先2でワンパンし、後続のミュウツー&ミュウGXの準備が出来る前にこちらの準備を整えワンパンして勝ち。

ピカチュウゼクロムGX W

相手の方がフルドライブを目指すよりもコケコVのスパイクドローで札を集める動きだったので、全力でリザードンを育てた後グレートキャッチャーで裏のピカチュウゼクロムGXを引きずり出し、ワンパン。その後カプ・コケコVもワンパンしたあと、スガドーンGXのバーストGXで勝ち。

 

③レシラム&リザードンGX(かねこさん)L

ポケモンヒトカゲのみ、サポート0で先行で番を返したらビクティニVに溶接工打たれて後1でワンパンされて負け。

 

④三神ザシアン L

オドリドリGXスタートでもたついている間にアブソル貼られてしまう。

動けない間にオルタージェネシスGX⇒アルティメットレイで準備され追いつけず負け。

 

⑤三神パーフェクション W

相手の盤面にはミュウツー&ミュウGXとガブリアスギラティナGX。 超パーフェクションかと思いきや、三神を釣ってデデンネで落として三神パーフェクションと判明。先2でリザードンに5エネ溜めてミュウミュウに280飛ばしてきぜつ。裏のガブギラも釣竿+結晶溶接で280連打できぜつさせて勝ち。一番の上ブレでした。

 

コータスV+ヒードランGX W

ウッウVスタート。くちばしキャッチでリザラインを整えつつ、次のターン溶接スピットシュートでデデンネきぜつ。 コータスは4エネ連続ブレイズボールできぜつ。 エネルギーを節約したかったのでジラーチリザードンできぜつさせてからバーストGXで〆。

⑦レッドパーフェクション W

すみません。覚えていないです。

 

⑧レッドパーフェクション W

相手はデデンネスタート。毎ターンデデンネが出てくるあたり、動きがかなり悪そう。 こちらはリザードンを最速で立てて毎ターンデデンネを倒している間にミュウミュウを育てられます。途中スティンガーGXでサイド3にされますが、エネを戻してラボでおまもり無効化し280できぜつさせて勝ち。

 

ルカリオ&メルメタル+ザシアンV L

お互い動き悪くふとうのつるぎとマリィ連打になります。その中でもなんとか溶接工を連打してリザードン1体立てフライパン付ザシアンを倒しますが、カスタムキャッチャーで釣られてザシアンに倒されます。その後ラボからグレキャでルカメタ、たけるとうきをするが山のエネが足りない事が発覚。 ここでもたつき裏のオドリドリGXを飛ばされ、ザシアン2体を用意されて負け。

 

通算6-3で京都優先権があと1勝で取れるという所で負けてしまいました。

 

<デッキ選択までの経緯>

 今までの私の使用デッキや傾向をご存知の方であればなんとなくお察しいただけるとおもいますが、とにかく楽して勝つデッキを選びがちです。

楽、というのも特殊な方法で一撃で倒したり、進化前を挫かせたり、etc・・・

(今までの化石デッキだったり、ルカメタのホワイトキュレムグラードンが良い例かと思います)

 

レギュ変更に伴い選択肢が狭まり、今の環境を俯瞰して見なければいけないデッキは比較的分かりやすく、そこに打ち勝てるデッキが条件でした。

・三神ザシアン

ピカチュウゼクロムGX

・モルペコドール

・レッドパーフェクションorレシラム&リザードン

・ガラルタチフサグマ

 

大きな大会も少なく、情報も限られたものではありますが日頃の優勝デッキチェックで最低限そこさえ見ておけばある程度勝てると見ていました。

勿論強いプレイヤーはここにないデッキを仕上げてくる想定でいましたが、多数のプレイヤーは上記のデッキを使用してくると想定して、毎日組んでは崩し、を繰り返し睡眠時間も減っていきました。

 

また、自分自身がこうしたシェアの高いデッキを使う事を嫌う(ミラーの立ち回りがへた)ので他のアプローチから攻めるというのも絶対条件でした。

 

マニューラGX軸悪TAG

・イシヘンジンV

などから始まり、結局上記の高いシェアのデッキを少し改造したものを組んでみたり、日々迷走する毎日が続いていました。しかしレギュレーションの端境期に使ったたけるとうきリザードンの感触が良いのは組んだ当時から気づいており、ここだけはこそこそと使用していました。

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kaju-poke.hatenablog.jp

2ターン目で三神をはじめとする主要TAGTEAMをワンパン出来る爆発力と、

使用者の多いザシアンVに対して強く出られるのが魅力で、日頃優勝レシピに上がってくるのも少ないという事が使用する決め手でした。

また、三神ザシアンが増えることでレッドパーフェクションやレシラム&リザードンのシェアも上がると読み、相手の巨大なカマドにただ乗り出来る点も強いです。

 

これに一緒に練習しているSHOさんにも共感いただき、レシピを共有し2人でブラッシュアップすることにしました。

 

あと些細な事なんですが、今回のソード・シールドのチャンピオン、ダンデの相棒がリザードンであり、この剣盾環境の1発目でリザードンで勝ち上がったらカッコイイだろうな、という気持ちもあり使用することにしました(^^;

 

<デッキ解説>

ジラーチ 3

出来れば4にしたいが枠の都合で3。

昔は2でも良かったが、種切れで負け筋を引きやすいので3以上は必須。

 

リザードンライン 4-3

要求値は高いですが、5n+30。炎5枚で280、6枚で330です。

鋼弱点であれば2枚で260に達する為、主要なTAGTEAM・VポケモンのHPを丁度持っていくことができます。

リザードンは基本的に非エクとの打ち合いにならない限り、今の環境であれば2体立てられれば十分なので3枚。

 

ズガドーンGX 1

三神ザシアンに対してサイドを3⇒2と取ることが多い為、最後のGX権役。

2体目のリザードンが間に合わない場合や、TAGTEAM主体のデッキであればフィニッシュブローにビックリベッドを撃つことも。こちらは5nの打点なので、リザードンに比べるとGXポケモンでありながら打点は伸びづらいですが、他のポケモンに付けたエネルギーを有効に使用できます。

一応たけるとうき2面+溶接だけで300ダメージは出ます。ほとんどしませんが。

速度負けしそうな時は炸裂バーナーで妨害する事もありますが、入れ替え手段が厚めに積まれていたり触る事が容易な今の環境ではあまり機能しづらいのと、このスリップダメージが有効になる対面も少ないです。

 

・ウッウV 1

ベンチ狙撃(メインターゲットはデデンネ)もしくは上技でリザードンラインを立てる補助要因。後者についてはオルタージェネシス付アルティメットレイを耐えつつ、リザードンでワンパンするための札を揃えられるのがえらい。

「くちばしキャッチ」をしゃべるとよくテキストを確認されました(^^;

 

・ザシアンV 1

3枚ドローするための置物。

先行を出来る限り出来れば先に立ててリザードンの素材を掻き集めたい。

従来の2進化軸のデッキはジラーチを捻り続けて札を集めたり、1体きぜつしてからメイでようやく動く事が多かったですが、そこに+αでプレイヤーズセレモニーの上位互換のような動きが出来るようになりました。ここで主要なパーツを引き込める事も多く、それを見て序盤からリセットスタンプやマリィを消費してくれるのであればむしろ儲けもの。三神ザシアンに対してはオルター下であれば3体倒されたらどのみち終わりなので、釣られても特に問題ありません。オルター付アルティメットレイ程度であれば耐えるので、三神を前にして壁にすることも。

 

オドリドリGX 1

身を削って火力を出す関係上、きぜつしやすい為ドローのチャンスは多く、無人発電所の採用率も減っているので生きる事が多いです。

 

・ミュウ 1

レッドパーフェクションのベノムシュートをベンチのリザードンに向けられると苦しいので、ベンチ狙撃があるデッキである事が分かった時点で出します。サイコパワーで打点を撒いておくと便利なこともありました。

 

・アブソル 1

依然ジラーチは多いので。

 

マーシャドー 1

元々採用していませんでしたが、SHOさんの助言により採用。

うねりによりカマドが貼れず炎エネルギーの供給が間に合わず負けてしまう事が有り、リセットホールを採用することで安定して溶接工へ繋げる動きが出来るようになりました。また、ズガドーンアーゴヨンも一定数いると考え、有利に出られるように。

 

エスケープボード 2

ジラーチの布団としてだけではなく、ゲーム終盤にリザードンに装着しアブソルを掻い潜り逃げエネを浮かせる事も行いました。

 

・クイックボール 4

先行を取りつつタフネスが欠片もないので、種切れは即死に繋がる為4投。

 

・しんかのおこう 1

最初リザードンの研究を始めた時は「ジラーチで触れるリザードン」として厚めに採用をしていましたが、数を打つごとにあまりこれでリザードンをサーチする機会がありませんでした。SHOさんがここを1枚にする事を勧めてくれたのもあり、自分でも振り返ってみると溶接工で引き込んだりする事が多く「おこうが引けなくて負けた」という試合もほとんどなかったので減らしました。

 

ポケモン通信 1

交換する為のポケモンが手札にない事が多く、有効に働く機会は少なかったですが進化・種でも触れるおかげでフィニッシャーを釣る事が多かったので0にする事は出来ませんでした。

 

ふしぎなアメ 4

リザードンが立たないと負けのため、4以外ありえない。

 

・カスタムキャッチャー4 

・グレートキャッチャー1

釣り出し手段については諸説ありますが、コインを投げて勝敗が左右するのだけは絶対に嫌だったためポケモンキャッチャーは採用できませんでした。

必要牌が多いデッキではありましたが、縦引きやメイでアクセスできる事も有りカスタムキャッチャー2枚を揃えるのはそう難しくありませんでした。

また、GX・V主体環境である為1セットあれば試合が決められるので、4枚あるうちの1セットに触れればいいや、というくらいの気持ちで十分です。

 

ポケモンいれかえ 2

最初ここは軽視していましたが、ほぼアブソルを貼られジラーチのボードが機能しない事が多いこと、最後のズガドーンGXにシフトする為に必要であることが分かり2枚に。もっと多くてもいいですが、枠がありませんでした。

 

・ふつうのつりざお 1

・炎の結晶 1

・エネルギー循環装置 1

 

エネルギーのサルベージ要因。それぞれに役割があり、どれも重要であったため結局全てピン刺しになりました。基本的にガメて併用すれば高打点が連射できます。

 

・ふつうのつりざお

マーシャドーの再利用やリザードンを拾ってメイで拾えるだけではなく、たけるとうき1回分のエネが供給できるのでやばいつりざおでした。手札にエネは入らないのでかゆいところに手が届かないこともあります。

・炎の結晶

溶接工+手張り権が得られます。

ただ、たけるとうきはどこかで挟みたいため山にエネルギーが戻ることが嬉しい場面が多く、使うならふつうのつりざおと併用したいです。

・エネルギー循環装置

現行レギュで山にバックできる最大値。手札に戻す択も取れるため、一番これが使い勝手が良かったです。

 

・リセットスタンプ 1

いつもなら2枚が最低枚数なのですが、枠の関係で。

後述のマリィもあり、サポーターも含めて手札に干渉すれば良いと割り切りました。

 

・溶接工 4

何も考えず4投。常に打ち続けたい。

 

・メイ 1

リザードンを立てる為の札ですが、溶接工の権利を失うため事前に仕込みをしておく必要があります。

使用する想定ケースは

ヒトカゲの時点で2エネつけておきリザードン+ふしぎなアメ+炎エネルギー

ズガドーンGX+ポケモン入れ替え+炎エネルギー

マーシャドー・巨大なカマド+炎エネルギー

です。

 

・マリィ 2

当初この枠はシロナでした。

ただ、この1枚の差があまり勝敗に影響しないこと、ザシアンVが特性やヤーコンで札を集めるため阻害する必要がありマリィに替わりました。

 

・巨大なカマド 2

枠もギリギリのため、2枚あれば十分でした。

前述のとおり、レシラム&リザードンGXやレッドパーフェクションが増えてくれたおかげで自ら貼らなくても良い場面も多かったです。

 

・フラダリラボ 1

前日にホテルに向かう最中に必要と感じ投入。

剣盾発売直後の三神ザシアンはハチマキや大きなお守り採用が多かったですが、CLが近づくにつれてフライパン採用型が主流になりました。

これ1枚貼っておくだけでザシアンを倒すための炎エネルギーが3枚節約になると思うと2枚アドが出ますよね。

他にも後続のジラーチの板を無効化して動きづらくしたりと、今後は必須になりそうです。

 

・炎エネルギー 10

多くの試合で可視領域に8枚前後のエネルギーが動いているので、サイド落ちも考慮して10枚に。多すぎる、少なすぎると思った事は一度もありませんでした。

 

<不採用カード>

ビクティニ

前日までは入っていました。

ただ、三神ザシアンに対してザシアンをワンパンする為に最低でも自分とトラッシュに8エネも必要であること、悠長にエネルギーを戻す時間がないことから不採用に。

 

デデンネGX

2進化デッキ故に必要牌が多く、エネルギーも含めて雑に捨てる事ができないこと。

グレートキャッチャーで容易にサイド2枚取られてしまったり、スタートで着地しようものなら目も当てられません。序盤から終盤まで見ても生きる場面が考えられないので不採用。

 

リザードンGX

要求値としてはたけるとうきリザードンに近いですが、1ターンで3枚が手張りの限界で即GXを切れないため不採用に。上技でもザシアンをワンパンすることは出来ますが、フライパンがあるときつく、タイミングを逃すとザシアンでワンパンされてサイド3枚持っていかれるので思った以上に使いづらかったです。

 

フィオネ

対モルペコドールとして調整段階では採用していましたが、ウッウVの狙撃であったりモルペコをキャッチャー系統で釣りづつけてなんとかしようと割り切りました。

腐りやすかったのが不採用の理由です。

 

ビクティニV

1日CLを戦って採用しても良かったかなと考えています。

ここは試行錯誤が足りなかったと反省。

 

・リーリエのピッピ人形

待ちの番がどうしても生まれてしまうため、欲しいカードでした。

ただ、これを使うなら複数投入する必要があり、それだけの枠を捻出できませんでした。

 

・博士の研究

ビクティニと同じ理由です。

溶接工で縦引きし続けるため、捨てるという行為が惜しいです。

 

・2枚目以降の炎の結晶

よく1枚だけで大丈夫なんですか、と言われますが上記の通り山に戻さなければ打点が伸びないため。

 

無人発電所

入れたかった1枚です。ただ、縛りたいデッキ(パーフェクション)のうねりの採用率が高く、あまり抑止力にならないと思い不採用に。

 

・ヒートファクトリー

 調整段階では入っていましたが、このドローのために1枚捨てることが惜しいと思う位シビアなエネルギー管理をしていたので自然と抜けていました。権利を行使すると溶接工で2張りする事が難しくなるため、相手をきぜつさせられないのであれば大人しくザシアンで引いて待ったほうがいい。

 

以上になります。

 

今回は京都CLへの参加権獲得を最低条件にしていましたが、それを逃してしまったためまたシティリーグで結果を出す必要が出てきました。

結果はどうであれ、シティで上位に残る事は避けては通れないためシティリーグに向けてまた調整を進めていきます。

 

近くで応援してくださったSHOさん・ユッキーさん、その他Twitterで応援していただいた皆様、対戦いただいた皆様、スタッフの皆様ありがとうございました。

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※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

 

 

新レギュレーション開幕!

どうも。かじゅです。

 

ついにAレギュレーションのカードとお別れになりました。

先月末より新レギュレーション・新ルールが開始となりました。

 

もとよりゲームだったり、仲間内だったりで徐々に練習はしていましたが、

実際に大会に出るとなると周りがどういったデッキを使ってくるかが読めず、

まだ構築に迷いがあったりします。

ゲームのポケモンもそうですが、この環境が煮詰まっていない時だからこそ

自分で考えて答えを出すのが面白いですよね。他人の色に染まっていないオリジナティのあるデッキがお目にかかれるのも楽しみであります。

 

さて、私事ですがシーズン1に続き、シティリーグシーズン2についてもありがたいことに出場の機会を頂くことができました。

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シーズン1の結果に満足せず、新しい環境の中でさらに上を目指すために鍛錬していきます。 CLは権利をいただいているので抽選を待つ必要はありません。

 

新レギュが始まるにあたり、PTCGOでの傾向も含めて以下デッキが地元でも流行るのかな、と仮定しました。

ミュウツー&ミュウバレット

アルセウスディアルガパルキアGX+α

・レシラム&リザードンGX

ピカチュウゼクロムGX+ジラーチサンダー

ズガドーンGX+アーゴヨン

カラマネロ軸超バレット

 

昔もどこかで書いたような気がしますが、何も考えず上記のトップメタを握って「誰が一番うまく回せるか選手権」にしたくないので別のアプローチで勝てる術を探します。そのあたりに新カードも含め強い動きが出来ると真っ先に浮かんだのはゲンガー&ミミッキュGX+オムスターでした。

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CL千葉あたりに流行った構築ですが、今改めて見直してもいいと考えました。

・先行でも後攻でも強さがブレにくい

(先行なら最速でオムスターを立てて追加効果のホラーハウスが撃て、後攻なら実質先手後手が逆転する)

・メジャーなミュウツー&ミュウGXが超弱点

ゾロアークGXが消え、弱点を突かれにくい(ミカルゲと悪TAGくらい)

・先行サポート権が消え、グッズの比率が増える可能性がある

・先行サポート権が消え、ワンチャン単騎で番が回ってくる可能性がある

グズマが消え、特性以外でオムスターを引きずり出せない

・しんかのおこうによりブルーの探索から最小コストでオムスターにアクセス可

 

などなど。勿論認識のズレはあるかもしれませんが、旧レギュには無かった強みも出てきたと思っています。

 

もうひとつ。リザードンたけるとうき)

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発売当時と異なり、今なら溶接工により炎エネを即5枚抱えることができます。

5枚あれば280、丁度三神が一撃です。

また、ミュウミュウのパーフェクション先としての使い方がメジャーになってしまいましたが、純粋に進化する事で新しいリザードンGXも一撃でTAGTEAMを吹き飛ばすだけの火力があります。

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予め炎1枚つけておけば溶接工で足りますし、超ブーストエネルギーも新レギュでは使用できます。

 

 そんなこんなで、新レギュ1発目の大会としてデッキを2つ用意しました。

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 どちらのデッキもふしぎなアメの再録と、しんかのおこうの恩恵を大きく受けています。アメは残ると思っていたので、予めそれも見据えて用意しておいたネタでもあります。

 

簡単にですが、週末の大会の結果を載せておきます。

 

今井書店 ジムバトル

使用 ゲンガー&ミミッキュGX+オムスター

ミュウツー&ミュウGX+炎水(でぐっとさん) L

後攻を取られ、グッズロックがほとんど刺さらないままウィークガードエネルギーを貼られ、ポルターガイストを打ってもポケモンとエネルギーしかなくて負け。

 

優勝は(たぶん)ズガドーンアーゴヨン。他にもピカチュウゼクロムGXを使用している方も多く、ここもグッズが多くなる傾向にあるので多分全体のシェアで見れば選択は間違ってなかったと思うのですが・・・

 

カードキングダム鳥取駅前店 朝のジムバトル

使用 リザードン+メガニウム+ラグラージ

①三神ミュウミュウ (シオンさん)L

三神を連続ブレイズボールで吹き飛ばし、次のミュウミュウをもう1度連続ブレイズボールで飛ばせば勝ちだったのですが、リザードン引けず負け。

現物とアクセスするグッズは大量に残っている状態で、溶接工とパワードローで引けないのは・・・

 

②不戦勝

 

ピカチュウゼクロム+ジラーチサンダー(トシアさん) W

備前のピカゼクを飛ばしてからサンダー+デデンネを倒して勝ち。

 

 

その後のエクストラのジムバトルには出るつもりがなかったので、岡山まで足を伸ばし同じイベントオーガナイザーのZINさんの自主公認イベントに参加してきました。

 先日のシティリーグでZINさんを通じて知り合った方に応援していただいたりと、メンタルでかなり助けられた部分があったのでお礼を一言言いたかった。

 

なかなか子どもたちに新しいレギュレーション変更(持っているカードが使えなくなる)というのが浸透しておらず、未だAレギュのカードが飛び交う環境でしたが一応全て勝ったのでハンデという事にしておいてください(^^;

 

普段自分主催の自主イベントでお子さんが来る機会が少ないので、勉強になりました・・・

 

 

今日のお話は以上です。

 

今月はポケモン関連のイベントが満載なので、とりあえず先の予定だけ載せておきます。

 

・12/8(日) かじゅのポケカ教室(自主公認ティーチングイベント)

13:00~ カードキングダム鳥取駅前店

・12/15(日)あばれる君さん主催 「ぜ!」 イベントスタッフ

イオンモール倉敷

・12/21(土) チャンピオンズリーグ愛知

愛知国際展示場 

 

あとは個人的な予定とかぶらなければジムバトルに出ていると思います。

今は目前のCL愛知に向けて練習していきます。

 

それでは。

 

2019/11/24 CK鳥取駅前店 朝のジムバトル+湯けむりサンドキャンペーン

どうも。かじゅです。

 

ポケモンカードのレギュレーション変更まであと1週間を切りました。

日頃使っているグズマやリーリエが使えなくなるのが未だに信じられませんが、ぼちぼち次のレギュレーションを見据えたデッキを組み始めています。

 

ちなみにソード&シールドはジムバッジ5つ目まで進めましたが、未だに終わりが見えません。カードをやる時間に食われてゲームが進まない・・・

 

さて、今週末の大会が人数の集まる週末大会でAレギュレーションのカードが使えるのが最後。先日使用したルカリオ&メルメタルGXもキーパーツがレギュ落ちするので、こちらを使おうか迷ったのですが、最後はやはりゾロアークでした。

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おおまかにこの1年で勝率の良かったデッキを振り返ると、

マッシダスト⇒ルガゾロ⇒ジラサン⇒HAND⇒化石⇒ルカメルというような流れでした。エクストラでも活躍の場はありますが、自分がランクアップする端境期に一番お世話になったゾロアークを最後にスタンで使用したいと思いました。

 

最近では自分で使うのもご無沙汰になっていたのですが、直近でいろいろな方の素晴らしいゾロアーク軸を拝見してきたので、その中であった構築を自分なりにアレンジして組んでみました。

 

久しぶりに使って認識が正しいのかわかりませんが、今のゾロアーク軸はどちらかというとコントロール寄りで、ムサコジハンデスで相手の身動きを停めて大物を確実に仕留める動きが強いという考えのもと、こちらの構築を使用しました。

以前海外で流行った際に注目はしていましたが、TAGTEAM相手のアーゴヨンGXは心強いですね。

 

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適当にTAGTEAMを小突いておいて、サイドを取らせてからスタンプムサコジで動きを拘束し、TAGTEAMを叩いて〆、という過去に無い勝ち筋が取れるようになったのが大きいです。ペルシアンGXやオドリドリGXのお陰でキーパーツに触ることも容易で、わかりやすいコンセプトのため行動の派手さに対してプレイが簡単というのも魅力です。

 

あと今更ですが、プレシャスボール追加以降のぼんぐり職人が強いですね・・・ウツギがサイド落ちした場合のサブプランにもなりますし、2ターン目以降のサポートしても強く腐りにくいというのに高評価です。

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1回戦 バクフーン+リザードンテールナーGX W

最初からあまり相手を倒すつもりがなく、リザードンテールナーGXに適当にライオットビートを降りつつ、前がやられたタイミングでスタンプ+スティンガーGXでサイド3枚。その後ゾロアークが倒されますが、キャットウォークでカプテテフGXとともだちてちょう(スティンガーGXで残り1枚のグズマがサイドに流れたため)を回収し、虫の息のリザードンテールナーGXにライオットビートで勝ち。

 

2回戦 ヒートバーナーシャンデラリベリオンGXくん)W

先2でゾロアークを立てて、シャンデラの展開を許しません。

一度シャンデラが立たれますが、ダメージも190どまり。

その後スタンプを絡めつつ、ククイ博士でシャンデラをワンパン。スタンプを打ち続けながらライオットビート連打で相手の盤面がなくなり勝ち。

 

3回戦 三神TAGバレット(もーこたんめんさん)W

相手の盤面にジラーチが2面、闘エネルギーがついた三神が1体。

こちらは最速でゾロアーク3体とアローラベトベトンを立てます。動きが遅いとみるやいなや、三神に打点を集中させます。オルタージェネシスも追加効果なしだったため、ゾロアークペルシアンGXを並べてスタンプが飛んできても問題ない盤面を残します。何度かアローラベトベトンを前に釣られますが、フウとランも生きます。

ゾロアークGXで押し切って勝ち。

 

優勝しました。

 

 お昼からエクストラ大会もありましたが、昔は細々とやっていたエクストラレギュレーションも今では市民権を得たようですし、もう自分が熱心に普及しなくてもいいかな、と思い不参加。 先週より地元で開始されたものの、シティリーグで回れなかったサンドの足湯キャンペーンを回ることにしました。

www.youtube.com

地元鳥取も横に長く、東から西まで温泉が充実しています。

特に中部に温泉は集中していますが、私は東部在住なので東部に近い温泉から回っていくことにしました。

 

ルールとしては、まずは指定の店舗で500円以上の買い物をして「サンドの手ぬぐい下さい」と一言言えばスタンプカードの代わりのてぬぐいがもらえます。

そして、指定の温泉でスタンプを押し、2種類スタンプを押せば缶バッチがもらえる、というものです。

 

 

ここの足湯は駅にも近く、遠征の方やクルマでの移動が出来ない方にもオススメです。

駅のそばに1時間無料の駐車場もあり、このキャンペーン目的の短い滞在であれば充分利用できます。

※駅の外の足湯なのでタオルなどは無いので注意!

 

 

 足湯に全身入った訳ではなく・・・一の湯という最近できた温泉があり、その中にスタンプがあります。決して広い温泉ではありませんが、最近できたばかりで畳も新しく庭も綺麗で、JAF会員なら割引もされます。

 

 

 対戦ありがとうございました。

 

さて、来週からVスターターの発売、そして翌週にはポケモンカードゲームソード・シールドがはじまります。新しい環境の幕開けを肌で感じています。

ワクワクしながらゲームも進めていきたいと思います。

 

それでは。

 

第2回 日本海ギャラドスカップ

どうも。かじゅです。

 

今回は私主催の自主公認イベント「第2回 日本海ギャラドスカップ」を開催しました。

 

本日の参加人数は6名、ありがとうございます。

 

その様子を少しだけご紹介します。

 

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現行レギュレーション最後の自主大会、ということでAレギュレーションカードの使い納めをされている方もいらっしゃれば、次のレギュレーションを見据えた上でのデッキ構築をされている方も。

 

以下分布です。

・三神ミカルゲ

ミュウツー&ミュウパーフェクション

サーナイト&ニンイアGX

ルガルガンGX+ゾロアークGX

・ブイズバレット

アバゴーラ+プテラGX

 

とにかく今の理想系である「ショップ大会や大型大会前の調整の場」としての役割は果たせたかなと思っています。

 

個人的には今までなかなか日程が合わなかったユッキーさんがご参加いただけたり、直前までデッキの構築に悩んでらっしゃったゆいさんが大健闘の3位と嬉しい要素が多かったです。

 

優勝はみるさんのサーナイトニンフィアGXでした。

非公認ではありますが、以前私開催のWCSライブビューイング前の大会でも優勝されたみるさん。私主催の大会では毎度、好成績を残していただいています。

おめでとうございます!

 

 来月は開催できませんが、今後も継続して開催していきますのでご都合のある方は是非ご参加頂けますと幸いです。

 

それでは。

 

2019/11/17  岡山オレタン シティリーグ シーズン1【優勝報告とデッキ解説】

蕾がいつか花開くように

    夢は叶うもの・・・

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どうも。 かじゅです。

ポケットモンスター ソード&シールドがついに発売されました。

私は発売日に購入したものの、週末にシティリーグを控えていた為あまり時間を使って遊ぶ事が出来ていません。

歴代シリーズでもストーリーを進めるのは遅い方なので、マイペースで遊んでいこうと思います。

 

話は変わりましてポケモンカード。先に報告させていただきますと、

この度シティリーグシーズン1にて優勝という成績を残させていただきました!

今回はCL東京が終わってからシティを迎えるまで、当日のマッチアップ、デッキ解説の3部に分けて書いていこうと思います。

 

CL東京終了後~シティリーグまで

CL東京では化石デッキを使い、5-3という微妙な成績で終わってしまいました。

詳しくは以前の記事をご参照下さい。

kaju-poke.hatenablog.jpCSPは40入ったものの、練習を積んだ有利対面を落としてしまったりと悔しさだけが残り初めてのCLはほろ苦いデビューとなりました。

 

大会後、Twitterやnote等にて上位に入られた方のレシピを拝見させていただきました。

優勝されたルカリオ&メルメタルGXは弱点の関係上不利であるにも関わらずレシラム&リザードンGXを倒され、サーニーゴさんのプレイングも相まって驚かされた一戦でした。調べてみると、他にもルカリオ&メルメタルGXを使って素晴らしい成績を残された方が沢山いらっしゃいました。

その中で私が一番感銘を受けたのはシャロン@syaronalex)さんのルカリオ&メルメタルGXの記事です。(※有料記事になります)

note.mu

私の経験上、ルカリオ&メルメタルGXといえば回復を重ね耐久していく、というどちらかというと後ろ向きのベクトルのデッキのイメージがありました。

ところが、シャロンさんの構築は本来不利であるレシラム&リザードンGXを返り討ちにするといった、完全に前向きな攻めに向かったデッキでした。私の固定概念が崩されたと同時に、対面した多くのデッキが「やりづらい」と感じるポケモンである為、個人的に研究を進めてみたいと思いました。

 

最初はCL東京の優勝構築にこのシャロンさん構築のエッセンスを混ぜながら、採用カードや不採用カードを取っ替えひっかえして試していました。

 

CL後、初めてルカリオ&メルメタルGXを使用してジムバトルで優勝したのはこの時でした。

 この時点でも骨組みは出来ているものの、ご覧の通りやりたい事が散らかっている状況で本当に試行錯誤の最中でした。ただ、確かなポテンシャルを感じたのはこの時でCLに続いて化石を使おうか迷っていた自分がルカリオ&メルメタルに傾いた瞬間でした。

 

あと、レシピは残っていませんがこの翌日のポケカの日でも同じデッキを使って全勝しています。

 

その次の週の新弾バトルでも少しデチューンした軸で優勝し、無人発電所ルカリオ&メルメタルGX、ホワイトキュレムによって多くのデッキに対して有利に立ち回れる事を実感しました。

 

このあたりから各地でシティリーグが始まります。

まだCL明けでトップメタも定まらない中、各地の優勝レシピも混沌とします。

少しずつその中でピカチュウゼクロムGX+ジラーチサンダーが復権しつつある流れを感じ取ります。

弱点を突かれるわけではないものの、速度や突発的な火力、抵抗力などで地味に苦しい対面である事が少しずつわかってきます。

元々せせらぎの丘+ホワイトキュレムのギミックは入っていましたが、そこからの派生で、グラードンに気付きます。これならライチュウアローラライチュウGXまでなら返しでワンパンできます。

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ただ、ピカチュウゼクロムGX側は真っ先にジラーチを倒しに来るため、バトル場にはサンダーがいる事が多く、グラードンを合わせるのは難しく感じました。

 

その後、自ら主催のシティリーグ練習会でルカリオ&メルメタルGXをひたすら使い、ピカチュウゼクロムGX相手の練習をします。

 

ピカチュウゼクロムGXへの回答を用意して来たのですが、確か1回くらいしか勝てませんでした。ここでデッキ選択へ不安が残りましたが、見直せる箇所があると思い根気強く回し続けます。

 

その週のジムバトルでもルカリオ&メルメタルGXを使用し、優勝しました。

 何枚か伏せていますが、ザオボー・2枚目のルザミーネ・せせらぎの丘・テンガン山・ゲノセクト・ホワイトキュレムグラードン・リセットスタンプのはずです。

記憶が確かなら。

 

 次の週も。このあたりで今の形に近づいてきましたね。

 

シティリーグも中盤に差し掛かり、オーロット&ヨノワールGXやジュジュべ&ハチクマンによるLOデッキが全国的に増加し始めます。

そして岡山でのシティリーグも始まりました。

結果をまとめると

1位 ピカチュウゼクロムGX +ジラーチサンダー

2位 レシラム&リザードンGX +ムウマージ

3位 ベトベトンアローラベトベトンGX

4位 ピカチュウゼクロムGX +ジラーチサンダー

 

他、ベスト8にルガルガンゾロアークGX、レシラム&リザードンGX、レッドパーフェクション、モクローアローラナッシーGX etc...

 

率直に感じたのは、比較的メジャーなデッキタイプが多く日頃の練習は生かせそうと感じました。決してネガティブな意味ではなく、LOやハンデスが幅を効かせているようなエグみのある環境ではなく、純粋な殴り合いで問題なさそうだと。

調整の中でLOやフーパラフレシアといった非GXによるロックへの解決札の枚数配分が最後まで悩みの種ではありましたが、そういった部分は思い切って切ることにしました。

また、ひかるミュウ型のオーロット&ヨノワールGXなどは周りに調整出来る方がおらず、こちらも使用者が少ないと見切りました。

 

そうした中でおそらく対戦するであろうという型を絞り、そこを確実に拾えるように友人やカードキングダム鳥取駅前店での大会参加者の方を相手に調整を繰り返していました。

 

<とりあえず確実に当たるであろうと思われるデッキ>

・レシラム&リザードンGX

アルセウスディアルガパルキアGX

ミュウツー&ミュウGX 

ピカチュウゼクロムGX

カラマネロ

ウルトラネクロズマGXorガブリアスギラティナGXorオーロット&ヨノワールGX)

ゾロアークGX

各週めまぐるしく変化する環境の中で、全て面倒を見るのは不可能に近く、

仮想敵を絞り練習を重ねていました。

 

特に、ピカチュウゼクロムGXは多そうな気がしていたので、「何をされるとキツいか?」を身をもって知るためにシティ前に大会で使ったことも。

 

最後にポケカ四天王戦。これがトレンドに少し変化を与えた気がしています。

アルセウスディアルガパルキア軸にラフレシアミカルゲを搭載した軸が見られます。多くのデッキがTAGTEAMGXを中心に押すデッキから、非GXポケモンのアタッカーを厚く採用したデッキが増えた気がしています。

 

この直前にデッキの軸を大きく動かすのは非常に危険であるため、一抹の不安を残しながらも今のデッキの練習を繰り返しました。

 

 ここがほぼ最終型。最後に入れ替えたのは鉢巻とリセットスタンプ。

 

コンスタンスにジムバトルで結果を残すことも出来、自信を持って当日を迎えます。

 

当日のマッチアップ

 記憶が曖昧なところもあるので簡単に。

予選

1回戦 ピカチュウゼクロムGX+ジラーチサンダー(だいそうさん) W

アブソルを置きつつ、ネクロズマのたそがれの弾丸を撒き続けてピカチュウゼクロムGXを倒します。お相手がエネルギーや入れ替え手段に触るのに時間を要している間に、ネクロズマで盤面を荒らして勝ち。

 

2回戦 三神ミカルゲ W

ミュウスタートで止まっている間にアブソルを配置し、ルカリオ&メルメタルGXを育てます。小物をこうてつのこぶしで倒しつつ盤面を作り、オルタージェネシスを喋られますがこちらの盤面が出来上がっている為、フルメタルウォールよりも先に殴った方が早いと判断し早々に三神をきぜつ、その後のミカルゲの打点も足りず、倒しきって勝ち。

 

3回戦 レシラム&リザードンGX W

先行をとったとは言え、手札がアブソル・グズマ2枚・鋼エネルギー2枚・ポケモン入れ替え2枚。完全に負けたと思い苦笑い。

後攻とはいえ相手はカキ。溶接ダブルブレイズで落なかったのは幸運ですが、もう猶予がありません。その中でのツモはシロナ。ここでジラーチを触り巻き返します。

道中フルメタルウォールで炎エネルギーを剥がし、その後も2度目のカキにホワイトキュレムを合わせ相手のトラッシュに炎エネルギーが12枚、炎の結晶が1枚。

相手も苦しそうな反応で、よく見るレシラム&リザードンGXのデッキならもう炎エネルギーはデッキにほとんど残っていないはずです。

 

最後炎の結晶に触られますが、げきりんのダメージが足りず、裏のジラーチを倒して制限時間残り1分で勝利。

 

4回戦 ゾロアークGX+ペルシアンGX(さっつんさん) W(LO)

先行で無人を貼れば楽ができると思いきや、早速リセットホールマーシャドーでケアされカプテテフGX始動で動かれます。次も無人を貼り、磐石と思いきや2体めのリセットホール。これは想定外でした。そこで一気に盤面を作られます。

道中よく覚えていないのですが、改造ハンマーやプルメリルザミーネも入っており、コントロール寄りの動きも出来る型だと判明。途中ムサコジハンデスで手札0枚になりますが、そのあとも辛うじてリカバリします。

最終的に相手の山が切れてしまい、なんとか耐え切り勝ち。

要所要所での採用札や枚数が現環境を見据えて練りこまれており、想定の動きを何度も裏切られる素晴らしいデッキでした。

 

ほぼ決勝トーナメントに上がられるのが濃厚であった為、

決勝での再会を誓い、気持ちよく握手して終わりました。

 

5回戦 フェローチェマッシブーンGX+ムウマージ(くまぴょんさん) W 

ムウマージ始動でいきなりビーストリングで相手の盤面が出来上がります。

しかし、ビーストリングの対象をバトル場に指定された事が幸いし、フルメタルウォールで全てエネルギーを割る事に成功。ただ、すぐに持ち直され、加えてビーストエネルギー+こだわり鉢巻+ククイ博士エレガントソールで蓄積ダメージが乗ったルカリオ&メルメタルGXをきぜつさせられます。

その後はこちらもジリ貧になりますが、メガミミロップ&プリンGXで戦う方向にシフトし、押し切って勝ち。

こちらの方も確実に決勝に上がれる全勝同士のマッチアップだったため、

最後に固く握手して再会を誓います。

 

全勝で予選1位通過し、決勝トーナメントへ駒を進めます。

 

 一緒に鳥取から参加していたトシアさんが惜しくも予選落ち。

ずっと一緒に練習に付き合っていただいた強いプレイヤーの方なので、彼の分も一緒に勝とうと意気込みます。ここで他に決勝に上がったプレイヤーの方を確認していると、道中で対戦した方以外に化石を使って勝ち上がった方がいらっしゃいました。

化石の強さは自分が使ってよくわかっていますし、いないと踏んで切った所であったため対面上非常に難しい相手です。

 

そして決勝トーナメントのマッチング発表。

化石の方は反対側のブロックのため、勝ち上がれば当たるのは最後、と安堵する反面、よくて2位か、と不安もありました。

そんな中、以前知り合ったOPAのメンバーの方とお会いし、アウェーの岡山でもありましたが、自分を応援していただける方もいらっしゃることが分かり、勇気づけられました。

 

決勝トーナメント

1回戦 レシラム&リザードンGX (大の字さん)W

以前、なにものかさんとZINさん主催の津山CSでお見かけした方。

予選の時にご挨拶をしましたが、当時ブログの感想をいただいた方なので、もう少しお話したかった。

ジラーチスタートでジラーチとアブソルを立て、様子を見ます。

対して相手はレシラム&リザードンGXを立て、プレイエラーもありましたが、後攻カキ。上々の立ち上がりです。

ここで相手をホワイトキュレムの射程内に入れるため、ルカリオ&メルメタルGXを出してフルメタルウォールGX。

このルカメタはレシリザを誘うための囮ではありますが、あくのいましめフーパも出てきた為フライパンを貼って戦う意思を見せます。その後溶接工でリカバリしつつ、ルカリオ&メルメタルGXを落とされた直後にリセットスタンプ+グズマ&ハラでせせらぎの丘+カウンターエネルギー+カウンターゲインでホワイトキュレムを呼び出し、ワンパンします。

その後もヒードランが出てきますが、せせらぎの丘が残ったため2体目のホワイトキュレムを出して山を圧縮しつつ、反撃の姿勢を見せます。ホワイトキュレムが倒された後、すかさず2枚目リセットスタンプ。

相手の盤面にエネルギーが揃っておらず、メガミミロップ&プリンGXの打点も保証されていた為、メガミミロップ&プリンGXにカウンターエネルギー+ダブル無色エネルギーでジャンピングバルーンできぜつ、その後返しもなく、エネルギーを貼ってジラーチを倒して勝ち。 愛知の出場権がここで確定します。

 

準決勝 ゾロアークGX+ペルシアンGX(さっつんさん) W

予選からの再会。私にとって刺さるメタ札が多く採用されているのは予選で情報を得ているため、苦しい対面です。

相手はオドリドリGXスタート。こちらはネクロズマのたそがれのだんがんでダメージを撒き続けます。無人も併せて貼り続けますが、予選と同様リセットホールマーシャドーで面の焼き合いが発生します。

ただ、道中引きがあまりよくなかったようで、こちらが殴り勝てる場面が増えます。

最終的にルカリオ&メルメタルGXが生き残り、倒し続けて勝利。

 

ついに決勝まで勝ち上がります。

 

決勝 フェローチェマッシブーンGX+ムウマージ(くまぴょんさん)W

こちらの方も予選でマッチングしたため、ククイ博士やウルトラフォレストのかみつかいなど、ルカリオ&メルメタルGXの耐久を貫通してくる札が多く、不安が残る対面です。無人発電所が機能しないのも辛い。

 

今回もムウマージ×2からビーストリングを最速で起動。

予選と同じようにエネルギーを剥がしますが、後からビーストリングを何度も打たれ、エネルギーの供給が止まりません。回復しつつ大人しく殴る事にし、アセロラやマオ&スイレンで回復しつつ手数を減らさないようにします。ライフフォレストも貼られますが、スタンプ後に無人発電所を引き当て最速で処理。ネクロズマも絡め打点を撒き続けてエネルギーを抱えたフェローチェマッシブーンをきぜつさせ、エネルギーの少ないフェローチェマッシブーン単騎になります。

ビーストリングチャンスも乗り切ったものの、息が抜けない状態のなか、すっと「対戦ありがとうございました」と手を差し伸べられます。

一瞬、状況が理解できませんでしたが、終わった事に気付き、緊張の糸がそこでふっとゆるみます。投了をいただき、優勝することができました。

 

 
 知り合いのほとんどいない岡山の地ではありましたが、最後まで一番近くで応援してくれたトシアさん、岡山のプレイヤーで数少ない支援者であったOPAの皆様に感謝し、優勝の喜びに浸りました。

本当にありがとうございました。

 

デッキ解説

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基本的なコンセプトは先に紹介しましたシャロンさんのnoteに立ち回りも含め多くがまとめられているため、是非そちらを購入して読んでください。レギュレーション落ちするカードは多いですが、この記事なくして今回の結果はありませんでした。

 

ここでは調整中に悩んだ内容も含めて簡単に解説します。

ジラーチ 3

最初にスタートしたいものの、4枚は多すぎる。

2枚で回していた時期もあったが、ブレが大きすぎた為3枚。

 

ルカリオ&メルメタルGX 3

メインアタッカー。

スタートすると微妙だが、枚数についての考えはジラーチに近い。

 

メガミミロップ&プリンGX 1

サブアタッカー。

ルカリオ&メルメタルGXと比べ耐久が落ちるので、基本的に〆に出す。

ゾロアーク軸・ピカチュウゼクロムGX・ミュウツー&ミュウGX軸はここで。

これとグズマ&ハラがあれば状況次第ですぐに高火力が出せて便利でした。

 

ネクロズマたそがれのたてがみ)2

ここは迷いましたが、TAGTEAMが横行する環境で1エネで動ける便利さで採用。

忘れがちですが、カウンターエネルギー+カウンターゲインで100、条件達成で200ダメージ出ます。地味にいい打点が出るので覚えておきたい。

ちなみに、トシアさんと練習時にこれで200出した返しにウォーターメモリ付きのシルヴァディでカスミ&カンナで2度目のGXを切られて負けました(^^;

 

他にカウンター系統やカラマネロ軸に有利に立ち回れる非GXのポケモンがいて、そこと迷いましたが、それはシャロンさんのnoteを購入して確かめてください。

 

・ホワイトキュレム 2

対レシラム&リザードンGXのリーサルウェポン。

割と最近はメジャーになりましたが、グズマ&ハラで必要牌を全て持ってきてレシラム&リザードンGXを一撃で落とします。知らない相手への奇襲効果は計り知れず、今回持ち込んだ際も、知らない方が多かったです。

 上技で相手のスタジアムが割れるので、相手が炎でなくても仕事をする場面は多い。

 

グラードン 1

前述しましたが、こちらはピカチュウゼクロムGXやライチュウアローラライチュウGXへのテックカード。あと、どうしてもゾロアークGXやペルシアンGXを急いで処理しないといけない場面など。運用方法はホワイトキュレムと同じです。タイミングがシビアですが、これで1体落とせれば後が楽になります。うまく合わせられるように練習してきましたが、本番では一度も使いませんでした。

ピカチュウゼクロムGX戦はこれとメガミミロップ&プリンGXでTAGTEAM2体を倒して勝つのが基本プランです。

 

・アブソル 1

ジラーチで回す軸が多いため、必須。

 

・鋼鉄のフライパン・エスケープボード・カウンターゲイン 各種2

それぞれがこの枚数で落ち着きました。途中動いたのはカウンターゲイン。

1枚だけだとサイド落ちしたり、2体目のホワイトキュレムメガミミロップ&プリンGXを動かせないので2枚採用で動きが非常に良くなりました。

反面、こだわりハチマキも最初採用していましたが、上記グッズの優先度が高いこと・ネクロズマのたそがれのだんがんとルカリオ&メルメタルGXのヘビーインパクトの組み合わせであまり確定数が変わらないため抜けました。

 

・タッグコール4 ネストボール3

ここの枚数も変動しましたが、最終的にこの枚数で落ち着きました。

無人発電所を絶対に開幕で貼ったり、ホワイトキュレムの動きをスムーズにするためにはタッグコール4は必須でした。

 

ポケモン入れ替え 2

1枚の時もありましたが、2枚あればエスケープボードが引けない時でもジラーチの試行回数が増えるので2が適量かと。

 

・リセットスタンプ・グレートポーション 各2

スタンプは1~3枚全て試しましたが、2より減らした時が一番勝率が悪かったです。また、グレートポーションも確定数がズレるため良い仕事をしてくれました。

 

・フィールドブロアー 1

ここはザオボーにして回していた時期がありましたが、岡山の環境読みの際、基本エネルギーで動くデッキが多く特殊エネ割りが機能する場面があまり多くないと判断し、2面破壊できるブロアーを採用しました。

 

グズマ 2

3欲しいと思った時期がありましたが、サポートのサルベージ手段が多く枚数以上に打てる事が多いので2でも必要なタイミングで撃つ事ができて、他のサポートに枠を回す事ができました。

 

アセロラ 1

エネルギーの枚数が少ないため、エネの使い回しやマオ&スイレンでのヒール量を超過した時に。その後の動きが遅くなるので、1枚でも不便はしませんでした。

 

グズマ&ハラ 3

前述のカウンター戦術の際のキーカード。

キモになるパーツですが、最大数積まなくてもタッグコールやねがいぼしで触るチャンスは多いです。

 

・シロナ&カトレア マオ&スイレン 各2

ここも試行回数を増やしたいですが、サルベージ可能なので2枚でも足りました。

 

・シロナ 2

スタンプへの耐性がほとんどないので、4枚でも欲しかった。

ただ、カウンター気味になる事が多いコンセプト上、打たれる前に先にスタンプを打つ事を心がけて少しでも手札を絞られるのを防ぐ事は意識しました。

耐久気味のデッキにはこれをサルベージして山切れを防ぐ事があります。

 

ルザミーネ 1

混沌のうねりで無人のケアをしてくる相手に。これでスタジアムを貼り勝ちます。

また、余裕のあるときにサポートを釣り上げたり、シロナ&カトレアでループしたり。

使い勝手は非常によかったです。

 

無人発電所 3

4欲しいですが、せせらぎの丘の枠は削れずスタジアムは多くて4枚までに抑えたいため。上記のルザミーネがあるので、3でも貼り負ける事は少ないです。

 

・せせらぎの丘 1

ここも不利対面に対してのテックカードになります。

サイド落ちをしていない事のお祈り。

刺さらない相手でも、面倒なスタジアムを割ったり、うねりに投下したりする事があるので雑に扱わないように。

 

・基本鋼エネルギー4

・ダブル無色エネルギー3

・カウンターエネルギー2

・ユニットエネルギー(雷超鋼)1

ここも枚数が変動しましたが、最後はシャロンさんの採用数と同じに落ち着きました。

 

 

長文お付き合いいただきありがとうございました。

今回のシティリーグ岡山の全体の分布を見ると、デッキ選択は正解だったのか疑問符が付きますが練習してきた結果は出せたと思っています。

目標であった次の愛知の権利を獲得することが出来、素直に嬉しいです。

あくまでもシティリーグはWCSへの通過点なので、今後のチャンピオンズリーグ・CLでも結果を継続して残していけるよう、練習を続けていきます。

 

そして、岡山で対戦いただいた方が快く握手に応じていただけたり気持ちよく対戦できる方ばかりでした。アウェーでどんな方がいらっしゃるかわからない中での遠征でしたが、良い思い出が出来ました。

 

私を見て誰だお前?という方が多いと思いますが、普段はカードキングダム鳥取駅前店で活動しています。プレイヤーとして練習する傍ら、イベントオーガナイザー資格も持っているので、毎月自主公認イベントを開いています。

 

また、現在鳥取県ではサンドとアローラサンドの3度目のキャンペーンが県主催で行われています。

https://www.tottori-guide.jp/pokemoncp/yukemurisand/index.html

もしよろしければかわいいサンドとアローラサンドに会える鳥取県に遊びに来てくださいね。

鳥取への遠征者向けの記事も過去に書いていますので、よろしければそちらも。

kaju-poke.hatenablog.jp

それでは。

お読みいただきありがとうございました。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。