田舎の紙打ち

田舎のポケカイベントオーガナイザーの日記です。

【入賞報告】2022/03/20 シティリーグシーズン5 岡山オレタン

かじゅです。

 

先日、岡山のカードショップオレタンさんで開催されたシティリーグに参加してきました。今回はアルセウスジュラルドンを使用し、ベスト4に入賞する事ができました!

 

 

通算成績では決勝トーナメントには平均して上がれているものの、

最後にシティリーグでベスト4以内に入れたのも2020年1月。

練習環境が新しくなって以降、情けない成績が続いており、加えて周りが結果を次々に出していく中、自分の存在価値とは?と考える事もありました。

 

それでも練習を続け久しぶりに入賞圏内に戻って来られましたので、

最終的な構築に至ったプロセスも含め、記録に残していきたいと思います。

※あくまでも対戦レポートと思考の整理なので、CLに向けての有益な情報は無いです。

当日のマッチアップと内容

以前までは1戦ごとに携帯のメモに残したり、全体の環境を眺めたりしていましたが、1戦ごとのインターバルが心なしか短く、あまり時間に余裕がなかったので対戦内容を細かくまとめられていません。記憶ベースの大まかな記録になりますがご了承下さい。(対戦相手の方がもしご覧になっていて、誤っている箇所があればご指摘お願いします)

 

1回戦 裏工作型白馬アルセウス(ハマーさん) 勝

過去シティリーグで2回対戦経験のあるハマーさんといきなり対戦。

マッチングを見てお互い驚きました。

先行を取り、ジュラルドンVを置きながらアルセウスVにエネルギーと大きなお守りを貼りながら番を返せる好スタート。

相手もメッソンを並べながらアルセウスV水エネルギー手貼りで返されたのでトリニティチャージも無かったため、ジュラルドンVmaxを作りながらトリニティノヴァで盤面を作ります。返しのターンは雪道を先に貼ってからスターバースの宣言をする相手のミスも絡み、特性喋れず空白のターンが出来ました。

実は雪道に備え貼り替える為の結晶の洞窟をスターバースで抱えていたのですが、相手の動きが止まっているのを見てキープ。

その後、トリニティチャージやトリニティノヴァで後から出てきた白馬にエネルギーが付きますが、毎ターンボスの指令で進化する前にキョダイフンサイで倒し続け勝ち。

 

2回戦 裏工作型白馬アルセウス 勝

後攻でトリニティチャージまでいけずアルセウスVとジュラルドンVを立てていたら、

先行2ターン目にダンデ+こだわりベルトトリニティノヴァでアルセウスVが飛んでしまいます。

負けを確信するくらいショックが大きくその後の展開の記憶が飛んでしまったのですが、最終的に相手のリソースが切れ白馬バドレックスVmaxを動かすことができず、1-2-3でサイドを取って勝ち。

 

3回戦 裏工作型ヒスイダイケンキ 勝

また先行を取られますが、相手はガラルジグザグマスタートで、アタッカーが並ばず相手のスタートが遅いと判断。

メッソンにエネルギーが貼られており、WTBか裏工作アルセウスかと思っておりましたが、盤面をよく見ると貼られていたのは悪エネルギー。

ダイケンキフーパファイヤー系統と仮定してプレイを進めます。

こちらの手札も芳しくないですが、倒れる事はないと判断しアルセウスV単騎でエネルギーを貼って番を返します。後攻としては上々のスタート。

後から出てきたのはヒスイダイケンキVでした。ボス呼んで先に傷を入れておきたかったのですが、こちらも手札を使い切る形になったので、後の事を考えスターバースは博士の研究を選択。後ろにジュラルドンVを立てながらトリニティノヴァを仕方なく前のガラルジグザグマに当てます。

すると返しにダイケンキVStarで裏のエネルギーがついたジュラルドンVを他特性+ベルト込みでワンパンされます。こちらは改めてジュラルドンVを立てながらトリニティノヴァ。相手もダメカンをこちらに乗せる術がなく、1ターンだけ追加ダメージのないむじひなやいばをアルセウスVstarに打たれます。返しにダブルターボエネルギー+すごいきずぐすりでダメージを帳消しにして、ダメージレースで勝つ事が出来た為、押し切って勝ち。

 

ダイケンキ自体は練習していても進化前に先に傷を入れなければ厳しいマッチと分かっていたので、ギリギリでした。

 

4回戦 アルセウスジュラルドン 勝

また先行を取られてしまいましたが、トリニティチャージで裏のジュラルドンVを育てるところまで到達できました。練習からミラー対面で意識していたのはエネルギーのついていないジュラルドンを前に出す事だったので、ボスの指令で予め後ろのジュラルドンVを前に出し、スターバースで持ってくる2枚のうち1枚を潰します。

 

相手は順当にアルセウスVStarに進化し、スターバース。手札の枚数から考えると入れ替え+ダブルターボエネルギーを選択するとその後が続かず、揃っているか賭けだったのですが、相手の行動はダブルターボエネルギーから博士の研究。結局前のジュラルドンVを動かすことができず、先行後攻の立場が逆転。こちらもアルセウスVstarを作り後ろを進化させながら前のジュラルドンVにトリニティノヴァを当てて盤面を作ります。

相手も入れ替え札まで到達しましたが、傷を負ったジュラルドンVをこちらも追いかけ、ジュラルドンVmaxを2体作るところまでたどり着けました。ここまで来るとほぼ勝ちなので、キョダイフンサイの撃ち合いを制して勝利。

 

久しぶりに全勝1位で予選を抜けました!

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同じく一緒に鳥取から来ていたトシアさんも4位抜け。一緒に出る時はいつも片方しか決勝に上がれないケースばかりだったので(前々回は予選抜けを賭けた直接対決もありました)、やっと鳥取勢揃って決勝に上がれました。

 

決勝トーナメント

1回戦 悪アルセウス 勝

また先行を取られてしまいましたが、相手はクワガノンVスタートで裏にアルセウスVだけ並べてエネルギーもなく番が帰ってきます。

その間ハイパーボールが3枚もトラッシュされ、かなり手札が悪い様子。自分も前回のシティリーグの決勝1回戦目で大事故をしてしまったので、なんとなく察しました。

 

こちらは相手が付け替えなどを絡めてパラライズボルトを打ってくる事を想定し、予めアルセウスVstarを手札に加えながら後攻1ターン目のトリニティチャージに繋ぎます。

マリィを打たれる覚悟を持ちながら走りきる準備をします。

相手の行動は入れ替えてトリニティチャージでクワガノンにエネルギーを付けるところまで。ここまで行けば逃げ切れるので、2体目のジュラルドンVを作りに行き、あとは前を倒せるポケモンを倒し続けて勝利。ベスト4が確定します。

 

2回戦 アルセウスジュラルドン 負

予選最終戦で当たった方。

また後攻スタートで、しかも今回はアルセウスVにダブルターボエネルギーも貼れず、基本エネルギーを貼るだけで番を返してしまいます。

その後も相手が順当に動かれてしまい、盤面を完成され遅れを取り戻すことができず負け。

 

最終的にベスト4で終了しました。

目標は常に優勝なので、悔しさもありましたが、直前の練習でかなり迷いが出たところからデッキが綺麗な形にまとまり、ほぼ理想の動きが出来るところまで仕上げられた事に対しては満足感がありました。

 

デッキレシピと採用理由

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今回意識した事は、初手の安定感を可能な限り高める部分と、勝敗に直結する部分との微妙なさじ加減でした。ジュラルドンというデッキ自体が安定とはほど遠い位置にいるとは思っていますが、その中でも再現性を高める為の調整を行ってきました。

直前の練習では棒立ちで開幕1、2ターンで勝敗が決してしまう事が多々有り、一定量のリソースを初動の動きを整える部分に充てる必要があることを痛感しました。(当たり前の事ですが)

 

ポケモン

アルセウスVアルセウスVstar 4-2

 先行・後攻でも「アルセウスVを前に置きエネルギーを貼る」という行動を絶対に取りたいため、アルセウスVは最大数投入しました。ここは安定感を高める為の採用枚数です。Vstarの枚数は最大で3枚まで増やした事もありましたが、現物を増やすよりもサーチ出来る手段を増やした方が動きが良くなったため、最低限の2枚で抑えました。

 

・ジュラルドンVハードコート)・ジュラルドンVmax 3-3

 こちらも初動で置けると動きが安定するのと、何体も立てる必要はないため3枚の採用になりました。枚数を減らしてアルセウスVでスタートする確率を上げるという考え方もありますが、ミュウVmax対面ではアルセウスV単騎で番を返してしまうとゲームが終わってしまうリスクが高くなる為、3枚より減らすことは出来ませんでした。

また、「マスタード いちげきのかた」の採用もないため、サイド落ちも考慮して3-3の配分が適量と判断しました。

 

【グッズ】

・クイックボール・ハイパーボール 4-4

 ボール系統は最大数投入。クイックボール4枚を軸にしんかのおこうなども含めて枚数を調整することもありましたが、たねでも持ってこられるハイパーボールに軍配が上がり、それぞれ最大枚数積む事にしました。

 

・おおきなおまもり 3

 主にミュウVmaxの後1メロディアスエコーからアルセウスVを守る確率を上げるための役割です。後1でコケてしまっては話にならないので、自分のやりたい動きを通す、という意味で安定感に繋がるカードです。初手で貼りたい一方、4枚にすると過剰になるため3枚という枚数にしました。もちろん、Vstar・Vmaxになった後でもHP310~360ですごいきずぐすりを構えているだけで強いです。

ツールスクラッパーやツールジャマーが飛んでくる事が減ったため貼り得です。

 

・すごいきずぐすり 2

 アルセウスジュラルドンというデッキの継戦能力を高めているカードはこのカードの存在が大きいと思います。黒馬バドレックスやレックウザVmaxのような青天井火力のデッキが減り、180~250程度の打点のデッキが殆どのため、確定数をズラせるケースが増えました。最初は3枚で回していましたが、対面するデッキの多くは1回使えれば十分なケースが多かった為、2枚に抑えました。

 

ポケモンいれかえ・あなぬけのひも 2-1

 単騎で構える事が多く使用頻度は低い反面、ジュラルドンVスタートした時に必ず1枚は使用する事になるという難しい存在です。最初はポケモンいれかえ2枚で考察を始めましたが、ミラーであなぬけのひもが生きる機会が多かった事や、サイド落ちや博士の研究での巻き込みを考えるとこの枚数が適正と判断し今に至ります。

 スターバースで持ってくる機会が多いです。

 

・ふつうのつりざお 1

 エネルギーの現物の枚数を増やすか、トレーニングコートを採用するか…とエネルギー回りで悩んでいた時に辿り付きました。また、最近のミュウVmaxをはじめやまびこホーン採用のデッキが増え始め、ジュラルドンVmaxを無視されてゲームが終わる事を嫌ったため重宝した1枚です。対戦時も不用意に種ポケモンをトラッシュに送らないようにしたり、きぜつしたポケモンはすぐに山札に返したりするなど、神経を使うことが多いです。

 

【スタジアム】

・結晶の洞窟・コトブキムラ 2-1

 結晶の洞窟が強いのは言わずもがなですが、序盤の安定感を求めた時にコトブキムラが強いと知り採用してみました。テキストはサポートのサナと同じ。

行動できなくなるので使用する機会は先行1ターン目か、ボスの指令などを引けば勝ちという場面で探しに行く時などそう多くはありません。

ただ、ミラー対面で「相手の手助けに繋がりづらく、結晶の洞窟を壊す」という役割は果たしてくれました。(たまに採用されているトレーニングコートはWTBやミラーなど相手を助ける機会が多いと考え、入れる選択肢はありませんでした)

雪道4投されているデッキに対してこの枚数では貼り負けてしまいますが、そうしたデッキは雪道を貼らなければ打点が通らない事も多く、スタジアムを先に貼らない事を意識してキョダイフンサイの回数を増やせば打点量で上回るので問題ないと考えています。

 

【サポート】

・博士の研究 4

序盤にボールの使用機会が多いため手札の消費が早く、トリニティノヴァを使用する時には手札が少ない事が多いため安定感を高めるための1枚。

器用にサーチが出来るデッキではない為、最大限縦引きするしかありません。

後半の山を強くする為に中盤で打っても強いです。

気をつけたいのはふつうのつりざおの箇所で述べた通り、相手のやまびこホーンで食われないよう種ポケモンを圧縮の為にむやみに巻き込んで捨てないこと。

これ以上出す必要のないVstar・Vmaxを巻き込んで捨てることは多いです。

 

・マリィ 2

 博士の研究と同じく序盤の安定感を高めるための1枚…のはずだったのですが、優先度は博士の研究>マリィでした。5枚引いたところで解決に繋がった機会は少なく、序盤にアルセウスVstarにさえ繋げればそこで有効牌2枚に触れる事を考えると冒険家の発見で良いのでは、という結論になり枚数を減らし冒険家の発見にしたところ動きが良くなったため、満足しています。

 

・セイボリー 2

 ミュウVmaxに対して盤面を絞る事を強要出来るのはもちろん、アルセウス・白馬・WTBなど裏工作ラインが復権したことで、今まで以上に存在価値の高いサポートとなりました。ドローは半ばおまけですが、不用意に捨てたくないカードを抱えてしまった際にとりあえず3枚引いて様子を見る選択肢が生まれたのは安心でした。

当初1枚でしたが、環境の変化を鑑み2枚としました。今回裏工作軸のデッキと3回当たったこともあり、枠があればもっと増やしたいサポートです。

 

・ボスの指令 4

  欲しい時に好きなサポートを持ってこられるほど器用なデッキではないので、最大枚数採用。ここは勝敗を左右する部分なので削れません。ミラー対面など、逃げエネの重いポケモンを前で縛って盤面を作る際にも重宝します。勝ちパターンの多くは進化前のVポケモンを片っ端から狩り続ける事なので、多いに越したことはありません。

 

・冒険家の発見 2

安定感を高めるためのサポート。本番3日前に慌てて入れました。

最初は先攻で使用できない事を気にして採用していませんでしたが、直前の練習で進化ラインすら触れず棒立ちになる場面が多かった事を踏まえ採用。

その後は展開の安定感が劇的に変わり、今まで採用を考えなかった事を反省しました。

 

【エネルギー】

・ダブルターボエネルギー 4

 先行・後攻を問わず絶対にアルセウスVに貼りたいため、最大枚数採用。

すごいきずぐすりで消費もする事から、多くてジャブつくケースも少ないです。

また、うねりの扇を採用するデッキもあまり見なくなったため、とりあえず先に貼っても消される心配が減りました。クラッシュハンマーは基本エネだろうと同じ。

  

・基本闘エネルギー 3 基本鋼エネルギー 7

 どこかの構築を見て最初は3-6から始めましたが、初手で全くエネルギーが貼れない場面もあったため、あわよくばジュラルドンVのガトリングスラッグが喋られるように鋼エネルギーを1枚増やしました。エネルギーも初手で引けるケースが多く、この枚数が適正と考えています。

 

 

 【不採用カード】

・ガラルサンダーV.・ザマゼンタV(おうじゃのかまえ)・ネオラントV

 アルセウス・ジュラルドンライン以外で採用の可能性のあるポケモンです。

あると心強い場面があるのは理解しつつも、とにかくアルセウスVにエネルギーを貼るという単純な行動が常に出来るようにしたいので、他のポケモンは採用を見送りました。

 

・クラッシュハンマー

 最初に組んだ際はミラー意識で4枚採用していましたが、シティリーグに出てまでコインを投げたくなかったことと、ミラーでは妨害する事より安定した動きが出来た方が勝つと整理したため、全て抜きました。

 

マスタード いちげきのかた

 ジュラルドンVをパスしてVmaxを立てる事は確かに強いですが、このカードを撃つ事を優先するがあまりキープしておかなければならないカードを雑に捨てたりする点が気になりました。特に、前述のようなやまびこホーンの採用が増えた今では、種ポケモンを雑に捨てることが負け筋になるため避けなければいけません。打てなければ腐る1枚であるため、抜きました。あくまでも盤面を作る為の過程であり、このサポートを撃つことが目的ではありません。

 

 ・キバナ

 今回の大会でも発生した、不意にエネルギーのついたアルセウスが飛ぶようなケースからリカバリ出来る1枚で貴重なピンポイントサーチが可能なサポートです。

きぜつしてからの動きよりも、初動の動きに重きを置く事にしたので抜きました。

もし1枚枠が出来れば入れるのはこの1枚です。

 

ツツジ・カリンの信念

 後半にしか打つ機会のないサポートを序盤から最後まで抱えているほどこのデッキは器用ではありません。撃ちたいカードではありますが、序盤の動きを整えるカードと天秤にかけた場合、削ってしまう枠だと思います。捨てる事が多いなら、序盤に使えるサポートの枚数を増やした方が良いという考えなので採用していません。

 

 強い方やより理解を深めているから見ると、ズレている部分もあるかと思いますが、

私自信の中ではこの60枚を納得して組むことができました。

 

アルセウスジュラドンというデッキを選んだ理由

  身も蓋もない話ですが、私の中で今回使ったデッキの評価はそれほど高くありません。

 おそらくこれを読んでいらっしゃる方も同じような考えをお持ちだと思いますが「安定性に欠ける」、「今の環境にそれほど合致していない」、「有利対面に対して一方的に勝てるわけではない」、等々マイナスの評価が何かとつけられるデッキという認識です。

 今回私がアルセウスジュラルドンを使った理由は

 ①弱点対面とマッチングして嫌な気分になる事がない

 ②一定数存在するミュウVmax・連撃ウーラオスに対して戦いやすい

  (それでも有利とは思っていない)

 ③ミルタンクの対策を考えるのが面倒

 ④一方的にワンパンされなければなんとかなる事が多い

 ⑤ミノマダムなどあわよくばデッキそのものを否定できる対面が存在する

というかなり単純なものです。

過去にルカリオ&メルメタルGXでシティリーグを優勝した時も実は同じような事を考えていて、トップメタから少し外れたくらいで、露骨にメタられていたり弱点対面と頻繁に当たることがないデッキを選ぶ傾向があります。

 

シティリーグの環境を予想するうえで上記②・③の要素はアルセウスジュラルドンというデッキを選択する理由としては十分で、必ず対戦する事になるとは思っていました。その考えのもとアルセウスジュラドンを使う決心をしたものの、今回のマッチングしたデッキは相性がそれほどよくない相手が多く、なんならデッキ選択を誤ったまであると考えています。

今回は立ち回りでごまかしました。

 

構築では同じ動きが出来るように構築を寄せたつもりですが、CLなどの長丁場に持っていくのは少し違うのかなと思っています。

 

今回のシティリーグの分布について

今回のオレタン岡山の上位4名中3名をアルセウスジュラルドンが占めたことで、会場のアルセウスジュラルドンのシェアが高かったように錯覚してしまいがちですが、聞いたところによるとそこまで全体シェアは高くなかったとのこと。

予選を全勝で抜けたことで今回は上位卓に張り付けたのですが、隣の席で「ジュラルドンいるなぁ・・・」と感じる事はあっても周りがジュラルドンだらけ、という事はありませんでした。詳しく見たわけではありませんが、ミュウVmax、裏工作アルセウス、連撃ウーラオス、白馬アルセウスの方が個人的には多かったのではないかなと考えています。

決勝トーナメントに上がったのも

アルセウスジュラルドン 3名

裏工作アルセウス 1名

裏工作ダイケンキ 1名

アルセウス 1名

雪道インテレオン 1名

(あと1名は確認できていません・・・)

と、比較的ミュウVmaxに対して強く立ち回ることの出来るデッキが多く、そもそもミュウVmaxが勝ち上がりづらかったのかなと考えています。

あと最近増え始めているWTBについてもそこまで数がいなかったです。

 

最後に

大会の合間の雑談で少し話したのですが、私が日頃活動している鳥取ではシティリーグが開催される店舗がありません。

プレイヤー人口も他都道府県と比べるとかなり少ないのですが、私と一緒に決勝トーナメントに上がったトシアさんに、2022年3月22日時点でジュニアのプレイヤーランキングでCSPランキング1位のくーちゃんなど強い仲間に恵まれ、質の高い練習が出来ています。

他にも勝とうという意志の強いプレイヤーを集めたて今の練習メンバーになり、日々練習に取り組めています。

私が4年ほど前にポケモンカードを始めた頃では信じられない事ですし、この1、2年私のポケモンカードを取り巻く環境は大きく変わりました。

練習につきあっていただいた練習メンバーのトシアさん、くーちゃん一家、群青さんご夫妻、をぐさん達には感謝しかありません。

今回の結果はみんなの協力なしでは成し得ませんでした。この場を借りてお礼を。

本当にありがとうございました。

 まだ今シーズンのシティリーグもあと1シーズン残っておりますので、今後も継続して結果が出せるよう変わらず練習に励みます。

 

それでは。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

2022/1/9  岡山オレタン シティリーグ アディショナルシーズン

ご無沙汰しています。かじゅです。

 

先日シティリーグアディショナルシーズンに参加してきました。

最近ブログを更新しておりませんでしたが、Cレギュレーションも最後ということでデッキを残しておこうと思い、重い腰を上げました。

 

あまり芳しい内容では無かったものの、結果としてはなんとかベスト8に残ることができ、TAGTEAMの締めくくりとして最低限の実績が残せたと思っています。

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今回はあまり対戦内容を書き留めていないため、対戦レポートは最小限にとどめ、

使用デッキの採用カードについての考えの備忘録にします。

まもなくCレギュも終わり需要もないため、詳しい立ち回りの解説などは行いません。

 

アルセウスディアルガパルキアについては読みやすさのために三神と略します。

【当日の対戦レポート】

1回戦 

W ニンフィアバレット

先2でオルタージェネシスを決め、ボスの指令がなかなか引けませんでしたがアルティメットレイを言い続け勝ち。

 

2回戦

W クワガノン

意識したのは三神+ポケモンV+三神(ミュウツー&ミュウGX)のみの盤面を作り、トラッシュに安易にポケモンを置かないことでした。今回はミュウツー&ミュウGXスタートしてしまったため、三神を捨てざるを得ませんでしたが、アルティメットレイを打つタイミングで2体目の三神を出し、想定の盤面が作れたため勝ち。ガラルファイヤーにタフネスマントが貼れたのも大きかったです。

 

3回戦

L れんげきテンタクル

意識したのはアルティメットレイのタイミングで2枚目の三神にエネルギーを付け、2-3-3のサイドの取り方を強要すること。

先2で前のスイクンVが倒され、その後リセットスタンプを合わせたあと三神でオルタージェネシス→アルティメットレイと繋ぎ、2体目の三神にエネルギーを付けたところまでは想定通りでした。三神が倒されたあとにリセットスタンプを探しに行きましたが、15枚を切っていた山札でデデチェンジ→たむけのまいと繋げてリセットスタンプ2枚目の現物かリセットスタンプに触れれば手札1枚の状態で返せたのですがまさかのどちらも引けず。

結局返しに手札が揃ってしまい負け。

 

4回戦

L ミュウVmax

ミュウの想定立ち回りについては後述しますが、後1メロディアスエコーに対して返しで何もできず。ここで出遅れると巻き返せないので負け。

 

予選7位通過

2-2で終わったと思っていましたが、今回人数が少なかったため、ワンチャンオポで上がれないか?と考えていたところ、2-2ラインで最もオポが高かったためまさかの決勝に上がる事ができました。

嬉しさよりも、4-1や3-1でオポネントで予選落ちする人を何度見てきたのでこんな成績で上がっていいのか、という申し訳ない気持ちの方が大きかったです。

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決勝T

1回戦

L ミュウVmax(再戦)

 

初手が三神・マーシャドー・ワタシラガ・タフネスマント・トキワの森グズマ&ハラ・オーロラエネルギーでした。相手の動きも遅めであったため、このあとクイックボールかタッグコールが引ければ押し切れる想定でしたが、エネルギーやエネルギー付け替えなどしか引けず、事故ってしまいました。

これ以上の展開が全くできず、棒立ちのまま負け。

 

 

終結果は決勝トーナメント1没という成績でした。

予選の内容自体が本来なら予選落ちしてもおかしくない成績のため、決勝に上がれた事が幸運ではありました。

立ち回り自体にミスはなく、しっかりと事前の練習が出来ていた対面ばかりだったのでちゃんと引けるところさえ引けていればもっと成績は出せていたと思っています。

 

 

【使用デッキについて】

もともとミュウとクワガノンどちらにでも有利が取れるデッキ以外の選択肢は無いと考えていたため、三神を使うことは確定していました。

色々と中身は変えていたものの、直前でポケカ四天王の凱さんがマグノリアカップで使用されていた三神バレットがしっくりきたため、このデッキをベースに構築をスタートしました。

www.youtube.com

当日使用レシピ

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アルセウスディアルガパルキア 2枚

→デッキのエンジンですが、オルタージェネシスGXを喋らない対面も増え、

 アルティメットレイまで喋られる機会はほとんど減りました。

 それでもクワガノンを意識して外せなかった主役。サイド落ち考慮で2枚。

 

ミュウツー&ミュウGX 1枚

→連撃ウーラオスと1回くらいは対戦する機会があると考え採用。

 実際当日の連撃ウーラオスのシェアは高く、採用して正解でした。

 また、クワガノン対面など盤面・トラッシュを意識しながら場を作る際に、

 タッグコールのみで調達出来る貴重なポケモン。全ての試合で使う訳ではないので1枚。

 

・ガラルファイヤーV 3枚

→ミュウのシェアが最も高い為、前回のレシピよりも1枚増やしました。

 また、ミュウ対面などエネルギー付け替えから即ワザを振る場面にも重宝します。

 ほとんどの試合で使用するため、3枚採用。

 

スイクンV 1枚

→2エネで動ける・優秀な特性・ふうせんで逃げるエネルギーが消せるなど

 メリットの多いポケモン。メインアタッカーになり得るスペックですが、

 弱点を突いてくるクワガノンのシェアもそれなりにあるため1枚に抑えました。

 

エンテイV 1枚

→今回から新しく採用した1枚。ミュウ対面でゲノセクトに弱点を突ける救世主。

タフネスマント込みでHP280になるのもえらい。

これをメインにした構築も考えましたが、逃げるエネルギーが重いので1枚。

 

・ガラルサンダーV 1枚

→ゲンガーVmaxやムゲンダイナ対策。当日は想像以上に多く見えました。

 ミュウ対面でもメロエッタを返しに倒すのに使うなど役割は多いです。

 打点が少し足りないところがあるので1枚。

 

クチートGX 1枚

→白馬に対してのアタッカー・ミュウツー&ミュウGXの技マシン要員。

 また、タチフサグマなどの詰みに向かうデッキの崩しに。

2エネで動けるためミュウ対面のメロエッタに対しても使用します。

 最近はザマゼンタV(おうじゃのかまえ)の採用も増えましたが、2エネ始動出来ることから個人的にはこちらに軍配。

 

クロバットV 1枚

デデンネGX 2枚

オドリドリGX 1枚

・ワタシラガV 1枚

 

→ドロー・サポート調達枠。

 この枚数は前回のシティリーグから変更がありませんでした。

多過ぎず少な過ぎず、適量だったと感じています。

 

マーシャドー 1枚

→雪道対策。

 

・クイックボール 4枚

・タッグコール 4枚

→初動を安定させるため最大数採用。

前回タッグコールを2枚・プレシャスボール1枚で不安定さを感じた反省から分量を変えました。

 

・タフネスマント 1枚

→おおきなお守りと異なり、クワガノン対面のクイックシューターを受けられる回数が

1回分増えます。特にクワガノンを意識した採用になります。

また、前述の通りTAGTEAMのポケモンを使用しない場面も多く、

基本的にはポケモンVに貼りたいため、お守りではなくタフネスマントを採用。

 

・ふうせん 2枚 

・あなぬけのひも 2枚

→前回と変更なしでしたがこちらも適量だったため変更なし。

 ポケモン入れ替えよりも場合によってはボスの指令になりうるぬけひもを取りました。

 

・エネルギーつけかえ 3枚

→直前まで2枚でしたが、3枚に増量しました。

ミュウ対面を考えると、先行2ターン目のメロエッタを飛ばすために枚数が欲しいと考えました。

 

後1メロディアスエコーでポケモンVorGXが倒される

先2 手貼り+ガラルファイヤーじゃえんのつばさからエネルギー付け替えでスイクンorエンテイorクチートを起動してメロエッタを倒す

(三神にエネルギーがついていた場合、オルタージェネシスを言わずアルティメットレイから入りファイヤーを2体作れれば完璧)

後2 ミュウで前のポケモンが倒される

先3 キバナでうねりの扇を持ってきつつガラルファイヤーを起動しミュウを倒す

 

 という動きを想定してミュウ対面を練習してきたため、付け替えの枚数が増えた事により動きを再現しやすくなりました。

 

・うねりの扇 2枚

→以前は1枚採用だった気がしますが、2枚目がなくて負けたシーンがあったので1枚増量。

 ウィークガードが貼られていない場面もあることと、上記のようなパターンでミュウを倒す場合は1枚あれば十分なのでサイド落ちを考慮して2枚。

 

・リセットスタンプ 2枚

→リセットスタンプを2回打つ行動が強いという考えのもと、この枠は削れません。

 ルールを持たないポケモンが軸のデッキに対しては絶対2回打ちたいです。

 3-2-2のようなサイドの取られ方が多いので、他のデッキよりもリセットスタンプを

 強く打てる事も魅力的です。

 

・ボスの指令 4枚

→一番使用頻度が高いサポートのため最大枚数採用

 

グズマ&ハラ 1枚

→このデッキではタッグコールから実質エネルギー2枚分とグッズにアクセス出来る便利なサポート。

 1回打てれば良いのと、後述のナツメ&ハチクでも間に合う場面があるため1枚。

 相手の扇ケアから基本的に森で持ってきた基本エネルギーから入る。

 

・ナツメ&ハチク 1枚

→タッグコールから基本エネルギーに触れて重宝する1枚。

以前は盤面を絞ることが多く、追加効果をあまり好んで使用しなかったのですが、

ミュウ対面などオドリドリを先に置いておくなどしてあえて盤面を広げる機会も増えたので追加効果を使用する機会も増えました。

 

・マオ&スイレン 1枚

→れんげきウーラオスの打点をずらしたり・・・という考えはミュウツー&ミュウGXを採用した時点で捨てました。最近は打点が大きすぎてTAGTEAMやVポケモン程度では確定数が変わるという場面はほとんどなく、タッグコールからさわれるポケモン入れ替え程度の使用感でした。それでも重宝した1枚。

 

・キバナ 2枚

→おそらくボスの指令の次に使用頻度が高かった1枚。

すぐアタッカーを作れることと、おまけでうねりの扇などをピンポイントで抜けるのが強すぎます。前回1枚採用で困ったので2枚。

 

トキワの森 3枚

→雪道を貼られるのが嫌で4枚入れていましたが、エネルギー付け替えを増やす枠を作るため、直前で1枚減らしました。

 

・オーロラエネルギー 4枚

・基本水エネルギー 2枚

・基本鋼エネルギー 2枚

・基本悪エネルギー 4枚

もともとの参考レシピから変えませんでしたが、適量だったのでそのままにしました。

 

【最後に】

 

前回のシティリーグは初めて予選落ちをしてしまい、悔しさの中練習に明け暮れ迎えたのが今回のシティリーグアディショナルシーズンでした。

予選結果は前回同様2-2であった事に対して納得はしていないものの、結果はどうであれ決勝トーナメントに進みベスト8に残れたことに対しては満足しています。

 

Cレギュレーション以降はシティリーグに4回参加して、

優勝→3位→予選落ち→ベスト8と3回決勝に上がり、トータルで見てまずまずのアベレージを残せた事は振り返ってみれば良かったと考えています。

 

この間に地元での練習メンバーが固まり、練習に専念出来る環境が出来た事は大きな収穫でした。練習メンバーもほとんどがシティ上位の成績を残しており、ジュニアのくーちゃんは世界の権利も得ることができました。

勝つための土壌が整ったシーズンでしたので、次のレギュレーションも結果を出していきたいと思います。

 

最後になりましたが、練習に付き合っていただいたくーちゃん一家、トシアさん、群青さん夫妻、対戦していただいたみなさま、ジャッジのまーくんさん、応援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

2021/1/11 CK鳥取駅前店 トレーナーズリーグ 対戦レポート

こんばんは。かじゅです。

 

今日はカードキングダム鳥取駅前店のトレーナーズリーグに参加してきました。

鳥取県は何度もこのブログで書いているようにショップの数も少なく、トレーナーズリーグ開催店舗はこのカーキン1店舗のみです。

加えてこのご時勢、以前のように遠征することも出来ず、追い討ちをかけるように明日からの公認イベントも全て中止となってしまいました。

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私はスタートダッシュポイントは保有しているものの、こうした背景を鑑み例年以上に少ない機会で結果を出さなければいけないという強い思いで今回のトレリに臨みました。

 

先に結果をお伝えしますと、優勝出来ました!

今シーズン2回参加し、最速で30Pに到達することができ安心しています。

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今回の記事はデッキ選択の経緯を中心に、簡単なレポートを残していきます。

<デッキ選択の経緯>

 カーキンのトレリの参加者はほぼ固定層のため、まずは自分の周りのメンバーがどういったデッキ選択をするか、それに対してどうメタを張るかを考えていきます。

 

1週間前のジムバトルの合間にトシアさんと食事をしながらトレリの構築の話をしていて、店の環境への評価はまさにトシアさんがツイートしている通りでした。

 大まかな評価から、個人的に想定メンバーの想定構築をさらに洗い出していきます。

 

・トシアさん

⇒何でも使う印象 ピカゼクの練度は高いが、前回の大会で使用したので可能性は少し下がる? 他に候補があるとすればコズガ・超MM・マルヤクデか

・ユッキーさん

⇒コズガ

・きみのんさん

⇒コズガ・三神ザシアン・ハザードロック 今回はハザードロック使いそう

・おびともさん

⇒ボンバーマルヤクデ・ムゲンダイナ 大一番はマルヤクデが濃厚

・もーこたんめんさん

 ⇒クラハン搭載三神ザシアン・コンボザシアン・コズガ

・でぐっとさん

⇒モクナシダダリンVmax(可能性が高い)・レッパ

・レクイエムくん

⇒ムゲンダイナ

・ とんとんさん

⇒ムゲンダイナ・三神ザシアン

・くーちゃん

⇒三神ザシアン・エースバーン

・まどかちゃん

ジュナイパー・マッドパーティ

 

 前回優勝した時に私が使用したのはクワガノン。日頃私がルカメタザシアンを使用しているせいかセキタンザンへの評価が低く、クワガノンを通しやすい環境ではあります。

同じデッキでも良かったのですが、対策される可能性があったこと・詰んでしまう対面があったことから組み直すことにしました。

 

直近の大会ではでぐっとさんのモクナシダダリンの完成度が高く、クワガノンが通しにくいという判断でした。周りで三神ザシアンも多く、有利に出られる炎でいこう決めたのは1週間ほど前でした。その中で気がかりだったのはきみのんさんの使用する可能性があったハザードロック。Vmaxもしくは入れ替えサポートが自然に入る(=ロックから能動的に脱出できる)、という条件も自然と追加されました。

 

そこからコズガをどうケアするかを考えます。

 

最近はコズガ以外のアタッカーを散らす構築が主体で、レヒレ1枚でケアできる対面ではありません。そんな中で考えたのはオンバットの採用でした。

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タイミングはシビアではありますが、炎の結晶・回収ネット・ポケモンいれかえを抱え込んだタイミングで「はかいおん」を合わせる事が出来ればリソース不足に陥ります。

打つタイミングは後攻1ターン目か、炎エネルギーを大量に切ってVmaxを倒した直後。手が進まずジラーチを回している時でもいいです。

 基本的に採用が想定されるカードではないので、秘密兵器として忍ばせました。

 

もう1つ、おびともさんのボンバーマルヤクデも毎回対戦するたびに大変な相手です。こちらについてはビクティニVを採用することでケアする事にしました。

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単騎でマルヤクデVmaxをきぜつさせるためには要求値が高いですが、マルマインGXでサイドを取らせてくれる分、他のアタッカーにエネルギーを回せます。

今までの対戦を振り返るとマルヤクデVmaxにエネルギーが大量につくケースが多く、少ないエネルギーで致命傷を与えることが出来る炎軸の強みを生かせそうです。

 

そこから仮組みした構築は以下のとおりです。

 

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マッドパーティを見るためのボーマンダV、160or190+ざんこくなやいばでVmaxを倒せるザングースなど色々詰め込む形に。

 

一人で調整を続ける中、ジラーチに絡む枠が少しもったいなさを感じたこと、火力に物足りなさを感じたこと(V+ザングースで3枚取られるなら火力の出るVmaxが欲しい)、バレット感を強くした関係でスタートで着地すると弱いポケモンが多いと課題が生まれました。

行き詰まった結果、以前ジムバトルでよつぎさん(@yotsugi141)の構築を参考に組んだマルヤクデがあった事を思い出し、そこから派生させていくことにしました。

よつぎさんの記事はこちらです。

note.com

去年最後の新弾バトルでも1度優勝しました。

 

<当日の構築>

以上のエッセンスを盛り込んだ上で完成した構築がこちらです。

(完成したのは土曜の夜)

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結局オリジナル要素がほぼ抜けてしまいましたが、それだけ元になった構築の完成度が高く、ジラーチが入っていた時以上にスタートが安定したのも驚きでした。

理由はうまく言語化出来ませんが「ジラーチ以外でスタートした際に、一度ジラーチを前に出すという動作を考える必要がなくなったから」かもしれません。

スタートの手札を回す役割はファイアローに委ねました。

<不採用カードについて>

 ・ジラーチ

前述の通り。使用するリソースが多く、デデンネクロバットで山を回さないと足らない

・ウッウV

エネを毎度吐き出すのがキツく、クロバットを落とすには望遠スコープまで必要と要求値が高く感じだ。

ボーマンダV

 マッドパーティピンポイント。おうだんひこうは2回必要なうえ、それならマルヤクデでねつほうしゃ連打してツインエネルギー割り続けた方が良いのでは?との判断。

ザングース

前述のとおりです。

 

自信が持てる構築になったので、これでトレリに臨むことにしました。

 

<当時の対戦レポート>

・1回戦 UBバレット

 

意識したのはアーゴヨンアクジキングにビーストリングを打たせないこと。

オンバットスタートで出遅れるかと思いきや、その後のデデンネでなんとか解決。

後攻1ターン目に溶接工+フレアスターターで盤面にエネルギーを散らす。

ベベノムにこうねつばくは、アーゴヨンアクジキングにヒートボンバーGXとビーストリングのターンを飛ばす。

その後少し動きが止まったターンが出ましたが、マルヤクデVmaxを育てアーゴヨンGXにキョダイヒャッカで勝ち。

 

・2回戦 三神ザシアン(きみのんさん)

後攻取られファイアロースタート。先1でファストフライト。

その後、博士の研究・デデンネクロバットと大量にドローしながら後1オルターを決められる。

しかしその中でメタルソーサー2枚を消費したのを見逃さず、落ち着ついて返しにマルヤクデVに溶接工でエネ2枚を付けねつほうしゃでオーロラエネルギーを割る。その後ザシアン立ててふとうのつるぎ、返しにマルヤクデVmaxに進化、ボスの指令でザシアンを釣りキョダイヒャッカできぜつ。

ザシアンの2体目が出てきて、手札のクイックボールからワタシラガを出してもう1度ボスの指令を、と思っていた矢先マリィで流される。引いてきたのはボスの指令現物。

 もう1度裏のザシアンを倒し、動きが止まったあとグレートキャッチャーでデデンネを釣りキョダイヒャッカで勝ち。

 

・3回戦 ボンバーマルヤクデ(おびともさん)

こちらのデッキの情報が知られてなかったため、後攻を取ることに成功。

後1フレアスターター+溶接工でマルヤクデとファイアローにエネルギーを散らす。

その後マルヤクデVmaxに進化されこちらのボルケニオンがきぜつ。

早めに処理すべきと判断し、リセットスタンプから溶接工+ヒードランのバーニングロードで7エネ付けマルヤクデVmaxをきぜつ。

このリセットスタンプで手札が悪化したようで、マルマインGXから2体目のマルヤクデを作られる。こちらはビクティニVがいたため溶接工+手貼りで3エネのエネバーストで勝ちが見えたため、10枚近くあった手札を全て捨て炎の結晶を探しに行くも引けず。(この時山にもうエネルギーがなかった)

結局2発で倒すプランに切り替え、エネバーストと裏のヒードランのばくねつスタンプできぜつさせて勝ち。

 

横でやっていた階段が崩れ、優勝出来ました。

 

 

今後の公認大会が開かれるかもわからない状況で、トレリのポイントを早々に30P稼ぐことができました。今シーズンは大型大会も出ないと決めているので、今シーズンの残りは大型大会が再開される事を期待して周りのメンバーの練習に付き合おうと思います。

もしトレリが再開になった場合、今後私が出続けるかはまだ決めていませんが、

このブログの趣旨の1つである「鳥取を離れたプレイヤーに鳥取の様子を伝える」為に、現地には行き大会のレポートは引き続き書いていこうと覆っています。

 

最後に参加者の使用デッキはこちら。想定と大きな相違もありませんでした。

・トシアさん ピカゼク

・ユッキーさん コズガ

・きみのんさん 三神ザシアン

・おびともさん ボンバーマルヤクデ

・でぐっとさん レッパ

・レクイエムくん ムゲンダイナ

・とんとんさん 三神ザシアン

・くーちゃん 三神ザシアン

・まどかちゃん コズガ

・ノブさん 三神ザシアン

・いずみさん UBバレット

 

公認大会の再開を祈り、今日のブログはここまで。

ありがとうございました。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

2020年を振り返る

こんにちは。かじゅです。

早いもので今日で2020年も終わりです。

 

今年1年は新型コロナウイルスにただただ振り回された年ではありましたが、

私を含め、鳥取ポケカ界隈でも変化や嬉しいトピックスがいくつかありました。

おおまかに振り返っていきたいと思います。

 

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<1月>

今年の1月は2020シーズンのシティリーグシーズン2でした。

無事私は3位に残り、CL+シティシーズン1のCSPの累積でいい位置に付ける事が出来た為この頃からWCSの出場を意識し始めます。

試合の内容はこのブログでも何度も書いたので、ここでは割愛します。

kaju-poke.hatenablog.jp

ベスト4で負けてしまった際、明らかに普段しないような思考をした事から自分の実力・体力不足を実感するようになります。

当時はベンチの釣り出し手段がカスタムキャッチャー・グレートキャッチャー・ポケモンキャッチャーのみで、ポケモンキャッチャーで表を出されると結果が変わっていたゲームもあり、今までよりメンタルへの負荷が大きかった記憶があります。

 

 

私以外の1月のトピックスとしては、同じ鳥取でイベントオーガナイザー資格を保有しているSHOさんの弟、RYOさんがあばれる君主催のVスターターデッキ大会「ぜ!!」で全国制覇をしました。

www.pokemon-card.com

 

岡山予選と全国決勝の様子は一緒にジャッジで参加したSHOさん・ズンさんのnote・ブログにてまとめられています。

 

note.com

【超超超 イクリプスずーんGX270】

https://zunzunzundoko.diarynote.jp/201912152201336858/

 2018年のきみのんさんに続いて、カードキングダム鳥取駅前店からWCSへの参加者が生まれました。

今年はWCSが中止となってしまったため、権利は持ち越しとなったようです。

選手としての参加ではない分、開催された暁には楽しんでいただきたいなと。

 

<2月>

 

とうとう公式ポケカキャラバンが鳥取にやってきました。

www.youtube.com

ポニータ石井さんはチャンピオンズリーグでスタッフとして駆け回っていらっしゃるのを横で見るばかりで、今回面と向かってお話させていただいたのははじめて。

この日は平日でしたが、有給を取って参加しました。

kaju-poke.hatenablog.jp

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鳥取が誇る白バラ牛乳お買い上げいただきありがとうございます!!

 

 

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ポニータ石井さんの横で写真を撮ることにも成功しました!!

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この頃から新型コロナウイルスの影響をポケモンカードでも受けることになります。

参加する予定だったシティリーグシーズン3は中止、この後のチャンピオンズリーグも優先権は持っていながら全て中止になってしまいました。

 

このタイミングでは新弾はVmaxライジングまでで、シティリーグにはエースバーンVmax+アローラペルシアンのデッキで参加する予定でした。

 

<3月>

地元鳥取でも公認大会がなくなり、ポケモンカードができないフラストレーションが溜まりはじめた時期です。

一方、カードとは関係ない話題でこの頃から全国の自治体でポケモンマンホール「ポケふた」の設置が始まり、なんと鳥取県での設置も徐々に開始されました。

kaju-poke.hatenablog.jp

 <4月以降>

4月以降、大会が開かれないまま2020年シーズンも終わり、空白の時間が続くことになります。結局私の順位はシティリーグシーズン2以降上げることは出来ず、もう一歩のところで世界への切符を逃すことになりました。

www.pokemon-card.com

 

対面でポケモンカードが出来ないため、Discordによるリモート対戦が広がり始めた頃でした。地元の友人達ともリモートでの練習・大会を開き対戦自体は続けていたものの、全国のトレンドが入ってこないので自分の構築が果たして正しいのか疑問を抱え続けていました。

 

そんな事情で休日は引きこもる日が続き、コンビニのラーメンを食べて寝る、という今思えば酷い生活習慣をしていました。この悪いサイクルをどこかで打破したいと薄々考えていたこともあり、自分なりに情報を集めていたところ1つのゲームに出会います。

 

「FitBoxing」です。

fitboxing.net

運動ゲームで言うと「リングフィットアドベンチャー」もありますが、当時は巣ごもり需要もあり品薄が続いていた時期でした。一方このFitBoxingはニンテンドースイッチさえあれば専用のコントローラーは不要です。

(コントローラーが外せないLiteでは遊べませんが)

 

ジム通いをしたいと何度も重い断念してきた自分にとって、ゲームソフトへの投資のみ、かつ自室で都合の良い時間にできる、終わった後すぐに汗を流せるとジムへ通うより良いことずくめでした。

 

当時は個人的に好きな声優さんの早見沙織さんの声でトレーニングしたいな、くらいの軽い気持ちでしたが、ダレきった生活の中で純粋に体を動かすのが楽しく、日々本気で筋トレに励む契機となりました。

(今では自分のトレーナーはベルナルド(cv大塚明夫さん)です。。。)

 

どこかで3日坊主になりそうな気もしていましたが、このブログを書いている今でも毎日続けられており、その効果はポケモンカードでも実感できています。

長時間の練習+短時間の睡眠でもパフォーマンスを維持できたり、少なくとも「疲れて実力が出せない」という状態には一度もなっていません。

 

 

 

 そして、カード以外の大きな転機が夏に訪れます。ポケモンGOの開始です。

今まで色々な人に勧められてきたものの、思うところがありはじめることはありませんでした。自粛期間中の体力作りの一環と、スマートフォンを新調したのがきっかけです。

 

 その後は仕事が終わったら鳥取駅周辺を歩き回ってから帰るという新しい習慣も生まれ、夏の猛暑の中でもそれはやめることはありませんでした。

暑さが落ち着いてからは1日に20km以上歩いた日も。

 

私が始めたのは2020ポケモンGOフェスの終了後という、少しもったいないタイミングではありましたが、その後のコミュニティデイではコイキングと、目標としていた赤ギャラを始めて早々に作ることができたりと何かと好条件が重なった1日でした。

 

そして秋の大型アップデート。

レベル上限が変更され、年内にレベル40になったプレイヤーにはギャラドスの帽子が配られるというキャンペーンがはじまりました。

pokemongolive.com

いちはやく地元のポケモンGoプレイヤーのCHARIさんに教えていただいたものの、発表当時のレベルはまだ36。このあたりからレベルをあげるのが大変なのは重々理解していたので、正直無理かなと思っていました。

 

 

 

CHARIさんは過去にポケモンカードギャラドスを使って大型大会を制した経歴を持つ、大先輩です。

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そんなCHARIさんからのお願いを無下にするわけにはいきません。

 

 そこからコツコツプレイを続け、時には無茶もしましたが無事年内にレベル40に到達することができました!

 

はじめてから5ヶ月と1日。経験値補正のボーナス期間中で条件は良かったものの、早い方ではないでしょうか。

 今後も長く遊べるゲームとしてポケモンGo+FitBoxxingは続けて体力強化を図ろうと思います。

 

話は変わってポケふた。

年内に鳥取県内にポケふたが追加設置され、全市町村に置かれることになりました。

www.youtube.com

丁度ポケモンGoをはじめた端境期で、まさかの年内に2度も県内を回ることになるとは……

 

 

 

 

 

 そしてポケふたは鳥取県内にとどまらず、まさかのポケふた遠征も。

www.city.otsu.lg.jp

ギャラドス好きとしては行かないわけにはいきません。

人との接触を避けるために、休みを取って平日の人の少ない時間にさくっと回ってきました。

 

 

 これがやりたかった

 

 

とまぁ今年はポケモンカード以外の趣味を見つけられたことが大きく、

ますますプライベートの時間が充実させられたと思っています。

 

 

肝心のカードはというと、コロナの影響もあり自身のチャンピオンズリーグ・シティリーグを全て辞退することに。大変残念ではありますが、安心して県外に出られる情勢になるまでは遠征はできないと判断し、県内で出来る事をやろうと切り替えました。

 

その中で、今年はやりたかったことの1つである、ジュニア・シニア層の若いプレイヤーの育成にエネルギーを注ぐことが出来ました。

 

今年であったジュニアプレイヤーのくーちゃん、初めて対戦した時に明らかに同年代の子とはプレイが異なり、大人と対戦しているのと遜色ない感想を抱きました。

他にもトシアさんも同様の間隔を覚え、これは練習すれば強くなると実感。

 

ご家族もとても乗り気で、一家ぐるみでお付き合いさせていただく機会が増えました。

 

 

 

 結果くーちゃんは2シーズン連続でシティーリーグ優勝、

これは私でも成し遂げる事が出来なかったので感無量です。

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自分が大会に出られない代わりに、期待のジュニアに自分の夢をのせて、一緒に世界を目指したいと思います。

 

そしてくーちゃんから私の誕生日にまさかのサプライズが。

 

 人から目標とされることが今までなかったので、改めて教える側としても選手としても一流になれるよう、決めた1年でもありました。

 

 

今シーズンはブログを書く機会やレシピを載せる機会も減りました。

基本的には十分勝ち越し出来ていたので、載せる機会はいくらでもあったのですが、情報を隠すという意味であまり明らかにはしてきませんでした。

 

というのも、一時他県のプレイヤーの方も読んでいただいていた事を聞いたことがあり、シティリーグ直前は情報が流れないよう、書く事を控えていました。

結局そうなると1年を通じて書くのを控えることになり、結局ブログを書く意味ってなんだっけ?と思うこともありました。時間を別のことで取られることも増えブログを書く時間を捻出するのも難しくなったのも理由の一つです。

 

地元のカードキングダム鳥取駅前店の知名度アップや、進学や就職で鳥取を離れたメンバーに地元の様子を伝えるのがこのブログの趣旨でした。ある程度その目的はTwitterでも実現できるような気がします。ただせっかくこのブログを作ったので、今までよりは頻度は下がるかもしれませんが、不定期で更新はしていこうと思います。

 

 

来年の抱負ですが、コロナの状況がよくならない限りは大型大会で結果を出す、自主公認イベントを!という目標も難しいです。

今出来ることは地元で強い存在でありつづけたい、という想いと若い層を引き続き育成していき、くーちゃんを世界に連れて行く、という目標だけです。

 

最後締まらない感じですが、今年も1年ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

 

それでは。

 

 

2021年シーズン開始にあたって

こんばんは。かじゅです。

 

先日、2021年シーズンに向けての公式からのアナウンスがありましたので

今後の方針について少しだけお話をしようと思います。

 

少しだけお気持ち表明みたいになってしまいますが、

次のシーズン開始までにははっきりと残しておきたかったという想いがあります。

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昨今の感染症事情もあり、来シーズンは今までと変更点が3点ありました。

チャンピオンズリーグのCSP付与廃止・上位者にWCSday1参加権

・シティリーグの次回CL優先権の廃止

・トレーナーズリーグでのCSP獲得上限の変更

 

詳細は以下公式ページをご覧下さい。

www.pokemon-card.com

このページ内の文言を抜粋しますと、

"昨シーズンまでは、全国各地で行われる大型大会にできる限り多く参加することが、世界大会の出場権を獲得する近道でした。一方、このコロナ禍においては、プレイヤーのみなさまが、柔軟に参加・不参加の判断をしやすいシーズン形式への変更が必要と考え、感染症拡大予防対策をしっかり行ったうえで、以下の方針で運営をしてまいります。"

この公式からのアナウンスで、少し安心した自分がいました。

 

過去の通例ですと、記載のとおり世界に行くなら全国を飛び回ってなんぼ、というシステムでしたが今となっては旅行も自粛しているような中で他の都道府県に渡る事も抵抗があり、難しいです。各地の美味しいものを食べたりするのは楽しみではあったのですが…

 

近いところでもリザードンHR争奪戦や、有志での規模の大きな自主大会に興味はあったものの、参加を控えました。緊急事態宣言明けで、各地の感染状況も一番不安定な時期と重なったからです。事例の少ない地元でも感染者数が一気に増えていたので、自分だけではなく、他のプレイヤーに迷惑をかけてしまう事を恐れました。

 

次回のチャンピオンズリーグ千葉においても、優先権を持っていましたが参加を迷っていました。そもそも開催されるか微妙なところでしたが、開催までこじつけた公式スタッフの方の努力には頭が下がります。ただ、少なくとも参加者目線では今の状態で人口の多い関東へいわば「旅行」へ行く形になるのは、周りから見てもあまり好ましくは思われません。

 

どれだけ注意しても、自分が感染してしまうリスクもゼロではありません。

人口が少ない田舎である地元と比べるとそのリスクは跳ね上がります。大会でどれだけ対策が講じられようと、会場に行くまでに街・駅・電車など不特定多数と接触する機会があります。どれも地元鳥取とは事情が違います。

 

私は一ポケモンカードプレイヤーであると同時に、一社会人でもあります。

自分の下には部下もいます。何かあった時に自分のせいで業務を停止させるわけにはいきません。

総合的に判断し、今回のCL千葉の参加は見送るのが適切という判断に至りました。

 

公式からのアナウンスのとおり、不参加という判断で1シーズンを丸々棒に降ってしまう、という事にもなりづらい日程・システムになっているのでここは無理をせず、今シーズンはシティリーグやトレーナーズリーグでCSPを稼ぐ事に決めました。

 

また、私事ですが、実は最近家族が全治3ヶ月の大怪我をしてしまい、しばらくは介護をする必要が出てきました。1ヶ月間は長期間家を離れる事は他の家族にも負荷をかけてしまうことになり、シティリーグのシーズン1までは遠征も控えようと思います。

今回の件が出場辞退を決定づけた要因です。

 

もしかすると一度CLのチャンスを蹴ってしまうともうチャンスは無いかもしれません。ただ、シティリーグでコンスタンスに結果を出すことが出来れば世界への可能性は高まります。幸い、参加を予定していた2020シーズンのシティリーグシーズン3が中止になりスタートダッシュポイントもあるので例年通り、「CSPを稼いで世界に行く」という路線で来シーズンも結果を出していきます。まぐれが2回続いてシティで入賞したと思われないように……

 

また、今年は県内で最もCSPを稼ぐ事ができたので、地元の若いプレイヤーにも目標となる存在となるようにプレイヤーの育成など、周囲も巻き込みながらレベルアップしていける活動も行っていきます。秋には公認ジャッジ資格も控えているので、知識面も磨きをかけていきたい。

 

それでは今シーズンもよろしくお願いいたします。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

2020/07/18~2020/07/26 鳥取ジムバトル戦績まとめ

こんばんは。かじゅです。

長らく更新できていませんでした。

 

最近私生活でやることが増えてしまい、ブログをなかなか書けずにいました。

自分の中でブログで大々的に紹介出来るような自分の構築を使えていなかったのもあります。

 

そもそもこのブログは大型大会で上位にならない限り、

ためになるような考察記事でもデッキ紹介をするつもりもないので、

あくまでも地元の環境を知って貰う為の日記として、改めて大会の様子を残していこうと思います。 

県外に出ていった地元のプレイヤーに伝えたいのもありますしね。

 

簡単に直近の戦績とデッキだけ残していきます。

時間も経っているので覚えているところだけまとめます。

 

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7/18 今井書店ジムバトル 

使用 マグカルゴLO 2-0 優勝

 

LO最近使えてないし周りも誰も使わないので意識の外にあると思いLOを使用。

ここのジムバトルは時間制限も無いので道連れにされることもありません。

基本制限時間あっても時間内に終わらせられるスピードで対戦してますが、相手に引きずられる心配が無いのは精神衛生上良いです。

 1回戦 マホイップVmax+UB W

順当に前をロックして山を削って勝ち。

スティンガー+デプスボムが負け筋でしたが、盤面が埋まった時点でその心配もなくなりました。

 

決勝 リザードンVmax W

立ち上がりが遅く準備が出来る前にサイドを進められた上、かんしゃくヘッドとサイコパワーでダメカンを置きつつメリープを処理されるのがキツかったですが、相手もそれなりにドローしてくれた為、マチス+ジュジュハチ+マッグバンGXまで喋って勝ち。

 

 7/19 カードキングダム鳥取駅前店 新弾バトル

使用 三神ザシアン+アメイジングザシアン 3-0 優勝

直近でマホイップを使ったレシピが公式の放送で流れたので、マホイップに有利を取れるザシアンを選択。あと、アメイジングレアを今後使う機会がなさそうだったので今のうちに使っておきたかった。

 

 

 1回戦 ザルードゴリランダー W

モクナシで最速で追加有トロピカルアワーを喋られるとキツイ対面ですが、

ゴリランダー軸だったのでアメイジングザシアンを狙うルートに。

アルティメットレイでボルテージビートのゴリランダーを倒した後にまさかのゴリランダーVmaxが出てきたのでザシアンのアメイジングブレードでワンパンして勝ち。

 

2回戦 三神ザシアン W

相手に先行を取られ、先にオルタージェネシスも喋られますが、

こちらはデデンネ・ザシアンだけを狙い3-3でサイドを取りきり勝ち。

 

3回戦 セキタンザンVmax W

相手がヤレユータン2面のみで事故っていたので、順当にオルタージェネシス+アルティメットレイをしゃべり続け勝ち。

 

 

 7/23 カードキングダム鳥取駅前店 非公式ジムバトル

使用 クワガノンV+ライチュウアローラライチュウGX  1-0 優勝

 

残していませんがデッキはPJNO優勝デッキをそのまま使用しました。

連休初日ではありましたが人が少なかったです。。。

 

 1回戦 マルヤクデVmax W

後攻を取りなんとかグッズロックを後1から喋る事が出来ました。

最後エレキパワー4枚目に触れなければ間に合わない場面がありましたが、ギリギリで2-2-2でサイドを取りきり勝ち。

 

7/24 カードキングダム鳥取駅前店 非公式ジムバトル

使用 とつげきラッパ+オーロットノワールGX 1-2 

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とつげきラッパ+ザシアンや三鳥などを組み合わせるデッキをよく見かけたので、

オロヨノと組み合わせてフタをし続ければいけるのでは、と思い組みました。

 

1回戦 セキタンザンVmax L

手札がオロヨノ+リセットスタンプ+ケララッパ3枚+超エネルギー2枚という初手。

エネルギーを手張りすることしかできず、追加効果なしのペイルムーンだけ喋って負け。

 

2回戦 バタフリーVmax+スピアー(しんしゅつきぼつ)W

相手がずっとエネルギーが引けなかったようなので、ナイトウォッチャーを連打して勝ち。(途中何度もターフスタジアム+スピアーで復帰された)

 

3回戦 タイレーツ+チルタリス L

チルタリスがみえてヤレユータンミュウツーを育てますが、ポケモンキャッチャーで全て表を出され育ちきる前に倒されて負け。

 

セキタンザンが2名、タイレーツが1名、超ミュウミュウが1名と有利対面が多かったのに負けてしまったのは問題。不要牌が多く、構築がそもそも弱かったです。

優勝したのはSHOさんのセキタンザンVmax。

 

7/25 今井書店ジムバトル 

使用 マグカルゴLO 2-0 優勝

 LOがまた使いたかったので再び使用。

 

1回戦 マルヤクデVmax W

ボルケニオンを固め山を崩していき、途中ザシアンを倒してくれたのでマチスを絡めて一気に山を掘り勝ち。

 

2回戦 悪バレット W

ムゲンダイナかと思っていましたが、レッド&グリーンで動かす悪バレットでした。

デデンネシルヴァディで自分でに山を掘ってくれたので、すぐに終わりました。

 

満足したのでしばらくはLOはいいかなと。

 

7/26 カードキングダム鳥取駅前店 新弾バトル

使用 コンボザシアン+とつげきラッパ 2-0 優勝

これも前述の通り、アイデアが面白そうだったので使用。

オロヨノと違って自分で手札が増やせるので、使用感がまるで違いました。

 

 

1回戦 セキタンザンVmax W

ディアンシー+セキタンザンVmax(ほしにねがいを使用)+ヤレユータンを倒して勝ち。セキタンザンは進化する前に倒したかったですが、乗られてしまったので仕方なくブレイブキャリバー2回で倒しました。相手のプレイミスもあり、なんとか。

 

2回戦 ザルードゴリランダー W

相手の速度が遅かったので、ゴリランダーVだけを集中的に狙い、2-2-2でサイドを取りきり勝ち。

 

階段が崩れてしまい、ここで終わってしまいました。

 

7/26 カードキングダム鳥取駅前店 お昼のジムバトル

使用 三神ザシアン 2-0 優勝

この連休中、グッズロック⇒ハンデス⇒LOと相手のヘイトが溜まるデッキばかり使ってきたので、最後は思い切り殴るデッキを選択。

 

1回戦 マホイップVmax W

サポートが引けず、後攻でオルタージェネシスも言えぬままマホイップVmaxの飾り付まで喋られてしまいます。

ただ、相手の手札が0なので後ろのマーイーカを縛り、入れ替え+手張りが出来なければお守り付きの三神を飛ばせない状態にします。

そのまま番が返って来たので反撃開始。ザシアンを2体作った状態でイカを倒し、投了をもらいました。

 

2回戦 ドラパルトVmax W

今回も後攻でエネルギーに触れずオルタージェネシスがしゃべれませんでした。

苦肉の策でレックウザGXを壁にしたのがなんとか功を奏し、無理やりオルタージェネシスを通します。その後デデンネを絡めつつ三神を落とされてゲームエンドまで持っていかれる状況が作られますが、大きなお守り2枚目に触れたのでデデンネにすかさず装着。190でダイファントム裏表でもギリギリ耐える状態します。

博士の研究からグレートキャッチャー+ツールスクラッパーで負けでしたが、大丈夫でした。

 

 

連休のジムバトルは半分優勝が目標でしたが、4/5優勝出来ました。

人数が少なかったのもあり、内容は疑問が残るところがありますが、気持ちよく連休が終われました。

  

伝説の鼓動新弾バトルもカードキングダム鳥取駅前店での開催分は全部優勝できたので、今回のエキスパンションについては満足しています。

来月は新弾の発売がないため大会がどのようになるかわかりませんが、

オリジナリティに寄せたデッキがどこかで組めればと思います。

 

しばらく更新できていなかったので内容がスカスカですが、

時間もあまり取れないので今回はここで締めます。それでは。

 

2020/7/12 CK鳥取駅前店 新弾バトル&お昼のジムバトル

こんばんは。かじゅです。

 

伝説の鼓動が発売になりました。

毎年恒例の「シールド戦向け」の強化拡張パックですね。

3年前のひかる伝説を彷彿させるような特殊レアリティカードの高騰が話題のようです。

 

シールド戦については今年は昨今の情勢から参加については控えようと思っています。純粋に新しいデッキを組んで地元で楽しんでいきます。

 

今月は地元鳥取では新弾バトルはまさかの2回だけ。

その後も週末の公認ジムバトルもなく、デッキを試す機会も少ないぶん、毎回正確な環境考察が求められます。

 

カードキングダム鳥取駅前店での最初で最後の伝説の鼓動環境での新弾バトルで使用したデッキはこちらです。

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セキタンザンVmaxです。

こちらのデッキを使おうと思った経緯も含め、大会前の地元での新弾バトル環境予想を立てたプロセスを残しておきます。

伝説の鼓動で主役になりうるポケモンはセキタンザンVmax・マホイップVmax・トゲキッスVmax・ザルードVの4種類。それに加えてアメイジングレアのポケモンが続きます。情報0かつ一発勝負なので、一旦はこの範囲に仮想的を絞りました。

 

それぞれの弱点関係でいえば弱点がザルード⇒セキタンザン、抵抗がセキタンザン⇒トゲキッス程度で去年のリミックスバウトのような綺麗な3すくみにもなっていません。

ハガネールVが使いにくいのもあり、シェアを減らすと考えるとザルードをはじめ草は良い立ち位置にいると考えました。

実は前日に別の店舗で新弾バトルに参加していて、そこではザルードV・モクローアローラナッシーGXを使用しました。

 この環境ではセキタンザンがトップメタになると考えたこと、少し高いハードルを越えながら盤面にエネルギーをプールするデッキ(マホイップVmax+アメイジングシリーズ)が多かった為、モクローアローラナッシーGXのGXワザがどれにも強く出られると判断しました。

予想外の対面を踏んでしまったものの、想定していたデッキに対してはしっかりと勝つ事ができたため判断は誤っていないと判断。ただ、火力不足が否めないこと・ザルードの回復があまり有効に働いていない事を薄々と実感し正解でもないとモヤモヤが残りました。

 

また、地元の日程もタイトで発売日の翌日・2日後で新弾バトルも終了してしまいます。そこまでに必要なパーツを集めきるのは店舗の少ない地元では困難で、通販もほぼ間に合いません。これは甘い見方ではあるかもしれませんが、完成度の高いデッキを持ち込める人は少ないのではないかと楽観視しているところもありました。

それなら、ある程度苦手な対面をケアできるようにしたうえで強みを押し付けられるセキタンザンVmaxを通した方が良いと判断しセキタンザンを使うことに。

 

参考にしたのはだんのうらさんが動画で使用されていたデッキです。

www.youtube.com

意識したところだけ簡単に書きます。

 

ミミッキュ(いやしジャマー)

前日のデッキでも採用。

セキタンザンミラーではマオ&スイレンの試行回数で差が出てしまうこと、ザルード対面で回復されたりとベンチで回復を行う事が多い環境と見て採用。

ちなみに機能したのは一度もありませんでした。

 

・ツールスクラッパー

これもセキタンザンミラーのムキムキパッドを割る為。

ストーン闘エネルギーもあって打点も狂うため、採用の必要があると判断。

アメイジングシリーズも黒帯を巻いてくるケースがあり、相手の要求地を上げられるのも美味しい。

 

戦績を控えていなかったので、内容も簡単に。

(最近詳しくかけておらずすみません。。。)

1回戦 三神ザシアン W

アメイジングレアのザシアン採用かと思いきや、ディアルガでした。

ストーン闘エネルギーの2枚付いたセキタンザンVmaxを作る事が出来たので、アルティメットレイも140しか入らず三神を倒すよりも裏のザシアンを倒していった方が早いと判断。アルティメットレイでザシアンVにエネルギーが付いた後さるぢえ+じならしでボスの指令を持ってきて倒す、という流れを2回続けると相手もエネルギーが尽きた様子。セキタンザンVmax2体目を用意し、キョダイガンセキ+ふんかだんで倒し勝ち。

 

2回戦 デンリュウV+パッチルドン+ガラルサニゴーンV W

極力ふんかだんでエネルギーを付けることを意識します。それでもストーン闘エネルギーを3枚つけてしまえばガラルサニゴーンのダメージが通らなくなるので、ある程度のダメージは覚悟の上打点を通らない状態にします。

サニゴーン⇒デンリュウ⇒サニゴーンを倒して勝ち。

 

3回戦 アメイジングバレット W (トシアさん)

2ターン通してコアルヒーしか立たなかったので、セキタンザンVmaxを最速で立てて勝ち。

 

4回戦 マホイップVmax W (ノブさん)

盤面を並べられると苦しいですが、相手の手札が詰まっていたようのでマホイップを潰すのに注力します。エネルギーの総量がムキムキパッド+ストーン闘エネルギー2枚が付いたセキタンザンVmaxをワンパン出来るラインまで到達されますが、トラッシュした場合次が立てられないの分かっていたので2体目のセキタンザンVmaxを用意します。

マホイップVmax⇒デデンネと倒し投了をいただきました。

 

4-0で優勝できました!

 じゃんけんで勝つ事もできたので、PRヤローも回収することができました。

マグカルゴLOやコータスマグカルゴなどでお馴染みのじならしマグカルゴ+さるぢえヤレユータンの安定感がとても良いです。クラッシュチャージで基本闘エネルギーも付けられますし、ストーン闘エネルギーをふんかだんで付けられるのも強い。

参考にしたレシピの完成度がうかがえます。

場持ちも良いため、基本的にエネルギーが揃えばボスの指令を連続で持ってくればゲームが終わります。

 

ちなみに全体のシェアです。

・セキタンザンVmax 2名

・マホイップVmax 2名

・ザルードV 1名

アメイジングバレット+とりつかい 1名

アメイジングバレット+ターボストライク 1名

・三神ザシアン 1名

デンリュウV 1名

 

 

続いてお昼のジムバトル。

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ムゲンゾーン新弾バトルで使ったジュナイパー+ガルーラのジュナイパーチルタリスに替えた所謂スイクンテラキオンを使用しました。

ふしぎなアメで枠を取られることもなくなり、ツインエネルギーを共用できたりと以前に比べデッキ全体がスリム化し、盤面を作るハードルもぐっと下がりました。

当時のジムバトルでの課題を踏まえたうえで、少し採用パーツも変更しています。

 

今ではクワガノンVのシェアも増えている事から、サポートを厚くしました。

こちらも採用理由を何点か。

 

・ジュジュべ&ハチクマン

詰んだ相手は決まってLOを狙ってくるため、返しの手段として採用。

やまかじりアイアントも採用を検討しました。

 

・タケシのガッツ

基本エネルギーの採用がないので普通のつりざおが少しもったいないです。

グッズを戻したい場面がありスイレンのつりざおの方がなんとなく優先度が高い気がしますが、LOで勝つ事も視野に入れることから最大数戻すことが出来る事・グッズロック下でも使用出来るタケシのガッツを採用。

 

・プレイヤーズセレモニー

このデッキにおいてはあまりゲームに影響を及ぼすスタジアムが少ないので、スタジアム枠が浮いているのもあり先攻でも手札を増やす事ができるプレイヤーズセレモニーを採用。せっかく持っているのだから活かせるデッキが使えて嬉しい。

 

1回戦 パルスワン W

V・GXポケモンしか並ばなかったので、チルタリスで殴り続けて勝ち。

 

2回戦 クワガノンV+ライチュウアローラライチュウGX W (SHOさん)

グッズロックをかいくぐり、カプコケコ◇を倒して詰ませて勝ち。

 

3回戦 ムゲンダイナVmax L

非エクの枚数が想定していた以上に多く、後半ほりさげるヤミラミ+かんしゃくヘッドを溜め込まれ負け。最終ターンにジュジュハチを持っていた中相手の山が5枚だったので、アイアントの不採用を悔やみました。

 

4回戦 マホイップVmax L(ノブさん)

ギラティナ+カラマネロだけで回され不利。

ギラティナが前に出たタイミングでシェイミを使い裏のカラマネロを各個倒していくプランを取りますが、流すためのマホイップVを置かれ打点が追いつかず負け。

 

2-2のモブ。特にコメントはないです。

 

あまりよく全体を見えていませんが、確認できた範囲でシェアを。

クワガノンV 2名

チルタリス 2名

・ムゲンダイナVmax 1名

・三神ジュナイパー 1名

アメイジングバレット 1名

・パルスワン 1名

・WTB 1名

 

 

 新弾バトルも早くも終わり。残念ですが仕方ありません。

今後大きなトピックスがないので、ポケモン以外の内容も少し書いていければ。

何かネタは考えておきます。

 

それでは。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。