田舎の紙打ち

田舎のポケカイベントオーガナイザーの日記です。

2022/1/9  岡山オレタン シティリーグ アディショナルシーズン

ご無沙汰しています。かじゅです。

 

先日シティリーグアディショナルシーズンに参加してきました。

最近ブログを更新しておりませんでしたが、Cレギュレーションも最後ということでデッキを残しておこうと思い、重い腰を上げました。

 

あまり芳しい内容では無かったものの、結果としてはなんとかベスト8に残ることができ、TAGTEAMの締めくくりとして最低限の実績が残せたと思っています。

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今回はあまり対戦内容を書き留めていないため、対戦レポートは最小限にとどめ、

使用デッキの採用カードについての考えの備忘録にします。

まもなくCレギュも終わり需要もないため、詳しい立ち回りの解説などは行いません。

 

アルセウスディアルガパルキアについては読みやすさのために三神と略します。

【当日の対戦レポート】

1回戦 

W ニンフィアバレット

先2でオルタージェネシスを決め、ボスの指令がなかなか引けませんでしたがアルティメットレイを言い続け勝ち。

 

2回戦

W クワガノン

意識したのは三神+ポケモンV+三神(ミュウツー&ミュウGX)のみの盤面を作り、トラッシュに安易にポケモンを置かないことでした。今回はミュウツー&ミュウGXスタートしてしまったため、三神を捨てざるを得ませんでしたが、アルティメットレイを打つタイミングで2体目の三神を出し、想定の盤面が作れたため勝ち。ガラルファイヤーにタフネスマントが貼れたのも大きかったです。

 

3回戦

L れんげきテンタクル

意識したのはアルティメットレイのタイミングで2枚目の三神にエネルギーを付け、2-3-3のサイドの取り方を強要すること。

先2で前のスイクンVが倒され、その後リセットスタンプを合わせたあと三神でオルタージェネシス→アルティメットレイと繋ぎ、2体目の三神にエネルギーを付けたところまでは想定通りでした。三神が倒されたあとにリセットスタンプを探しに行きましたが、15枚を切っていた山札でデデチェンジ→たむけのまいと繋げてリセットスタンプ2枚目の現物かリセットスタンプに触れれば手札1枚の状態で返せたのですがまさかのどちらも引けず。

結局返しに手札が揃ってしまい負け。

 

4回戦

L ミュウVmax

ミュウの想定立ち回りについては後述しますが、後1メロディアスエコーに対して返しで何もできず。ここで出遅れると巻き返せないので負け。

 

予選7位通過

2-2で終わったと思っていましたが、今回人数が少なかったため、ワンチャンオポで上がれないか?と考えていたところ、2-2ラインで最もオポが高かったためまさかの決勝に上がる事ができました。

嬉しさよりも、4-1や3-1でオポネントで予選落ちする人を何度見てきたのでこんな成績で上がっていいのか、という申し訳ない気持ちの方が大きかったです。

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決勝T

1回戦

L ミュウVmax(再戦)

 

初手が三神・マーシャドー・ワタシラガ・タフネスマント・トキワの森グズマ&ハラ・オーロラエネルギーでした。相手の動きも遅めであったため、このあとクイックボールかタッグコールが引ければ押し切れる想定でしたが、エネルギーやエネルギー付け替えなどしか引けず、事故ってしまいました。

これ以上の展開が全くできず、棒立ちのまま負け。

 

 

終結果は決勝トーナメント1没という成績でした。

予選の内容自体が本来なら予選落ちしてもおかしくない成績のため、決勝に上がれた事が幸運ではありました。

立ち回り自体にミスはなく、しっかりと事前の練習が出来ていた対面ばかりだったのでちゃんと引けるところさえ引けていればもっと成績は出せていたと思っています。

 

 

【使用デッキについて】

もともとミュウとクワガノンどちらにでも有利が取れるデッキ以外の選択肢は無いと考えていたため、三神を使うことは確定していました。

色々と中身は変えていたものの、直前でポケカ四天王の凱さんがマグノリアカップで使用されていた三神バレットがしっくりきたため、このデッキをベースに構築をスタートしました。

www.youtube.com

当日使用レシピ

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アルセウスディアルガパルキア 2枚

→デッキのエンジンですが、オルタージェネシスGXを喋らない対面も増え、

 アルティメットレイまで喋られる機会はほとんど減りました。

 それでもクワガノンを意識して外せなかった主役。サイド落ち考慮で2枚。

 

ミュウツー&ミュウGX 1枚

→連撃ウーラオスと1回くらいは対戦する機会があると考え採用。

 実際当日の連撃ウーラオスのシェアは高く、採用して正解でした。

 また、クワガノン対面など盤面・トラッシュを意識しながら場を作る際に、

 タッグコールのみで調達出来る貴重なポケモン。全ての試合で使う訳ではないので1枚。

 

・ガラルファイヤーV 3枚

→ミュウのシェアが最も高い為、前回のレシピよりも1枚増やしました。

 また、ミュウ対面などエネルギー付け替えから即ワザを振る場面にも重宝します。

 ほとんどの試合で使用するため、3枚採用。

 

スイクンV 1枚

→2エネで動ける・優秀な特性・ふうせんで逃げるエネルギーが消せるなど

 メリットの多いポケモン。メインアタッカーになり得るスペックですが、

 弱点を突いてくるクワガノンのシェアもそれなりにあるため1枚に抑えました。

 

エンテイV 1枚

→今回から新しく採用した1枚。ミュウ対面でゲノセクトに弱点を突ける救世主。

タフネスマント込みでHP280になるのもえらい。

これをメインにした構築も考えましたが、逃げるエネルギーが重いので1枚。

 

・ガラルサンダーV 1枚

→ゲンガーVmaxやムゲンダイナ対策。当日は想像以上に多く見えました。

 ミュウ対面でもメロエッタを返しに倒すのに使うなど役割は多いです。

 打点が少し足りないところがあるので1枚。

 

クチートGX 1枚

→白馬に対してのアタッカー・ミュウツー&ミュウGXの技マシン要員。

 また、タチフサグマなどの詰みに向かうデッキの崩しに。

2エネで動けるためミュウ対面のメロエッタに対しても使用します。

 最近はザマゼンタV(おうじゃのかまえ)の採用も増えましたが、2エネ始動出来ることから個人的にはこちらに軍配。

 

クロバットV 1枚

デデンネGX 2枚

オドリドリGX 1枚

・ワタシラガV 1枚

 

→ドロー・サポート調達枠。

 この枚数は前回のシティリーグから変更がありませんでした。

多過ぎず少な過ぎず、適量だったと感じています。

 

マーシャドー 1枚

→雪道対策。

 

・クイックボール 4枚

・タッグコール 4枚

→初動を安定させるため最大数採用。

前回タッグコールを2枚・プレシャスボール1枚で不安定さを感じた反省から分量を変えました。

 

・タフネスマント 1枚

→おおきなお守りと異なり、クワガノン対面のクイックシューターを受けられる回数が

1回分増えます。特にクワガノンを意識した採用になります。

また、前述の通りTAGTEAMのポケモンを使用しない場面も多く、

基本的にはポケモンVに貼りたいため、お守りではなくタフネスマントを採用。

 

・ふうせん 2枚 

・あなぬけのひも 2枚

→前回と変更なしでしたがこちらも適量だったため変更なし。

 ポケモン入れ替えよりも場合によってはボスの指令になりうるぬけひもを取りました。

 

・エネルギーつけかえ 3枚

→直前まで2枚でしたが、3枚に増量しました。

ミュウ対面を考えると、先行2ターン目のメロエッタを飛ばすために枚数が欲しいと考えました。

 

後1メロディアスエコーでポケモンVorGXが倒される

先2 手貼り+ガラルファイヤーじゃえんのつばさからエネルギー付け替えでスイクンorエンテイorクチートを起動してメロエッタを倒す

(三神にエネルギーがついていた場合、オルタージェネシスを言わずアルティメットレイから入りファイヤーを2体作れれば完璧)

後2 ミュウで前のポケモンが倒される

先3 キバナでうねりの扇を持ってきつつガラルファイヤーを起動しミュウを倒す

 

 という動きを想定してミュウ対面を練習してきたため、付け替えの枚数が増えた事により動きを再現しやすくなりました。

 

・うねりの扇 2枚

→以前は1枚採用だった気がしますが、2枚目がなくて負けたシーンがあったので1枚増量。

 ウィークガードが貼られていない場面もあることと、上記のようなパターンでミュウを倒す場合は1枚あれば十分なのでサイド落ちを考慮して2枚。

 

・リセットスタンプ 2枚

→リセットスタンプを2回打つ行動が強いという考えのもと、この枠は削れません。

 ルールを持たないポケモンが軸のデッキに対しては絶対2回打ちたいです。

 3-2-2のようなサイドの取られ方が多いので、他のデッキよりもリセットスタンプを

 強く打てる事も魅力的です。

 

・ボスの指令 4枚

→一番使用頻度が高いサポートのため最大枚数採用

 

グズマ&ハラ 1枚

→このデッキではタッグコールから実質エネルギー2枚分とグッズにアクセス出来る便利なサポート。

 1回打てれば良いのと、後述のナツメ&ハチクでも間に合う場面があるため1枚。

 相手の扇ケアから基本的に森で持ってきた基本エネルギーから入る。

 

・ナツメ&ハチク 1枚

→タッグコールから基本エネルギーに触れて重宝する1枚。

以前は盤面を絞ることが多く、追加効果をあまり好んで使用しなかったのですが、

ミュウ対面などオドリドリを先に置いておくなどしてあえて盤面を広げる機会も増えたので追加効果を使用する機会も増えました。

 

・マオ&スイレン 1枚

→れんげきウーラオスの打点をずらしたり・・・という考えはミュウツー&ミュウGXを採用した時点で捨てました。最近は打点が大きすぎてTAGTEAMやVポケモン程度では確定数が変わるという場面はほとんどなく、タッグコールからさわれるポケモン入れ替え程度の使用感でした。それでも重宝した1枚。

 

・キバナ 2枚

→おそらくボスの指令の次に使用頻度が高かった1枚。

すぐアタッカーを作れることと、おまけでうねりの扇などをピンポイントで抜けるのが強すぎます。前回1枚採用で困ったので2枚。

 

トキワの森 3枚

→雪道を貼られるのが嫌で4枚入れていましたが、エネルギー付け替えを増やす枠を作るため、直前で1枚減らしました。

 

・オーロラエネルギー 4枚

・基本水エネルギー 2枚

・基本鋼エネルギー 2枚

・基本悪エネルギー 4枚

もともとの参考レシピから変えませんでしたが、適量だったのでそのままにしました。

 

【最後に】

 

前回のシティリーグは初めて予選落ちをしてしまい、悔しさの中練習に明け暮れ迎えたのが今回のシティリーグアディショナルシーズンでした。

予選結果は前回同様2-2であった事に対して納得はしていないものの、結果はどうであれ決勝トーナメントに進みベスト8に残れたことに対しては満足しています。

 

Cレギュレーション以降はシティリーグに4回参加して、

優勝→3位→予選落ち→ベスト8と3回決勝に上がり、トータルで見てまずまずのアベレージを残せた事は振り返ってみれば良かったと考えています。

 

この間に地元での練習メンバーが固まり、練習に専念出来る環境が出来た事は大きな収穫でした。練習メンバーもほとんどがシティ上位の成績を残しており、ジュニアのくーちゃんは世界の権利も得ることができました。

勝つための土壌が整ったシーズンでしたので、次のレギュレーションも結果を出していきたいと思います。

 

最後になりましたが、練習に付き合っていただいたくーちゃん一家、トシアさん、群青さん夫妻、対戦していただいたみなさま、ジャッジのまーくんさん、応援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。