田舎の紙打ち

田舎のポケカイベントオーガナイザーの日記です。

2020/07/18~2020/07/26 鳥取ジムバトル戦績まとめ

こんばんは。かじゅです。

長らく更新できていませんでした。

 

最近私生活でやることが増えてしまい、ブログをなかなか書けずにいました。

自分の中でブログで大々的に紹介出来るような自分の構築を使えていなかったのもあります。

 

そもそもこのブログは大型大会で上位にならない限り、

ためになるような考察記事でもデッキ紹介をするつもりもないので、

あくまでも地元の環境を知って貰う為の日記として、改めて大会の様子を残していこうと思います。 

県外に出ていった地元のプレイヤーに伝えたいのもありますしね。

 

簡単に直近の戦績とデッキだけ残していきます。

時間も経っているので覚えているところだけまとめます。

 

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7/18 今井書店ジムバトル 

使用 マグカルゴLO 2-0 優勝

 

LO最近使えてないし周りも誰も使わないので意識の外にあると思いLOを使用。

ここのジムバトルは時間制限も無いので道連れにされることもありません。

基本制限時間あっても時間内に終わらせられるスピードで対戦してますが、相手に引きずられる心配が無いのは精神衛生上良いです。

 1回戦 マホイップVmax+UB W

順当に前をロックして山を削って勝ち。

スティンガー+デプスボムが負け筋でしたが、盤面が埋まった時点でその心配もなくなりました。

 

決勝 リザードンVmax W

立ち上がりが遅く準備が出来る前にサイドを進められた上、かんしゃくヘッドとサイコパワーでダメカンを置きつつメリープを処理されるのがキツかったですが、相手もそれなりにドローしてくれた為、マチス+ジュジュハチ+マッグバンGXまで喋って勝ち。

 

 7/19 カードキングダム鳥取駅前店 新弾バトル

使用 三神ザシアン+アメイジングザシアン 3-0 優勝

直近でマホイップを使ったレシピが公式の放送で流れたので、マホイップに有利を取れるザシアンを選択。あと、アメイジングレアを今後使う機会がなさそうだったので今のうちに使っておきたかった。

 

 

 1回戦 ザルードゴリランダー W

モクナシで最速で追加有トロピカルアワーを喋られるとキツイ対面ですが、

ゴリランダー軸だったのでアメイジングザシアンを狙うルートに。

アルティメットレイでボルテージビートのゴリランダーを倒した後にまさかのゴリランダーVmaxが出てきたのでザシアンのアメイジングブレードでワンパンして勝ち。

 

2回戦 三神ザシアン W

相手に先行を取られ、先にオルタージェネシスも喋られますが、

こちらはデデンネ・ザシアンだけを狙い3-3でサイドを取りきり勝ち。

 

3回戦 セキタンザンVmax W

相手がヤレユータン2面のみで事故っていたので、順当にオルタージェネシス+アルティメットレイをしゃべり続け勝ち。

 

 

 7/23 カードキングダム鳥取駅前店 非公式ジムバトル

使用 クワガノンV+ライチュウアローラライチュウGX  1-0 優勝

 

残していませんがデッキはPJNO優勝デッキをそのまま使用しました。

連休初日ではありましたが人が少なかったです。。。

 

 1回戦 マルヤクデVmax W

後攻を取りなんとかグッズロックを後1から喋る事が出来ました。

最後エレキパワー4枚目に触れなければ間に合わない場面がありましたが、ギリギリで2-2-2でサイドを取りきり勝ち。

 

7/24 カードキングダム鳥取駅前店 非公式ジムバトル

使用 とつげきラッパ+オーロットノワールGX 1-2 

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とつげきラッパ+ザシアンや三鳥などを組み合わせるデッキをよく見かけたので、

オロヨノと組み合わせてフタをし続ければいけるのでは、と思い組みました。

 

1回戦 セキタンザンVmax L

手札がオロヨノ+リセットスタンプ+ケララッパ3枚+超エネルギー2枚という初手。

エネルギーを手張りすることしかできず、追加効果なしのペイルムーンだけ喋って負け。

 

2回戦 バタフリーVmax+スピアー(しんしゅつきぼつ)W

相手がずっとエネルギーが引けなかったようなので、ナイトウォッチャーを連打して勝ち。(途中何度もターフスタジアム+スピアーで復帰された)

 

3回戦 タイレーツ+チルタリス L

チルタリスがみえてヤレユータンミュウツーを育てますが、ポケモンキャッチャーで全て表を出され育ちきる前に倒されて負け。

 

セキタンザンが2名、タイレーツが1名、超ミュウミュウが1名と有利対面が多かったのに負けてしまったのは問題。不要牌が多く、構築がそもそも弱かったです。

優勝したのはSHOさんのセキタンザンVmax。

 

7/25 今井書店ジムバトル 

使用 マグカルゴLO 2-0 優勝

 LOがまた使いたかったので再び使用。

 

1回戦 マルヤクデVmax W

ボルケニオンを固め山を崩していき、途中ザシアンを倒してくれたのでマチスを絡めて一気に山を掘り勝ち。

 

2回戦 悪バレット W

ムゲンダイナかと思っていましたが、レッド&グリーンで動かす悪バレットでした。

デデンネシルヴァディで自分でに山を掘ってくれたので、すぐに終わりました。

 

満足したのでしばらくはLOはいいかなと。

 

7/26 カードキングダム鳥取駅前店 新弾バトル

使用 コンボザシアン+とつげきラッパ 2-0 優勝

これも前述の通り、アイデアが面白そうだったので使用。

オロヨノと違って自分で手札が増やせるので、使用感がまるで違いました。

 

 

1回戦 セキタンザンVmax W

ディアンシー+セキタンザンVmax(ほしにねがいを使用)+ヤレユータンを倒して勝ち。セキタンザンは進化する前に倒したかったですが、乗られてしまったので仕方なくブレイブキャリバー2回で倒しました。相手のプレイミスもあり、なんとか。

 

2回戦 ザルードゴリランダー W

相手の速度が遅かったので、ゴリランダーVだけを集中的に狙い、2-2-2でサイドを取りきり勝ち。

 

階段が崩れてしまい、ここで終わってしまいました。

 

7/26 カードキングダム鳥取駅前店 お昼のジムバトル

使用 三神ザシアン 2-0 優勝

この連休中、グッズロック⇒ハンデス⇒LOと相手のヘイトが溜まるデッキばかり使ってきたので、最後は思い切り殴るデッキを選択。

 

1回戦 マホイップVmax W

サポートが引けず、後攻でオルタージェネシスも言えぬままマホイップVmaxの飾り付まで喋られてしまいます。

ただ、相手の手札が0なので後ろのマーイーカを縛り、入れ替え+手張りが出来なければお守り付きの三神を飛ばせない状態にします。

そのまま番が返って来たので反撃開始。ザシアンを2体作った状態でイカを倒し、投了をもらいました。

 

2回戦 ドラパルトVmax W

今回も後攻でエネルギーに触れずオルタージェネシスがしゃべれませんでした。

苦肉の策でレックウザGXを壁にしたのがなんとか功を奏し、無理やりオルタージェネシスを通します。その後デデンネを絡めつつ三神を落とされてゲームエンドまで持っていかれる状況が作られますが、大きなお守り2枚目に触れたのでデデンネにすかさず装着。190でダイファントム裏表でもギリギリ耐える状態します。

博士の研究からグレートキャッチャー+ツールスクラッパーで負けでしたが、大丈夫でした。

 

 

連休のジムバトルは半分優勝が目標でしたが、4/5優勝出来ました。

人数が少なかったのもあり、内容は疑問が残るところがありますが、気持ちよく連休が終われました。

  

伝説の鼓動新弾バトルもカードキングダム鳥取駅前店での開催分は全部優勝できたので、今回のエキスパンションについては満足しています。

来月は新弾の発売がないため大会がどのようになるかわかりませんが、

オリジナリティに寄せたデッキがどこかで組めればと思います。

 

しばらく更新できていなかったので内容がスカスカですが、

時間もあまり取れないので今回はここで締めます。それでは。

 

2020/7/12 CK鳥取駅前店 新弾バトル&お昼のジムバトル

こんばんは。かじゅです。

 

伝説の鼓動が発売になりました。

毎年恒例の「シールド戦向け」の強化拡張パックですね。

3年前のひかる伝説を彷彿させるような特殊レアリティカードの高騰が話題のようです。

 

シールド戦については今年は昨今の情勢から参加については控えようと思っています。純粋に新しいデッキを組んで地元で楽しんでいきます。

 

今月は地元鳥取では新弾バトルはまさかの2回だけ。

その後も週末の公認ジムバトルもなく、デッキを試す機会も少ないぶん、毎回正確な環境考察が求められます。

 

カードキングダム鳥取駅前店での最初で最後の伝説の鼓動環境での新弾バトルで使用したデッキはこちらです。

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セキタンザンVmaxです。

こちらのデッキを使おうと思った経緯も含め、大会前の地元での新弾バトル環境予想を立てたプロセスを残しておきます。

伝説の鼓動で主役になりうるポケモンはセキタンザンVmax・マホイップVmax・トゲキッスVmax・ザルードVの4種類。それに加えてアメイジングレアのポケモンが続きます。情報0かつ一発勝負なので、一旦はこの範囲に仮想的を絞りました。

 

それぞれの弱点関係でいえば弱点がザルード⇒セキタンザン、抵抗がセキタンザン⇒トゲキッス程度で去年のリミックスバウトのような綺麗な3すくみにもなっていません。

ハガネールVが使いにくいのもあり、シェアを減らすと考えるとザルードをはじめ草は良い立ち位置にいると考えました。

実は前日に別の店舗で新弾バトルに参加していて、そこではザルードV・モクローアローラナッシーGXを使用しました。

 この環境ではセキタンザンがトップメタになると考えたこと、少し高いハードルを越えながら盤面にエネルギーをプールするデッキ(マホイップVmax+アメイジングシリーズ)が多かった為、モクローアローラナッシーGXのGXワザがどれにも強く出られると判断しました。

予想外の対面を踏んでしまったものの、想定していたデッキに対してはしっかりと勝つ事ができたため判断は誤っていないと判断。ただ、火力不足が否めないこと・ザルードの回復があまり有効に働いていない事を薄々と実感し正解でもないとモヤモヤが残りました。

 

また、地元の日程もタイトで発売日の翌日・2日後で新弾バトルも終了してしまいます。そこまでに必要なパーツを集めきるのは店舗の少ない地元では困難で、通販もほぼ間に合いません。これは甘い見方ではあるかもしれませんが、完成度の高いデッキを持ち込める人は少ないのではないかと楽観視しているところもありました。

それなら、ある程度苦手な対面をケアできるようにしたうえで強みを押し付けられるセキタンザンVmaxを通した方が良いと判断しセキタンザンを使うことに。

 

参考にしたのはだんのうらさんが動画で使用されていたデッキです。

www.youtube.com

意識したところだけ簡単に書きます。

 

ミミッキュ(いやしジャマー)

前日のデッキでも採用。

セキタンザンミラーではマオ&スイレンの試行回数で差が出てしまうこと、ザルード対面で回復されたりとベンチで回復を行う事が多い環境と見て採用。

ちなみに機能したのは一度もありませんでした。

 

・ツールスクラッパー

これもセキタンザンミラーのムキムキパッドを割る為。

ストーン闘エネルギーもあって打点も狂うため、採用の必要があると判断。

アメイジングシリーズも黒帯を巻いてくるケースがあり、相手の要求地を上げられるのも美味しい。

 

戦績を控えていなかったので、内容も簡単に。

(最近詳しくかけておらずすみません。。。)

1回戦 三神ザシアン W

アメイジングレアのザシアン採用かと思いきや、ディアルガでした。

ストーン闘エネルギーの2枚付いたセキタンザンVmaxを作る事が出来たので、アルティメットレイも140しか入らず三神を倒すよりも裏のザシアンを倒していった方が早いと判断。アルティメットレイでザシアンVにエネルギーが付いた後さるぢえ+じならしでボスの指令を持ってきて倒す、という流れを2回続けると相手もエネルギーが尽きた様子。セキタンザンVmax2体目を用意し、キョダイガンセキ+ふんかだんで倒し勝ち。

 

2回戦 デンリュウV+パッチルドン+ガラルサニゴーンV W

極力ふんかだんでエネルギーを付けることを意識します。それでもストーン闘エネルギーを3枚つけてしまえばガラルサニゴーンのダメージが通らなくなるので、ある程度のダメージは覚悟の上打点を通らない状態にします。

サニゴーン⇒デンリュウ⇒サニゴーンを倒して勝ち。

 

3回戦 アメイジングバレット W (トシアさん)

2ターン通してコアルヒーしか立たなかったので、セキタンザンVmaxを最速で立てて勝ち。

 

4回戦 マホイップVmax W (ノブさん)

盤面を並べられると苦しいですが、相手の手札が詰まっていたようのでマホイップを潰すのに注力します。エネルギーの総量がムキムキパッド+ストーン闘エネルギー2枚が付いたセキタンザンVmaxをワンパン出来るラインまで到達されますが、トラッシュした場合次が立てられないの分かっていたので2体目のセキタンザンVmaxを用意します。

マホイップVmax⇒デデンネと倒し投了をいただきました。

 

4-0で優勝できました!

 じゃんけんで勝つ事もできたので、PRヤローも回収することができました。

マグカルゴLOやコータスマグカルゴなどでお馴染みのじならしマグカルゴ+さるぢえヤレユータンの安定感がとても良いです。クラッシュチャージで基本闘エネルギーも付けられますし、ストーン闘エネルギーをふんかだんで付けられるのも強い。

参考にしたレシピの完成度がうかがえます。

場持ちも良いため、基本的にエネルギーが揃えばボスの指令を連続で持ってくればゲームが終わります。

 

ちなみに全体のシェアです。

・セキタンザンVmax 2名

・マホイップVmax 2名

・ザルードV 1名

アメイジングバレット+とりつかい 1名

アメイジングバレット+ターボストライク 1名

・三神ザシアン 1名

デンリュウV 1名

 

 

続いてお昼のジムバトル。

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ムゲンゾーン新弾バトルで使ったジュナイパー+ガルーラのジュナイパーチルタリスに替えた所謂スイクンテラキオンを使用しました。

ふしぎなアメで枠を取られることもなくなり、ツインエネルギーを共用できたりと以前に比べデッキ全体がスリム化し、盤面を作るハードルもぐっと下がりました。

当時のジムバトルでの課題を踏まえたうえで、少し採用パーツも変更しています。

 

今ではクワガノンVのシェアも増えている事から、サポートを厚くしました。

こちらも採用理由を何点か。

 

・ジュジュべ&ハチクマン

詰んだ相手は決まってLOを狙ってくるため、返しの手段として採用。

やまかじりアイアントも採用を検討しました。

 

・タケシのガッツ

基本エネルギーの採用がないので普通のつりざおが少しもったいないです。

グッズを戻したい場面がありスイレンのつりざおの方がなんとなく優先度が高い気がしますが、LOで勝つ事も視野に入れることから最大数戻すことが出来る事・グッズロック下でも使用出来るタケシのガッツを採用。

 

・プレイヤーズセレモニー

このデッキにおいてはあまりゲームに影響を及ぼすスタジアムが少ないので、スタジアム枠が浮いているのもあり先攻でも手札を増やす事ができるプレイヤーズセレモニーを採用。せっかく持っているのだから活かせるデッキが使えて嬉しい。

 

1回戦 パルスワン W

V・GXポケモンしか並ばなかったので、チルタリスで殴り続けて勝ち。

 

2回戦 クワガノンV+ライチュウアローラライチュウGX W (SHOさん)

グッズロックをかいくぐり、カプコケコ◇を倒して詰ませて勝ち。

 

3回戦 ムゲンダイナVmax L

非エクの枚数が想定していた以上に多く、後半ほりさげるヤミラミ+かんしゃくヘッドを溜め込まれ負け。最終ターンにジュジュハチを持っていた中相手の山が5枚だったので、アイアントの不採用を悔やみました。

 

4回戦 マホイップVmax L(ノブさん)

ギラティナ+カラマネロだけで回され不利。

ギラティナが前に出たタイミングでシェイミを使い裏のカラマネロを各個倒していくプランを取りますが、流すためのマホイップVを置かれ打点が追いつかず負け。

 

2-2のモブ。特にコメントはないです。

 

あまりよく全体を見えていませんが、確認できた範囲でシェアを。

クワガノンV 2名

チルタリス 2名

・ムゲンダイナVmax 1名

・三神ジュナイパー 1名

アメイジングバレット 1名

・パルスワン 1名

・WTB 1名

 

 

 新弾バトルも早くも終わり。残念ですが仕方ありません。

今後大きなトピックスがないので、ポケモン以外の内容も少し書いていければ。

何かネタは考えておきます。

 

それでは。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

 

2020/6/28 CK鳥取駅前店 新弾バトル&お昼のジムバトル

こんにちは。かじゅです。

 

本来ならばポケモンジャパンチャンピオンシップスがあるはずの週末です。

優先権も持っていながら残念ながら大会が中止になりこうして地元にいるのですが、

ネット上では有志でオンラインの大きな大会が複数開催されています。

 

私はオンラインで対戦する環境が完全ではないので参加を見送りましたが、

本来のジャパンチャンピオンシップスが行われていれば、というIFの世界がネットで繰り広げられているのを一プレイヤーとして見ていました。

 

6月から続いたムゲンゾーン新弾バトルも今日が最後。

スタンダード環境も大きく動かしたエキスパンションだけに、出てくるデッキも種類が多く楽しい大会が多かったです。

(先週はブログはお休みしてしまいましたが、2週間前と同じムゲンダイナを使用し2勝1敗でした。この前日は別の店舗の新弾バトルに参加し、優勝しています)

 

今日使用したデッキはこちらです。

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チラチーノLoです。

実はムゲンゾーンのリストを初めて見てまっさきに出た感想は、

 

エネコ収録されとるやん!!

 

でした。

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リスト公開の1週間前に、エネコロロの入ったLOデッキを組むためにエネコが足りず、遠く離れたカードショップにあるストレージを漁ったばかりでした。

 

となると新弾バトルのレギュレーションを満たしつつこのエネコロロ入りのLOを組む事ができるため、新弾バトルで握る価値はあると思いました。

 

余談ですが、私の地元ではLoに対する耐性もほとんどなく、認識も遅れています。

そもそも大会で使う人がほとんどおらず、敬遠されてしまう事もしばしば。

過去の大会で使用経験があるのも記憶が正しければ、今第一線で大会に出ている人の中ではSHOさんときみのんさんの2人だけ。

明らかに経験値の差で勝ちやすいデッキでもあります。

 

私はPTCGOで練習もしているので自分は他のメンバーに比べればそれなりに使う事は出来ると認識しています。突き詰めて研究している人には負けてしまいますが、練習相手くらいにはなるレベルでは使うことが出来ると自負しています。

大型大会で対戦相手を選ぶことは出来ないので、想定した練習もどこかで必要かなと思っています。

 

このチラチーノLoについてはPTCGOで使われている構築を中心に眺めながら、

新弾バトル用に改造して持ち込みました。

 

まずに参考にしたのは、カードラッシュメディアさんのとーしんさんの記事。

cardrush-media.com

こちらもLo向きのポケモンが他にも収録されていまいた。

のろいのスコップをつけて山を掘る、というのは理想ムーブではありますが受動的な動きである為、ある程度の経験者であればそう簡単に倒してくれません。アイデアは保管しつつ、壁としての選択肢としては考えていました。

 

その後は海外のレシピであったり、Twitterに流れてくるレシピを見ながらあれこれ試していました。

そしてPJNOの参加者のレシピ公開日。ここでLoのレシピを一通り見て、ここで肉付けをしていき完成しました。

(最終的にはLoが決勝トーナメントの中に6名!すごいです・・・!)

 

以下、簡単にレシピ内訳です。

(余談。この手のデッキは海外で言うとMillとcontrolに別れるのですが、自分のデッキは厳密にどちらに分類されるのかがよくわかっていません。後者を意識して組んだつもりですが、その程度の理解しかない人間なので理解が誤っている点もあるかと思います。温かい目で見てやってください(^^;)

 

・ザシアンV 2

他のLoでは3で回していたものがありますが、サポートを厚くしたため減らしました。

 

フリーザーGX 1 

基本エネルギーを確実に割る、エネを抱えるデッキ向け。

 

チラーミィチラチーノライン 3-3

チラーミィは4からスタートしましたが、後述の他に前に置いておけるポケモンも増えたので減らしました。

 

・エネコ・エネコロロライン 2-2

新弾バトルの条件①。

条件の為にここを4枚まで増やすのは違和感があったので配分は変えず。

 

ヤレユータン 2

ヤレユータン2枚積みのLoばかり使ってきたので、ここは触れませんでした。

 

ノコッチ 2

新弾バトルの条件②。

ピッピ人形が無いのが不安で仕方なく、壁として一応採用。

とーしんさんの記事にもありますが、山を削ることより「ボスの指令を引きにいかせる」事が目的。

 

・ガラルマッギョ 2

TLで流れてきたアイデアを拾いました。

テキストを確認されることが多かったので載せておきます。

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相手のエネルギーを選んではがすことができます。

ムゲンダイナあたりに差し向けて基本悪エネルギーを壊したい。

ボーマンダ対面でもベンチバリアのミュウとセットで置いておくことも有効です。

役割はノコッチと同じですが、クワガノンVをワンポイントで採用するデッキも見かけたため、採用しました。使用感も良かったため、もしこのデッキをスタンで使うのであればノコッチの枠をガラルマッギョに変えます。

 

・ミュウ 1

ボーマンダが重い。

サイド落ちも考慮して2枚にしようか迷いましたが、店でシェアの高い特殊エネ軸のボーマンダは他のグッズ・サポートで有利に立ち回れるので1枚にしました。

 

・クイックボール4

・クラッシュハンマー4

必須のため割愛

 

・回収ネット 3

昔2枚に絞った結果全部サイド落ちを経験したので3枚。

4枚でもよかったかもしれない。

 

・ふつうのつりざお 2

絶対にヤレユータンを絶やさないように丁寧に扱う。

2枚でサイド落ちしない事を祈る。

 

・エネポーター 2

この環境であれば改造ハンマー感覚で使えます。

ムゲンダイナにしろボーマンダにしろ、半ば置物となるポケモンが必ず出てきます。

(ガラルジグザグマジラーチデデンネなど)

ハイド悪エネルギー・パワフル無色エネルギーをそうしたポケモンに寄せてやれば機能停止させてやる事ができます。ガラルジグザグマについては逃げ0として最低限の仕事は出来ますが、技が不安定であること、回収ネットで使い回される事が多く勝手に相手が破壊してくれるので特に問題はありません。

 

・リセットスタンプ 1

相手のサイドが早く進んでしまった場合、後述のマーズと併せて使用します。

 

・とりつかい 1

前に出したくないポケモンが多いため、仕事をする機会は多いです。

ノコッチやガラルマッギョを積極的に押し付けたい。

入れ替えが抜けこちらに変わって行きました。

 

マチスの作戦 2

これより多いと腐る場面が体感で多く、2枚が適量かなと思っています。

 

ザオボー 2

ハイド悪エネルギーに撃ってやると、エネルギーと軽石を両方消したようで得した気分になれます。ムゲンダイナ・ボーマンダどちらでも刺さります。

もしクワガノンがいた場合にも撃ちやすいです。

 

・エール団のしたっぱ 2

1枚にするか迷いましたが、基本悪から動いてきたムゲンダイナをテンポロスさせる為に必要で2枚にしました。

 

・博士の研究 3

縦引きできるカードが増えたので4枚から1枚削りました。

 

・ジュジュべ&ハチクマン 2

2枚あればループできるのでこれで十分です。

 

・マーズ 2

スタンプと組み合わせて動きを止めたい時に。

2枚縦引きできるので雑に打っても良い。序盤はクラッシュハンマー感覚で撃ってる。

 

・マリィ 1

山札回復と2枚目のスタンプの代わり。

 

・ボスの指令 2

最終的にヤレユータンでループ体制に入るときに逃げエネの重いポケモンを縛る時に使う。サイド落ちも考慮して2枚。

 

・フウとラン 1

山札回復・入れ替え。

 

・きとうし 1

クワガノンが怖すぎてここの枠を外せなかった。

撃って機能した事は一度もない。

 

・混沌のうねり 1

ヤレユータンで使いまわせるので1枚で妥協。

 

・基本水エネルギー2

・リサイクルエネルギー2

他の方の配分を参考にしたまま、変えられませんでした。

 

<戦績>

1回戦 クワガノンV+パッチルドン+ガラルサニゴーン W

クワガノンにヒヤヒヤしましたが、特殊エネ中心の構築のようだったので、

ザオボーエネコロロで回すことを意識し、エネを枯らしてLO勝ち。

 

2回戦 ドサイドンV・キュウコンV

エネルギーのついていないドサイドンを前にして、ジュジュハチマチスをループさせLO勝ち。

 

3回戦 ガラルネギガナイト・スワンナ L(メイジィさん)

サポートやボールが芳しくなく、盤面を広げられず。

エネポーターでカモネギのエネを散らしますが、スワンナがエネ0で技を打ってくるのでロックが掛からず負け。

 

4回戦 ボーマンダVmax W (トシアさん)

ボーマンダVmaxのツインソニックを打たれる前にミュウが建てられたので、エネ破壊に徹します。明らかにエネが枯渇したタイミングを見計らって、ジュジュハチループでLO勝ち。

 

3-1 

ムゲンダイナにも当たらず、メタ外の相手に負けてしまい優勝を逃してしまいました。

 

優勝はメイジィさん。 出た新弾バトルは全て優勝されました。

 ムゲンゾーン環境の新弾バトルも2位⇒1位⇒3位⇒2位⇒1位⇒3位と上位に張り付くことが出来たので満足しています。ソニアも2枚手に入りました。

 

 

続いてお昼のジムバトル。

こちらはゼラオラパルスワンで出ました。レシピは流れていたものほぼそのままなので、私から語ることはありません(^^;

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1回戦 超MM W(トシアさん)

後1フルボルテージGXでエネルギーを散らし、

その後カプ・コケコ◇+エレキパワーでお守り付きのMMを倒し、勝ち。

 

2回戦 ボーマンダリザードンVmax W

相手がボーマンダ単騎で番を返してきたので、後出しハンマーからの後1でエレキパワー付きパラライズボルトで返したら機能停止してそのまま勝ちました。

(サンダーマウンテンがサイド落ちしていましたが、カプ・コケコ◇で足りました)

 

人数少なかったですが、一応優勝。

 

ムゲンゾーン環境の新弾バトルはこれで終わり。

今後の大会スケジュールがまだ不確定ですが、次の環境も結果を出していければと思います。

PJNOで上位に残られた方の記事が続々上がっているので、楽しみにこれから読ませていただきます。

それでは。

 

 ※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

 

 

2020/6/14 CK鳥取駅前店 新弾バトル&お昼のジムバトル

こんにちは。かじゅです。

 

ムゲンゾーン発売から1週間。

もう次の新弾やVスターターデッキなどの新商品の情報が流れてくるのを見ると、

ポケモンカードの商品展開の早さを改めて思い知らされます。

 

今日は新弾バトル2週目。

前回はジュナイパーを使用して決勝で敗退してしまったので、

周りのトレンドを見つつ、勝てるデッキを考えていました。

 

直前まで2つ候補があり、前日の夜まで悩んでいました。

2つのうち1つはムゲンダイナで、それも自分の中では逃げの選択肢でした。

ミラーが多発し、出遅れた時のリカバリをどうしたらよいか自分の中で結論が出ていなかったのでミラーを踏み続けた時に勝ち続ける自信がなかったです。

 

ただ、もう1つのデッキはそもそも形が怪しいところがあったので、今回はお蔵入りに。来週に持ち越そうと思います。

 

少しずつではあるものの、他のジムバトルやオンライン大会のレシピが流れてくる中でヒントを得てミラーでも不利を取らない要素を加え、今回はムゲンダイナを持ち込むことにしました。(先週までメタる事を意識していたので使うと思ってなかった)f:id:kajuholy:20200614193438p:plain

ムゲンダイナVmax自体がデザイナーズコンボデッキに近いと思っているので、自由度は低めです。

他の方とレシピがかぶってしまいますが、構築のコンセプトだけ載せておきます。

 

念頭に置いたのは、ムゲンダイナVmaxを2体以上出す必要がない状態で勝てるデッキです。最近高騰しているイベルタルGXは勿論のこと、+αでVmaxクラスのデッキを少ない労力で落とせるようにプラン組みが出来るように組みました。

 

・ムゲンダイナV・ムゲンダイナVmax 4-3

デッキの柱。ムゲンダイナVは絶対に初手で立てたいので4。

Vmaxは出しても最大2枚の為、サイド落ち考慮しても3で十分。

 

クロバットV 3

最初は4積みでしたが、これもゲーム中4枚出すことがないのと手札でだぶつく事があったので1枚減らしました。

 

ヤミラミV 1

今回のデッキの肝。

フーパorアローラニャースで小突いた後に基本的に全てのポケモンをきぜつさせられます。採用にあたって背中を押してくれたのはターボパッチの存在。

エネルギー加速手段に恵まれず、付け替えなどのフォローが必要でしたが、コイントスが必要とは言えエネ加速手段をもらうことができました。

 

後述のダート自転車・ターボパッチの組み合わせは先日行われた「第2回リモポケ!はかいこうせん杯」でベスト16のかねこさん(@kanekokek)のマルヤクデVの構築にヒントを得ました。

山を掘り進めてポケモンをかき集めるデッキであるため、ダート自転車とその道中で落ちたエネルギーを拾えるターボパッチ、そしてエネルギー加速した結果リターンが大きいヤミラミVが噛み合う為、今回のデッキに採用できると考えました。

 

イベルタルGX 1

基本的にムゲンダイナとセットなので、ここで語る事は何もありません。

 

・ガラルジグザグマ 4

使う機会が多く、雑に投げても打点が生きやすい。

回収ネットも採用していないので4積み。

無理に使い回さなくても、他のポケモンの打点+10だけで強い組み合わせが多い。

 

イベルタル(sm8a) 1

①逃げエネ0 ②特殊エネルギー破壊 ③1エネ30ダメージ

何かと小回りが効くポケモンです。

ボーマンダやムゲンダイナの特殊エネルギーを割りつつ、デスカウントGXにリーチをかけられるのが強い。

フーパもいるため、ムゲンダイナVに次いで配置の優先度が高い。

 

フーパ 1

ヤミラミやムゲンダイナとのセットで。

 

アローラニャース 1

ムゲンダイナやヤミラミにエネルギーを回しながら70点置けるのは強い。

 

・クイックボール 4

パソコン通信 4

ポケモンを並べるために最大枚数投入。

スーパーボールはダート自転車があるので不採用。

 

・ダート自転車 4

エネルギーが引けず困ることがありましたが、ダート自転車4枚で改善されました。

山を掘りエネルギーを落としながらターボパッチで加速できる動きが魅力です。

 

・ターボパッチ 3

このタイプのカードは採用するなら0or4だと思っていました。

(今もその気持ちはあるのでここは検討の余地があると思っています)

実際使ってみると、クラッシュハンマーのようにゲーム中に何度も表を出す必要があるカードではなく、何度かトライして1回でも表が出れば(主にヤミラミVやムゲンダイナV)ゲームを決められるカードである事がわかりました。雑に打って当てても強いので撃ち得。

4枚スタートから構築は始めたものの、序盤に抱えるとクロバットを持っている時に困ってしまう事があり1枚削りました。

 

一応ムゲンダイナVmaxとイベルタルGXだけは対象に取れないので注意。

 

ポケモンいれかえ 2

・ふうせん 2

ハイド悪エネルギーやナイトシティもあるので枚数は抑えました。

個人的にはグッズは大きなお守りを採用したかったが枠がなかった。

 

・リセットスタンプ 2

他のドローサポートやボスの指令の優先度が高く、マリィが採用できなかったので2枚採用。

 

・博士の研究 4

・シロナ 2

・エリカのおもてなし 1

この枚数が正解だとは思いませんが、使用頻度と枚数を比例させています。

クロバットの枚数も多いので足りないと思うことはありませんでした。

 

・ナイトシティ 1

フーパジグザグマを動かしやすくなるので採用。

ミラーの場合相手にもメリットをもたらしますが、ヤミラミVを絡めることでサイドレースを3-2-2を押し付けて有利を取りたい。

 

・基本悪エネルギー 7

・ハイド悪エネルギー 2

 

構築のスタートの枚数です。減らした事もありましたが、これより減らすとエネルギーを引けずに困る事が多かったのでギリギリのラインだと思いました。

キャプチャーエネルギーを採用したこともありましたが、あまり有効に働いた時はありませんでした。

 

ジュナイパーに弱い構築ではありますが、前回の新弾バトルでジュナイパーが自分以外におらず、今日も使う人はいないと思い切りました。

今日の参加者は6人。前回とうって変わって少なくなってしまいました。

 

1回戦 ムゲンダイナVmax(きみのんさん)W

ミラー。先行を取って有利で進められそうです。

相手が事故っているようでクロバットが3枚並んでしまう展開。

 

パワーアクセルをムゲンダイナが受けてしまったのでデスカウント圏内に入るのを嫌い、ムゲンダイナVmaxに進化しつつ逃げてフーパにシフトしたものの、無情にもボスの指令+かんしゃくヘッドでデスカウントGXできぜつ。

 

しかしその後ターボパッチからヤミラミVを育てる事ができたので、相手のエネルギーがついたムゲンダイナVをきぜつ。後は育つ前にひたすら釣り出してサイドを撮り続けて勝ち。

 

2回戦 超MM+ドサイドンV(SHOさん)W

面白い構築。ただ、今回も相手の札が詰まっていたようでした。

ホラーハウスを打たれますが、致命傷にはならず。ミュウミュウのオーロラエネルギーをイベルタルで壊しつつ、デスカウントGXできぜつ。

あとはムゲンダイナVmaxを作りマウントを取って勝ち。

 

このプールに存在するデッキを広く見える、個人的に気に入ったレシピでした。

 

ここで階段崩れて終了。

優勝し、じゃんけんも勝利してソニアのプロモカードも手に入れることができました。

 

 

昼ジムは先週に次いでHAND。

流石にネタが割れて周りの反応も微妙になってきたんで使うのはやめようと思います。

①ピカゼクL 到達したはずがよくわからないプレミをして1枚足りなかった。

②ムゲンダイナL トレーナーズを封じている間にバットルーラーで消された

③三神ザシアンL ロックしている間にエネルギー引かれて負け。

 

優勝はトシアさんのピカゼク。これも独特な構築で好きです。

 

 新弾バトルは2位⇒1位と良い流れ。

カードプールが広いおかげでまだ組みたいデッキはたくさんあるので、来週に備えます。

短いですが、今回はこのへんで。

 

 

 ※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

 

2020/6/7 CK鳥取駅前店 新弾バトル&お昼のジムバトル

こんにちは。かじゅです。

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個人的にかなり苦しかった爆炎ウォーカー環境が終わり、ムゲンゾーンが発売になりました。

ショップ大会も全国的に少しずつ再開し始め、以前のような空気に戻り始めているようです。

 

さて、今回は通常の拡張パックはカードプールの多さもあり、

全く新しいデッキタイプが生まれそうなポケモンが多数収録されました。

看板ポケモンであるムゲンダイナ、対して自由度が高く性能の高いボーマンダなど今後の大会でも多く見られそうなポケモンがたくさんです。

 

その中でも異彩を放っていたのはジュナイパー

 

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「 ○○からダメージをうけない」のテキストが久しぶりに出ました。

しかも今まで止められなかったVポケモンを止める事ができます。

 

今までの記事を読んでいらっしゃる方ならご存知だとは思いますが、個人的に大好きなテキストです。

今後構築段階でこの存在を無視する事は出来ず、この1枚を意識させられるだけで強い。

草2進化ということでラフレシアのようで、テキストはフーパに近い。

面のつくり方が少し違うので今までのそれに近い構築が実は当てはまらないのでは、という思いがありました。

 

 そこで今回組んだデッキはこちらです。

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ジュナイパー+ガルーラです。

 

僅かではありますが、ムゲンゾーン発売後のレシピをいくつか見ていて、

ジュナイパーが登場したとは言えGX・Vでないかつアタッカーを搭載される枚数は1、2枚のようでした。

少数派ではあるとは思いますので取捨選択の中で切るデッキかもしれません。ただ、そこに勝機はありそうでした。

 

実は発売日に組んだデッキはこれとは別で、アルセウスディアルガパルキアGX+ジュナイパーでした。調べれば簡単にレシピが出てくる構築です。

サンムーン後期に「三神ラフレシア」という構築が出てからラフレシアラインをジュナイパーにほぼ替えた構築でした。

しかし、調整段階で違和感を感じることが増えました。

 

スタートの動きが弱いです。もっと言うと、要求値が高すぎる。

先攻を取って三神スタート+モクローを配置した上でエネルギーを貼る、ここで要求されるのは3枚ですが、1枚でも揃わなければ出遅れが大きすぎます。

原因は先行サポート禁止。先攻でブルーの探索から札を揃えに行くことができません。従来とはデッキを取り巻く環境が変わってしまっています。

加えて、同じプールにアサルトゲートのフーパがいたり、悪ポケモンということででばなをくじくニャースも採用される可能性が有り、下手をすると後攻1ターンでゲームが終わります。では後攻を取るか?と言われると出遅れ感が大きく、下手をすると前の三神も倒されてしまいます。

モクロー単騎で使えるカードが何もない、というケースも練習中多く、明らかに安定性に欠ける事が分かり解体しました。

 

サンムーン環境程度の過去のデッキにヒントを得るとするならば、とーしんさんのタマムシビリジオンフーパブラッキーの方が運用上は近いと感じました。

前者についても検討しましたが、こちらも三神ラフレシアと同様ブルーの探索で動くデッキ。動けるのは後攻1ターン目からです。

しかもラフレシアは構築段階で進化がいなければ特性を消さない限り被弾する事がほとんどないのに対し、ジュナイパーは非GX・Vポケモンに倒されてしまうリスクは常に抱え続けることになります。

 

どちらかというと、フーパブラッキーのコンセプトである「○○からダメージをうけないポケモンを倒しに来るポケモンを全て狩る」という目標の方が現実的であると判断し、デッキを組み直しました。

問題はブラッキーに代わるポケモンで、構想段階でその役を担うのはダダリンVでした。

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1エネで動ける上に、場に残れば下ワザを押し付けることもできます。

Vなので取られるサイドに不安があり、他に適役がいないか探していたところ、新弾の中に答えがありました。

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ガルーラです。要求エネルギーは2ですが、カウンターゲインで動かせるなら許容範囲内で、ワザを打ちたいタイミングで条件を満たせる可能性も高くこちらを採用することにしました。 こうした経緯の元、上記のレシピが完成しました。

 

<採用理由など>

ジラーチ 4

ブルー型を捨てることになりジラーチで動かす事が出来るようになりました。

初手に出したいので4。

 

モクロージュナイパーライン 4-4

相手の非GX・Vポケモンとの潰し合いになる可能性が高いため、4枚の最大値の採用となりました。モクローはHP60なら何でも。叫びは持っていませんでした。

今回のスカイサーカスはとりつかいと併せての採用も考えましたが、面を作る段階でムゲンダイナに採用されるであろうあくのいましめマニューラに育ち切ったジュナイパーが倒されてしまうリスクがあり特性なしのモクローを採用。

本当はフクスローを1枚でも入れたかったのですが、枠を捻出できず。

 

 

・ガルーラ 2

上記の通り。

 

・ミュウ 1

ボーマンダが重いので。

ダメカンを置いてジュナイパーを見える範囲が広がるのを嫌った。

 

セレビィ 1

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今回のドッキリ枠。ミラーを意識しての採用です。

このデッキと同じように、アメでしかジュナイパーを作れないデッキに対して進化先を飛ばしてやる事で間接的に盤面に立てられるジュナイパーを絞る事を目的としました。

アメの採用が3のレシピをいくつか見た事があり、準備段階で積極的に狙いたい。

元はというとスカイサーカスモクローが採用されていた時にかぜのつぶてで60置いたアメで進化したジュナイパーを飛ばしてやると気絶させられるのでそのコンセプトの名残でした。

その他にもダメージの蓄積したVmaxポケモンに対してきぜつさせらる機会がある…かも。

 

周りにジュナイパーが全くおらず、腐ってしまった1枚です(^^;

 

・クイックボール4・ネットボール

クイックボールは最大数。ネットボールは2で足りたので、減らしていきました。

 

エスケープボード 2 ポケモンいれかえ2

最近はもっぱら回収ネットやいれかえで回すデッキが多く、ボードの枚数を絞ることが多くなりました。今回はネットの枠を作ることが出来なかったので2枚採用。

いれかえも最終的にジュナイパーだけ盤面に残る想定だったので、2枚で妥協。

 

ポケモン通信 1

もう少し積みたかったですが、ターフスタジアムもあるためギリギリの枚数。

 

・カウンターゲイン 2

ジュナイパーでもガルーラでも使う機会が多いので2。

 

・隠密フード 1

打点を失ったムゲンダイナやボーマンダジグザグマを使いまわして打点を入れてくるのを嫌い、採用。今弾だとアリアドスが釣ってくるのを防いだり。

 

ふしぎなアメ 4

絶対に進化したいので最大数採用。

 

・ギリギリポーション 1

ラフレシアと同様、活かせる場面が地味に多く、以下のようなケースを想定。

ex) ・ガルーラのまきかえす

   ・オルタージェネシス+ジュナイパーのスプリットアロー

   ・ウィークガードエネルギーを付けた状態でボルケニオンのこうねつばくは

      ・カラマネロのねんどうだん×2

   ・アローラペルシアンGXのストーククローGX

 

・ふつうのつりざお 1

道中でモクローが落ちてしまった時の保険。

エネルギーも絞ったので、拾えると安心できる。

 

・リセットスタンプ 1

博士の研究やデデンネで手札をドバドバ捨てるデッキではないので1枚で妥協。

 

・シロナ 4

捨てたくない札が多いので、博士の研究は不採用。次点で多く引けるシロナをメインに据えました。パーツを抱える動きが出来ないですが、ジラーチと合わせる事で不便に思う機会は減りました。

 

・エリカのおもてなし 2

ムゲンダイナVmaxが増えてくれるお陰で最大9枚も引けるサポートになってしまいました。最大数縦引き出来るのはこれにしかない価値なので。

引ける条件が一部があるので2枚採用にとどめました。

 

・メイ 2

ジュナイパーやガルーラをすぐ用意出来るのでゲームで1回は打ちたい。

 

ポケモンセンターのおねえさん 1

元々剣盾環境に存在するカードですが、今回SRが新規登場したので。

というのは冗談で、打点を失ったムゲンダイナがジグザグマの使い回しと一緒に向かうのは、クロバットで毒にしてスリップダメージでジュナイパーを落とすプランです。

毒で落とされて負け、というリスクを回避するためです。同じムゲンダイナならダークライ◇に対してもリカバリ出来る。

他にも、デスカウントを狙ってダメカンを40置いてくる相手に対しても有効で、意外と今回は使うケースが多いと判断し、1枚採用しました。

 

・ボスの指令 2

非GX・Vポケモンが育ち切る前に倒す為に必要ですが、積極的に打ちたいカードではないので2枚。

 

フウロ 1

個人的に好きなキャラクターではありますが、いざ再録されてみると活躍の場がありませんでした。サポート権を消費してまで欲しいトレーナーズがないのと、今ならブルーの探索やジラーチもあります。今回のデッキはジラーチだけだとあと残り1ピースが揃えば…というケースがあり、ジュナイパーを立てる事自体が勝ちへ試合を大きく引き寄せる事であるため採用。ターフスタジアムが常駐できるので、アメさえあれば進化できる、という場面が多く助けられました。

また、ギリギリポーションはピンポイントで必要になる事があるので、フウロで持ってこれると美しい。

 

・ターフスタジアム 2

常駐できるしんかのおこう。強い。

 

・基本草エネルギー6

・キャプチャーエネルギー2

・ウィークガードエネルギー1

本草エネルギーはもう少しあってもいいと思いましたが、ネットボールとつりざおがあるので調整段階から枚数が減りました。

キャプチャーエネルギーはミュウやモクローの2体目を出したい。ウィークガードエネルギーはボルケニオンピンポイント。

 

 <マッチアップ>

①ガブギラサニゴーン(おびともさん) W

モクローが落ちてしまうので、サニゴーンがバトル場にいる時はエネルギーを付けない事を意識しボスの指令で積極的に裏を狙います。

ジージーエンドで隠密フードつきのジュナイパーが消されますが、カラマネロで殴ってくるケースは構築段階で想定しているので回復しつつ倒しきって勝ち。

 

②ムゲンダイナVmax(SHOさん)W

盤面がほぼ埋まりますが、ジュナイパーに打点があるポケモンがほとんどいないため、

ジュナイパーを複数立てることを狙います。

途中ダークライ◇でねむりにされますが、ポケモンセンターのおねえさんが生きました。

勝ち。

 

ボーマンダVmax(トシアさん)W

お互い最初札が詰まりゆっくりとしたスタート。

ジュナイパーを先に立て安心したところに相手もガルーラが見えます。先に打点を置いておけば、こちらの後出しガルーラで狩れると思いきや、回収ネットで戻されます。

相手のガルーラにも動かれますが、相手もカウンターゲイン始動型で動きが止まったので、ボーマンダVmaxを倒して勝ち。

 

ハッサムVmax+ルカリオ&メルメタルGX(メイジィさん)L(LO)

相手にジュナイパーを突破できる手段がほとんどなく、勝てると思ったのも束の間。

フルメタルウォール+メタルゴーグル+草抵抗でハッサムVmaxに打点がありません。

相手もこちらに対して打点がなく、かくなる上はLOをねらうしかなく、お互い技を餅つきのように言い合ううちの店で前代未聞の泥試合が発生します。

 

シロナがあるので都度打つことでリカバリは出来るのですが、相手の採用サポートはなんとカブ。引き直しの枚数が少ないため、LOで負けてしまいました。

ハッサムVmaxは完全に想定外で、こちらの打点が通らないというケースを考慮していませんでした。

こうした時のためにHANDやジュジュベ&ハチクマンがあればもしかすると勝てたかもしれません。

 

3-1で2位でした。

 

ムゲンゾーン環境初めての新弾バトルで周りの環境を少し見てみますと、

・ムゲンダイナVmax

ボーマンダVmax

・パッチルドン

・サニゴーンV

ハッサムVmax

・以下分類不明

の順番で多かったように見えました。ジュナイパーを使っているは私だけでした。

 

自信のあったデッキだけに、悔しいです。

 

 

続いてお昼のジムバトル。 

最近PTCGOでよく遊んでいるエンニュートHANDを使用しました。

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あまり国内だとレシピが出回っていないようですが、私がこのデッキを認識したのは1週間ほど前でした。

 

自分が考えたデッキでもないので詳しいことは調べてみてください。

今では動画も出てきます。(少し元のレシピとは変えた箇所もあります。)

新しい環境でもHANDが使えるのは感動でしたし、沢山カードを引くという行為そのものが楽しいのでくせになります。

 

<マッチアップ>

①WTB(いずみさん)W

コダックのずつうで機能停止したので、その隙に引ききってHAND達成。

 

ボーマンダVmax(メイジィさん)W

ミュウがサイド落ちしており負けを覚悟しましたが、なんとか引き切ることが出来、HAND達成しました。

 

③超MM(トシアさん)L

序盤にマリィを打たれたのもありますが、エンニュートと炎エネルギーに全く触れず、負け。

 

2-1でまた決勝で散りました。

 

大会中止や精力的に活動していたプレイヤーが進学・卒業などで減ったりと

大会の人数も減少傾向にありましたが、このムゲンゾーンで戻ってきた感じがあります。

 

 また面白いデッキを持ち込められればと思いますので、よろしくお願いいたします。

それでは。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

ジムバトル再開!

こんにちは。かじゅです。

 

今週より公認ジムバトルが全国的に解禁となり、私の地元でも再開となりました。

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これで昔と同じように、とはいきませんが、

制限を設けながらも公認イベントが開催が週末にある、というだけでも日々の精神状態が変わってきます。

地元で再開となったのはカードキングダム鳥取駅前店さんだけですが、この自粛期間中であっても再開を信じて水面下でイベント申請を行っていただいていた店長には本当に頭が上がりません。ただただ感謝しています。

マスク・消毒を欠かさず、安全に配慮して遊ばせていただきます。

 

長らくお休みしていたこのブログもこれを機に再開しようと思います。

有用な考察ブログではなく、今までどおりの地元のジムバトルの対戦レポートではありますが、地元の様子を知ってもらう為にもコツコツ続けていこうと思います。

あと、私事になりますが私生活で環境の変化が有り、平日のジムバトルに出るのが難しくなりました。 有給休暇をうまく使って少しでも出られるように調整していくつもりですが、以前よりも疲労が貯まり気味で今日の記事もあまり長文を書く元気がありません。完結にまとめられる技術を身につけたいものです。

 

本日日曜、再開初日は週末バトル・お昼のジムバトルです。

週末バトルもほぼ月末と異例ですが、今回のじゃけん賞品はおそらく剣盾後期に配れなかったであろう、ラプラスVmaxのプレイマットです。

 

この外出自粛期間中、私はDiscordを用いた友人との調整をほぼ毎週行いつつ、平日はPTCGOで練習をしていました。自分のサーバーにて仲間内で新弾バトルやジムバトルを行い、少しでも周りのトレンドに対してはアンテナを張るようにしていました。

 

で、今日の週末バトルに参加してみたところ、大半がながらくカードを触っていない、という人ばかりでした。Discord上で一緒に調整していたメンバーを除いては、緊急事態宣言前から時間が止まってるようで明らかにトレンドに対しての理解が遅れている人が多く、少し残念でした。

 

対面で対戦をするのも約2ヶ月ぶりです。

そしてこの情報がほとんど外に出ていなかった機関であれば初見殺しも比較的決まりやすいとの考えから、仲間内で回す中である程度意識していたデッキに対して比較的強く出られるものを選択しました。

 

<週末バトル>

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リモートでの大会や練習で調整を行っていた、クワガノンV+ミュウツー&ミュウGXのデッキを今回対面で初めて持ち込むことにしました。

原案は、「ポケカでリモート対戦やってみた」の放送内でヨネダ選手が使用されていたデッキです。

live2.nicovideo.jp初見で見た時の得体の知れなさで初見殺し性能は高く、加えてパーフェクションの派生で比較的カスタマイズの余地もあるデッキでした。

 

コンセプトについてはご本人が放送中に説明されているので、

元々のレシピと変わっている点だけ追記します。。

 

アローラペルシアンGX+ビリジオンGX>

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またこいつアロペル使ってるよ、と。

とにかく私自身ズガドーン(以下子ズガ)と対戦するのが本当に嫌で、

そうした気持ちから採用しています。

クワガノンVのパラライズボルトで大きく圧をかける事はできますが、不安もあるので。また、今の子ズガはウッウVやビクティニV、ビクティニ◇などのサブアタッカーも採用されている事が多くアロぺルでシャットアウト、という訳にもいきません。

ただ、パーフェクション軸など他にもこれで見られる範囲があり、デッキにあるというだけで安心感があります。何も無いよりかはマシ。

 

ビリジオンGXについては比較的盤面を広げてしまうデッキの関係上、GX技で拾い、敗北要因を潰す為に採用しました。当初の構想では新弾バトルで使用することを想定しており、マッドパーティーに対してのメタとしてセットで採用しています。

オーロラエネルギーあたりで落として、ミュウツー&ミュウGXですぐGX技を喋る事が出来れば不意打ち出来て良いです。

 

<そらのはしら>

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うねりにしていた時期あったのですが、ドラパルトが面倒だったので、申し訳程度に。

ただ、これを入れたからといって解決している要素はほとんどないのも理解していて、ピカチュウゼクロムのタッグボルトも防げますよ、というのは最早後付けの理由でしかありません。

 

採用を迷ったカードとしてガオガエンGXがあります。

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クラッシュパンチでホラー超エネルギーを破壊できたり、GX技でほぼ全ての対面を見られるのですが、これを採用するとなると主役はミュウツー&ミュウGXに譲りデッキの根本的な部分を変えないといけなくなるので、見送りました。

 

簡単に戦績だけ。

オーロットノワールGX+サーナイトVmax W

オロヨノとゲンミミとサポートポケモンで盤面が埋まったのを確認し、メタモンも釣り出されなかったのでアロペルで詰ませました。

リザードンVmax L

ジージーエンドでリザードンを処理して息切れさせる準備が出来ていたのにガブギラがサイド落ちしており有効打が打てず。

③オーロンゲVmax L

闘弱点だと勘違いしてプテラGXで抜く想定でいたら、草弱点である事に気付き、

気付いた時には既に遅し。素点170で微妙にジャイアントボムも発動せず。

 

じゃんけん大会は決勝まで行きましたが、最後で負けました。

 

<昼のジムバトル>

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この自粛期間中での私の楽しみの1つに、LimitlessOnlineSeriesの観戦があります。

PTCGOを用いた世界規模の大会で、私も戦える準備があるので参加してみたい気持ちはあるのですが、開催は現地時刻。日頃疲弊している中、昼夜逆転させるのはとても難しく、観戦する側にまわっています。

そこで面白いデッキを見つけました。レントラーデッキです。

limitlesstcg.com

奇しくも午前に続きグッズロックを押し付けるデッキになってしまいましたが、

これも初見殺しとしては良い性能を持っており、使用。

 

原案はおおきなお守りが3枚になっていますが、このデッキでは1枚減らし、

マインドリポートのミュウツーに変えています。

 

①ドラパルトV L

後1でルクシオをあまり並べられず、グッズロックの間に相手の準備が整ってしまった。

②不戦

③オーロンゲVmax W

止まって盤面が絞られている間にエレパ×2のしゅうげきで一気に落とした。

 

今日1日で大きく負け越してしまいました。

まぁ今回は周りのトレンドを読み取りつつ、面白いデッキを対面で披露するくらいの気分だったので結果に関してはあまり気にしないことにします。

 

 

来週以降は新弾バトル・週末バトルとなりますので、

今までどおり、勝ちを目指してまた練習していきます。

 

それでは。

 

※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。

 

2020年シーズン総括 応援ありがとうございました。

おはようございます。

かじゅです。

今日は仕事のお休みをいただいているので、初めて早朝からブログを書いています。

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久しぶりの更新となります。

今は大会やイベントどころか外出もままならない状況で、

地元や大型大会の様子を中心に書いているこのブログは題材にする内容がなく

ずっと更新できずにおりました。

 

後述しますがオンライン環境でポケモンカードは毎日触っており、

モチベーションは下がる事なく練習やデッキ構築に励んでおりますので

大会レポートではない別の形でゆるく情報発信はしていこうと思っています。

 

 

さて、先日公式から今シーズンの終了と来シーズンに向けた発表が行われました。

www.pokemon-card.com

www.pokemon-card.com

4月22日時点での成績をもとに来年のWCSの出場権を確定、

配布プロモカードのボーダー引き下げ、

来期チャンピオンズリーグの優先権及び機会逸失者へのCSP補填についてです。

 

ここで私の今シーズンの順位は82位で確定することとなり、

同時に来シーズン頭のチャンピオンズリーグの優先権獲得、

申し込んでいたシティリーグシーズン3が中止となった事により来期はCSP30Pのアドバンテージを戴いた状態での2021シーズン開始となりました。

 

このような形で4月という早い段階で今シーズンが終わってしまうのは不本意ですし残念でなりませんが、世界情勢を鑑みますと仕方ないことです。

分かりきってはいたものの、現実として突きつけられると本当に悔しいですね。

昨シーズンは先着受付の段階で弾かれてしまい、大型大会に全く出れず半ば腐りかけていたところもありましたが、今シーズンは中止となってしまった大会を除きチャンピオンズリーグ・シティリーグはすべて参加。最低限の実績を残し続けられていたので世界大会が手に届く範囲の順位で踏みとどまれていました。

トレーナーズリーグも地元では月に1回あるかないか、という開催頻度に加え、

祝日開催の為チャンピオンズリーグ・シティリーグと日程が重複することが多々ありほとんど参加することが出来ませんでした。

そこでのポイント上乗せや、シティリーグシーズン3に早い日程で参加していれば、チャンピオンズリーグであと1勝出来ていれば、、、とあれこれ考えてしまいますが、こればかりは皆さんが同じ条件。デッキ選択や道中のプレイに後悔はないです。

1試合の重みを痛感した1年でもありました。

 

 

エクストラレギュレーションでポイントを得た方が多いことや、

トレーナーズリーグについての意見もちらほら見受けられますが、

このタイミングでその話題を出すのは卑怯かなと思っています。

WCS中止の決定から期間も開きましたし、その間公式も悩みに悩んだ末、今回苦渋の選択をされたと思います。それを批判する事はできません。

決められた同じルールのもとでポイントレースをし、そこで確実に結果を残された方が来期の世界の権利を勝ち取られているので、まずはおめでとうございます、と賞賛したいです。レギュレーション選択をはじめ、それぞれの選択の結果なのだから。

 

お前ごときに何がわかるか、と批判をいただくかもしれません。

ただ、私は昨シーズンそもそも土俵に立つことすらままならず1年間耐えてポケモンカードに向き合ってきました。世界が見える位置になってからは世界大会渡航費を工面するために私生活でも節約したりと、同じように生活を賭けてきた人間である事に変わりはありません。世界大会のために40~50万くらいのお金をぽんと出すには生活に一部制限が伴います。

あばれる君さん主催の「ぜ!!」で地元のRYOさんがWCSの会場へ行ける事が既に確定していたので、自分も選手として同伴者のSHOさんと一緒に何が何でも今年のWCSは出たいと思っていました。

また、選手としてだけではなく、イベントオーガナイザーとして地元のメンバーのレベル向上の為どう貢献できるか考えてきた1年でもあります。

 

今は今まで以上に練習を積んだ上で、来期また出直してきます。

 

 

なにはともあれ、応援いただいた皆様ありがとうございました。

山陰以外の大会に出るようになったのは今シーズンからで、まさか自分が県内外の方から応援いただけるようになった事が未だに信じられません。

去年のチャンピオンズリーグ千葉の配信卓で、とーしんさんが練習メンバーであるゆうゆうさんが優勝され嬉し涙を流していらっしゃる光景を見て「誰かに応援されるっていいな」と配信を視聴していて思ったのですが、地元のメンバーと一緒に大会に出る機会が増え、同じ感覚を自分が味わう事もありました。

 

過去のブログにあまり書けなかった小話と共に

印象に残っている試合など今シーズンを簡単にまとめようと思います。

 

<ポイントの累計>

CL東京 227位 40P

シティリーグシーズン1 1位 100P

CL愛知 136位 40P

シティリーグシーズン2 3位 50P

トレーナーズリーグ 38P

⇒合計268P

 

 チャンピオンズリーグ

東京 5-3

kaju-poke.hatenablog.jp

愛知 6-3

kaju-poke.hatenablog.jp

CL東京

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初めてのCL、東京は化石デッキを使いました。

当時はレッドパーフェクション・三神ケルディオルガルガンゾロアークなどTAGTEAM中心の環境であったため、このあたりを一撃で倒せるようなデッキを意識しました。

今思えば三神に対してはアルティメットレイを喋られるとサイドレースが追いつかないのでは?と疑問視してしまいますが、幸い三神とそれほどマッチングしなかったのでそれに助けられたという印象です。

 

化石については地元でも熱心に研究しているメンバーもいますし、Aレギュが落ちても使えるカードは多いのでもう少し構築を考えてもいいかなと思っています。

 

対戦内容に関しては書いたとおりで、初めてのチャンピオンズリーグだったので各試合鮮明に頭に残っています。最終戦が有利対面だったのに悔しくて仕方がありません。

対戦以外の内容ですと、帰りの飛行機ですかね。

当時日本列島を横断する台風が来ており、飛行機の発着が危ぶまれました。

一緒にCLに来ていたSHOさんと悩んだ末、飛ぶかもわからない朝の便に乗り、大阪で下ろされた場合はワンチャン新しいポケモンセンターにでも行くか、というノリで帰りの飛行機に乗った思い出があります。幸い鳥取に帰った直後にトレーナーズリーグに参加することもでき、ポイントも得られました。

 

CL愛知

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CL愛知はたけるとうきリザードン。これもまた要求値の高いデッキを握る事になって今となってはオイオイ、と思うところもありますが当時の練習ではアベレージは高く自信を持って持ち込めました。トレンドは三神ザシアン、ピカチュウゼクロム、レッドパーフェクションなどでした。

ザシアンやウッウがいなければ正直組んでいなかった、この辺の潤滑油枠のお陰で2進化ラインに5エネ付けるという高い要求値を満たす事ができました。

一緒に出たSHOさんともレシピを共有して9割ほぼ同じ構築で参加されていました。

 

この時印象に残ったのは3回戦目のかねこ(@kanekokek)さんでした。

CL東京の対戦も少しだけ現地で見ていたので、実際に対戦できた事が本当に嬉しかったです。初手がかなり残念な事になっており満足のいく内容ではありませんでしたが、是非お互いのデッキがキッチリ動いた状態で再戦したいなと思っています。

 

今回も最終戦がルカメタザシアンという有利対面で負けてしまいました。

エネルギーがごっそりサイド落ちしていて、ここを順当に拾っていれば後にシティの権利は得られたもののCLの段階で京都の権利を勝ち得ていただけに悔しかったですね。

 

この時のエピソードとして、試合当日に寝坊をしています。

今でも本当に申し訳ないと思っていて、目覚まし時計の時間を設定して、セットを押す前に寝てしまい、約束の時間に起きることが出来ませんでした。

自分でも朝は強く人生で寝坊をほとんどした事がなかっただけに、目の前が真っ暗になりました。幸い、ユッキーさんがずっと部屋のドアをノックし続けてくれていたお陰でそれに気付き起きる事ができました。

緊張で眠れない人が多い中、爆睡できたのは気持ちに少し余裕があったのかもしれません。

タクシーの運転手さんに「この距離で乗るの?」と困惑されたりしながらもタクシーで可能最速で会場に向かい同行した周りのメンバーを困らせてしまった事がホロ苦い思い出として残っています。

 

 シティリーグ

シーズン1 8-0

kaju-poke.hatenablog.jp

シーズン2 6-1

kaju-poke.hatenablog.jp

シティリーグは2回出て、どちらも予選は全て勝ち、決勝に上がる事ができました。

通して負けた試合も1試合だけでした。

チャンピオンズリーグの反省をシティリーグで活かす、という良いサイクルが出来ていたと自負しています。

 

シーズン1

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シーズン1はCL東京でも優勝したルカリオ&メルメタルGXを使用しました。

大きく違うのは苦手かつシェアの高いレシラム&リザードンGXに対して前向きに殴り勝てる構築になっていること。地元でも高い勝率をキープできていたので自信を持って持っていくことが出来ました。

当時のトレンドはミュウミュウ・三神ミカルゲ・レシリザ・ピカゼクでした。

レシリザとは2回マッチングしましたが、どちらも返り討ちにしてベスト4までに狩り尽くした結果決勝戦はルカメタ対フェロマッシというフルメタルウォール環境よろしく炎弱点対決と相成りました。

 

初めてのシティリーグで緊張も大きかった半面、一緒に練習してきたトシアさんも一緒に参加され、他にも応援いただいた方もいらっしゃったため緊張と興奮が丁度いいバランスで最後まで戦い抜くことができました。優勝するまでトシアさんが傍で応援してくれていて嬉しかったですし、優勝した瞬間は今まで経験した事のない達成感に満ちていました。

 

実際にレシピを載せるとは参加する前は思ってもいなかったのですが、この時はサイド落ち確認と色榮えの為にルカメタの絵柄は散らしました。

 

ここの小話としては、前日のお食事会ですかね。

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ポケモンカードがわかる方とご飯に行ってました。

翌日のデッキの選択理由とかをこっそり話したような覚えがあります。

慣れない土地への遠征ではありましたが、ゆっくり喋る時間があったおかげで

次の日の緊張も少し和らぎ最高のパフォーマンスが発揮できたのかもしれません。

 

 

シーズン2

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シーズン2はコケコドールを使用しました。

今回も予選は全勝。ただ、この時は「いかにカスタムキャッチャーを揃えさせないか」というゲームだったので内容はギリギリでした。

相手のポケモンキャッチャーが要所で裏が出てくれた試合もあります。

当時のトレンドは三神ザシアン・スピードザシアン・子ズガなど。

大会で使うと周りのメンバーに嫌がられるデッキであり練習に苦労しましたが、

それでも快諾してくれるメンバーを中心に限られた時間で練習し続けました。

 

実は年が明けるまでデッキは定まっておらず、当初は子ズガを使うつもりでした。

ただ、県外の自主大会に参加するメンバーと調整をしていたところ勝ちが伸びなかったので使うのを諦めました。ここで心を折ってくれたのが今回の結果に繋がりました。

 

 私がよく話すエピソードで、昔私がポケモンカードを始めた頃、

プラターヌ博士でバトルサーチャーもろとも捨てまくっていた自分は

式見さんに「考えて捨てろ!」と怒られたことがあります。

式見さんのデッキにはシロナが入っていて、それを見ていた自分は

「Nでええやろ・・・(鼻ホジ」と思っていました。

今思えば彼のデッキはゲッコウガBreakで必要札が多く、安易に手札を捨てられない構築であったからこそシロナの採用だったと思っています。

 

言ってみればそれくらいシロナのテキストを軽視していた自分がシティリーグシーズン1.2共にここまでシロナを採用するデッキを使うとは思っていなかったですね。

 リーリエも博士の研究もないとは…

 

 

トレーナーズリーグ

振り返ろうと思っていましたが、

今年は成績が芳しくなく記事を残していませんでした。

 

地方なので前述の通り基本的に祝日開催、かつ月に1回あるかないかくらいの開催頻度のため、そもそも参加自体が殆どできませんでした。

参加したもののポイント入らなかった大会も多く、勿体ない事をしました。

こっそりトレリ遠征した先でデデンネしかポケモンが引けず負けてしまった日には流石に腐っていましたが、今となっては大会で3位以内はコンスタンスに入り続けられるようになっているのでそんな事も起きづらいのかなと思っています。

 

エクストラで結果が残せなかったのが一番悔しかったですね。

ここも特に語ることはないかなぁ。

 

大型大会に出続ければ自ずと参加機会は限られると思うので、

来期は今シーズン以上に早々に60P回収する事を優先していきたいと思います。

 

 

とまぁ、シティの成績は良いものが残せましたが、

ほかの大会の結果が芳しくなかったです。

 

2020シーズンはここで終わってしまいますが、外出してカードをしない、

という以外は今までとやる事は変わらないので今後共よろしくお願いいたします。

 

今はカードキングダム鳥取駅前店のDiscordサーバーを中心に出没しています。

 実際外に出れない以上何もできないので、週末はほぼ対戦できる状態にしています。

また、PTCGOも継続して遊びつつ、ゲームも再開していこうと思っています。

 

部屋で1日ゲームをする事にストレスは感じないので、

家で出来る事をやっていこうと思います。

 

今シーズンはこれで締めた上で、今後はまた何か書ける内容があれば少しずつ書いていこうと思います。

 

この度来年の世界の権利を獲得された方はおめでとうございます。

来シーズン、私も肩を並べられるようにこんな中ではありますが練習を続けていこうと思います。

 

それでは。