田舎の紙打ち

田舎のポケカイベントオーガナイザーの日記です。

2020年シーズン総括 応援ありがとうございました。

おはようございます。

かじゅです。

今日は仕事のお休みをいただいているので、初めて早朝からブログを書いています。

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久しぶりの更新となります。

今は大会やイベントどころか外出もままならない状況で、

地元や大型大会の様子を中心に書いているこのブログは題材にする内容がなく

ずっと更新できずにおりました。

 

後述しますがオンライン環境でポケモンカードは毎日触っており、

モチベーションは下がる事なく練習やデッキ構築に励んでおりますので

大会レポートではない別の形でゆるく情報発信はしていこうと思っています。

 

 

さて、先日公式から今シーズンの終了と来シーズンに向けた発表が行われました。

www.pokemon-card.com

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4月22日時点での成績をもとに来年のWCSの出場権を確定、

配布プロモカードのボーダー引き下げ、

来期チャンピオンズリーグの優先権及び機会逸失者へのCSP補填についてです。

 

ここで私の今シーズンの順位は82位で確定することとなり、

同時に来シーズン頭のチャンピオンズリーグの優先権獲得、

申し込んでいたシティリーグシーズン3が中止となった事により来期はCSP30Pのアドバンテージを戴いた状態での2021シーズン開始となりました。

 

このような形で4月という早い段階で今シーズンが終わってしまうのは不本意ですし残念でなりませんが、世界情勢を鑑みますと仕方ないことです。

分かりきってはいたものの、現実として突きつけられると本当に悔しいですね。

昨シーズンは先着受付の段階で弾かれてしまい、大型大会に全く出れず半ば腐りかけていたところもありましたが、今シーズンは中止となってしまった大会を除きチャンピオンズリーグ・シティリーグはすべて参加。最低限の実績を残し続けられていたので世界大会が手に届く範囲の順位で踏みとどまれていました。

トレーナーズリーグも地元では月に1回あるかないか、という開催頻度に加え、

祝日開催の為チャンピオンズリーグ・シティリーグと日程が重複することが多々ありほとんど参加することが出来ませんでした。

そこでのポイント上乗せや、シティリーグシーズン3に早い日程で参加していれば、チャンピオンズリーグであと1勝出来ていれば、、、とあれこれ考えてしまいますが、こればかりは皆さんが同じ条件。デッキ選択や道中のプレイに後悔はないです。

1試合の重みを痛感した1年でもありました。

 

 

エクストラレギュレーションでポイントを得た方が多いことや、

トレーナーズリーグについての意見もちらほら見受けられますが、

このタイミングでその話題を出すのは卑怯かなと思っています。

WCS中止の決定から期間も開きましたし、その間公式も悩みに悩んだ末、今回苦渋の選択をされたと思います。それを批判する事はできません。

決められた同じルールのもとでポイントレースをし、そこで確実に結果を残された方が来期の世界の権利を勝ち取られているので、まずはおめでとうございます、と賞賛したいです。レギュレーション選択をはじめ、それぞれの選択の結果なのだから。

 

お前ごときに何がわかるか、と批判をいただくかもしれません。

ただ、私は昨シーズンそもそも土俵に立つことすらままならず1年間耐えてポケモンカードに向き合ってきました。世界が見える位置になってからは世界大会渡航費を工面するために私生活でも節約したりと、同じように生活を賭けてきた人間である事に変わりはありません。世界大会のために40~50万くらいのお金をぽんと出すには生活に一部制限が伴います。

あばれる君さん主催の「ぜ!!」で地元のRYOさんがWCSの会場へ行ける事が既に確定していたので、自分も選手として同伴者のSHOさんと一緒に何が何でも今年のWCSは出たいと思っていました。

また、選手としてだけではなく、イベントオーガナイザーとして地元のメンバーのレベル向上の為どう貢献できるか考えてきた1年でもあります。

 

今は今まで以上に練習を積んだ上で、来期また出直してきます。

 

 

なにはともあれ、応援いただいた皆様ありがとうございました。

山陰以外の大会に出るようになったのは今シーズンからで、まさか自分が県内外の方から応援いただけるようになった事が未だに信じられません。

去年のチャンピオンズリーグ千葉の配信卓で、とーしんさんが練習メンバーであるゆうゆうさんが優勝され嬉し涙を流していらっしゃる光景を見て「誰かに応援されるっていいな」と配信を視聴していて思ったのですが、地元のメンバーと一緒に大会に出る機会が増え、同じ感覚を自分が味わう事もありました。

 

過去のブログにあまり書けなかった小話と共に

印象に残っている試合など今シーズンを簡単にまとめようと思います。

 

<ポイントの累計>

CL東京 227位 40P

シティリーグシーズン1 1位 100P

CL愛知 136位 40P

シティリーグシーズン2 3位 50P

トレーナーズリーグ 38P

⇒合計268P

 

 チャンピオンズリーグ

東京 5-3

kaju-poke.hatenablog.jp

愛知 6-3

kaju-poke.hatenablog.jp

CL東京

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初めてのCL、東京は化石デッキを使いました。

当時はレッドパーフェクション・三神ケルディオルガルガンゾロアークなどTAGTEAM中心の環境であったため、このあたりを一撃で倒せるようなデッキを意識しました。

今思えば三神に対してはアルティメットレイを喋られるとサイドレースが追いつかないのでは?と疑問視してしまいますが、幸い三神とそれほどマッチングしなかったのでそれに助けられたという印象です。

 

化石については地元でも熱心に研究しているメンバーもいますし、Aレギュが落ちても使えるカードは多いのでもう少し構築を考えてもいいかなと思っています。

 

対戦内容に関しては書いたとおりで、初めてのチャンピオンズリーグだったので各試合鮮明に頭に残っています。最終戦が有利対面だったのに悔しくて仕方がありません。

対戦以外の内容ですと、帰りの飛行機ですかね。

当時日本列島を横断する台風が来ており、飛行機の発着が危ぶまれました。

一緒にCLに来ていたSHOさんと悩んだ末、飛ぶかもわからない朝の便に乗り、大阪で下ろされた場合はワンチャン新しいポケモンセンターにでも行くか、というノリで帰りの飛行機に乗った思い出があります。幸い鳥取に帰った直後にトレーナーズリーグに参加することもでき、ポイントも得られました。

 

CL愛知

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CL愛知はたけるとうきリザードン。これもまた要求値の高いデッキを握る事になって今となってはオイオイ、と思うところもありますが当時の練習ではアベレージは高く自信を持って持ち込めました。トレンドは三神ザシアン、ピカチュウゼクロム、レッドパーフェクションなどでした。

ザシアンやウッウがいなければ正直組んでいなかった、この辺の潤滑油枠のお陰で2進化ラインに5エネ付けるという高い要求値を満たす事ができました。

一緒に出たSHOさんともレシピを共有して9割ほぼ同じ構築で参加されていました。

 

この時印象に残ったのは3回戦目のかねこ(@kanekokek)さんでした。

CL東京の対戦も少しだけ現地で見ていたので、実際に対戦できた事が本当に嬉しかったです。初手がかなり残念な事になっており満足のいく内容ではありませんでしたが、是非お互いのデッキがキッチリ動いた状態で再戦したいなと思っています。

 

今回も最終戦がルカメタザシアンという有利対面で負けてしまいました。

エネルギーがごっそりサイド落ちしていて、ここを順当に拾っていれば後にシティの権利は得られたもののCLの段階で京都の権利を勝ち得ていただけに悔しかったですね。

 

この時のエピソードとして、試合当日に寝坊をしています。

今でも本当に申し訳ないと思っていて、目覚まし時計の時間を設定して、セットを押す前に寝てしまい、約束の時間に起きることが出来ませんでした。

自分でも朝は強く人生で寝坊をほとんどした事がなかっただけに、目の前が真っ暗になりました。幸い、ユッキーさんがずっと部屋のドアをノックし続けてくれていたお陰でそれに気付き起きる事ができました。

緊張で眠れない人が多い中、爆睡できたのは気持ちに少し余裕があったのかもしれません。

タクシーの運転手さんに「この距離で乗るの?」と困惑されたりしながらもタクシーで可能最速で会場に向かい同行した周りのメンバーを困らせてしまった事がホロ苦い思い出として残っています。

 

 シティリーグ

シーズン1 8-0

kaju-poke.hatenablog.jp

シーズン2 6-1

kaju-poke.hatenablog.jp

シティリーグは2回出て、どちらも予選は全て勝ち、決勝に上がる事ができました。

通して負けた試合も1試合だけでした。

チャンピオンズリーグの反省をシティリーグで活かす、という良いサイクルが出来ていたと自負しています。

 

シーズン1

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シーズン1はCL東京でも優勝したルカリオ&メルメタルGXを使用しました。

大きく違うのは苦手かつシェアの高いレシラム&リザードンGXに対して前向きに殴り勝てる構築になっていること。地元でも高い勝率をキープできていたので自信を持って持っていくことが出来ました。

当時のトレンドはミュウミュウ・三神ミカルゲ・レシリザ・ピカゼクでした。

レシリザとは2回マッチングしましたが、どちらも返り討ちにしてベスト4までに狩り尽くした結果決勝戦はルカメタ対フェロマッシというフルメタルウォール環境よろしく炎弱点対決と相成りました。

 

初めてのシティリーグで緊張も大きかった半面、一緒に練習してきたトシアさんも一緒に参加され、他にも応援いただいた方もいらっしゃったため緊張と興奮が丁度いいバランスで最後まで戦い抜くことができました。優勝するまでトシアさんが傍で応援してくれていて嬉しかったですし、優勝した瞬間は今まで経験した事のない達成感に満ちていました。

 

実際にレシピを載せるとは参加する前は思ってもいなかったのですが、この時はサイド落ち確認と色榮えの為にルカメタの絵柄は散らしました。

 

ここの小話としては、前日のお食事会ですかね。

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ポケモンカードがわかる方とご飯に行ってました。

翌日のデッキの選択理由とかをこっそり話したような覚えがあります。

慣れない土地への遠征ではありましたが、ゆっくり喋る時間があったおかげで

次の日の緊張も少し和らぎ最高のパフォーマンスが発揮できたのかもしれません。

 

 

シーズン2

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シーズン2はコケコドールを使用しました。

今回も予選は全勝。ただ、この時は「いかにカスタムキャッチャーを揃えさせないか」というゲームだったので内容はギリギリでした。

相手のポケモンキャッチャーが要所で裏が出てくれた試合もあります。

当時のトレンドは三神ザシアン・スピードザシアン・子ズガなど。

大会で使うと周りのメンバーに嫌がられるデッキであり練習に苦労しましたが、

それでも快諾してくれるメンバーを中心に限られた時間で練習し続けました。

 

実は年が明けるまでデッキは定まっておらず、当初は子ズガを使うつもりでした。

ただ、県外の自主大会に参加するメンバーと調整をしていたところ勝ちが伸びなかったので使うのを諦めました。ここで心を折ってくれたのが今回の結果に繋がりました。

 

 私がよく話すエピソードで、昔私がポケモンカードを始めた頃、

プラターヌ博士でバトルサーチャーもろとも捨てまくっていた自分は

式見さんに「考えて捨てろ!」と怒られたことがあります。

式見さんのデッキにはシロナが入っていて、それを見ていた自分は

「Nでええやろ・・・(鼻ホジ」と思っていました。

今思えば彼のデッキはゲッコウガBreakで必要札が多く、安易に手札を捨てられない構築であったからこそシロナの採用だったと思っています。

 

言ってみればそれくらいシロナのテキストを軽視していた自分がシティリーグシーズン1.2共にここまでシロナを採用するデッキを使うとは思っていなかったですね。

 リーリエも博士の研究もないとは…

 

 

トレーナーズリーグ

振り返ろうと思っていましたが、

今年は成績が芳しくなく記事を残していませんでした。

 

地方なので前述の通り基本的に祝日開催、かつ月に1回あるかないかくらいの開催頻度のため、そもそも参加自体が殆どできませんでした。

参加したもののポイント入らなかった大会も多く、勿体ない事をしました。

こっそりトレリ遠征した先でデデンネしかポケモンが引けず負けてしまった日には流石に腐っていましたが、今となっては大会で3位以内はコンスタンスに入り続けられるようになっているのでそんな事も起きづらいのかなと思っています。

 

エクストラで結果が残せなかったのが一番悔しかったですね。

ここも特に語ることはないかなぁ。

 

大型大会に出続ければ自ずと参加機会は限られると思うので、

来期は今シーズン以上に早々に60P回収する事を優先していきたいと思います。

 

 

とまぁ、シティの成績は良いものが残せましたが、

ほかの大会の結果が芳しくなかったです。

 

2020シーズンはここで終わってしまいますが、外出してカードをしない、

という以外は今までとやる事は変わらないので今後共よろしくお願いいたします。

 

今はカードキングダム鳥取駅前店のDiscordサーバーを中心に出没しています。

 実際外に出れない以上何もできないので、週末はほぼ対戦できる状態にしています。

また、PTCGOも継続して遊びつつ、ゲームも再開していこうと思っています。

 

部屋で1日ゲームをする事にストレスは感じないので、

家で出来る事をやっていこうと思います。

 

今シーズンはこれで締めた上で、今後はまた何か書ける内容があれば少しずつ書いていこうと思います。

 

この度来年の世界の権利を獲得された方はおめでとうございます。

来シーズン、私も肩を並べられるようにこんな中ではありますが練習を続けていこうと思います。

 

それでは。