アローラ!かじゅです。
今回は、ミュウツー争奪戦のレポートになります。
これからシールド戦に臨まれる方も多いと思いますので、実際に体験して気付いた事やコツについても少しお伝えできればと思います。
昨年と異なり、地元での開催が無かったた為今年は県外に遠征する必要がありました。
抽選当日は多分に漏れず、アクセスが全くできず会場を選ぶことすらままなりませんでした。仮眠を取ろうとしましたが寝すぎてしまい、朝の5時くらいにしまった、とページを開くとスムーズに開けただけではなく、空きがまだありました。しかも幸運にも中国地方!ある程度開始に余裕のある岡山の大会にエントリーします。
そして当日、メイジィさんを連れ、カードボックス津島店さんにお邪魔します。
するとまさかのパンサムさんが。最近大会でお会いしていなかったので安心しました。
やはり私と同様、近場で空いているのがここだけだったとのこと。
そして時間になり、開封します。
具体的な時間は覚えていませんが、15分~20分程度だった気がします。
開封⇒開封結果シートに記入⇒対面の方に内容を確認していただく
までが一連の流れです。ちなみに、対面の方=対戦相手ではないので注意。
また、自分も対面の方の内容を確認する必要があるため、順番通りに並べておいた方がデッキを考える時間が工面できるかと思います。
対面のチェックも慎重に。チェックボックスなどはないですが、私は仕事柄、横にチェックマークをつけて念入りに確認しました。
また、配布PRのエリカの枚数も合わせて76枚になるはずです。
そしてデッキ構築。45分ありました。幸い、事前にカードリストを覚えていたり、実際に配信を見ていたりしたのである程度の軸は何本か決めていました。
これから臨まれる方は最低限、1stバトルの配信は見ておいた方がいいと思います。
実戦が最大の教材です。
そして私も開封します。まずはRR枠から。
私はフシギバナ&ツタージャGXとアローラペルシアンGXでした。
フシギバナ&ツタージャGXは草エネルギーを付けることにより、フラダリ効果を得られるのが非常に強いです。相手の盤面干渉が限られているプールである以上、ここの能動的に相手の盤面を動かせるのはここだけに許された特権です。
注意したいのは、「バトル場のみで発動する特性」だということ。
リザードン&テールナーGXに対しての回答筋を用意すべきですが、水ポケモンで芳しい引きを出来ず、加えて水エネルギーを入れられほどの枠も作れそうにありませんでした。ウィークガードエネルギーも気休め程度の対策なので、やむを得ず、アローラペルシアンGXに一任する事にしました。まぁ、ないよりマシでしょう。
考えていた軸の中で、ロトムなどのアシストポケモンで盤面を整えた後、後続のズガドーンのデプスボムで打点を撒き、GX技でさらに打点を撒いてGXを無視してでもサイドを取りきる、というムーブがあり、それを今回は採用したいと考えます。
また、ダメカンを撒いたあと強く出られるのがザングース。
こちらも採用しやすいカードなので、フシギバナ&ツタージャGXが当たったのであれば、この3枚を軸で組むのも良いです。
そして、サポートポケモンとして、ロトム・トロピウス・メブキジカ・フィオネを採用します。フィオネはエネルギーを入れていませんが、入れ得だと思っています。
スタンだと採用が難しいような地味な能力ですが、このシールド戦では技のエネルギー加速の恩恵を大きく感じる事が出来ます。デプスボムの打点が最大値になるので、ある程度だらだらしてサイドを1枚献上するような程度の能力で良い。
色の兼ね合いで採用しませんでしたが、ギャロップライン、グラードン、カイオーガ、ナゲツケサルも優秀でした。
そして打点の物足りなさを感じ、サブアタッカーとしてモジャンボラインも追加。
入れ替えが自由にできないプールなので、モンジャラのどくどくも貴重なダメージソース。
グッズについてもグレートキャッチャー2枚、ローラースケーター2枚と上々。
アンズがいないのが気になりましたが、グレートキャッチャー2は強いです。
大体こういうのは時間をかけないので、残った時間は一人回しをして感触を確かめていました。周りのリザードン&テールナーGXの封入率が高めでしたが、少なくとも同じ卓の方と当たる可能性は極めて低いので、あまり意識してみませんでした。
そして本番を迎えます。
- 1回戦 リザードン&テールナーGX軸 +ヨノワール・エンブオー W
- 2回戦 フシギバナ&ツタージャGX・アローラペルシアンGX軸 W
- 3回戦 フシギバナ&ツタージャGX・リザードン&テールナーGX軸 L
1回戦 リザードン&テールナーGX軸 +ヨノワール・エンブオー W
既にリザードン&テールナーGXが見えたので、フシギバナ&ツタージャGXは握りつぶします。代わりに、トロピウスで戦う事に。幸い、オーキド博士のセッティングがあったためフィオネやズガドーンを並べます。アローラペルシアンを立てる準備をしたかったのですが、まさかのサイド落ち・・・
先に相手のフィオネを釣り出してトロピウスで殴りつつ、後ろのズガドーンやザングースを育てます。ここで相手のリザードン&テールナーを集中攻撃するプランに。
ズガドーンとトロピウス2体とグレートキャッチャー2回で270溜め込み、勝ち。
2回戦 フシギバナ&ツタージャGX・アローラペルシアンGX軸 W
まさかのミラー。こちらはロトムスタートで盤面を作り、今回もズガドーンでダメージを巻きます。相手のフシギバナ&ツタージャGXで暴れられますが、こちらもアローラペルシアンで応戦。モジャンボが育ち始めて危機感を感じましたが、幸いドローエネルギーが付いたので、こちらもアローラペルシアンで見えるようになりました。
相手の手を止めて、ベンチに逃げたフシギバナ&ツタージャGXをGX技で追い討ちをかけ、勝ち。 2-0でSRミュウツーが見えてきました。
3回戦 フシギバナ&ツタージャGX・リザードン&テールナーGX軸 L
ハッピーセット。ウィークガードエネルギーをつけたフシギバナ&ツタージャGXで戦いますが、リザードン&テールナーGXのGX技でやけど混乱にされます。
コイントス勝負で突っ張るのは分が悪いため、他のポケモンで攻めます。
最終的にアローラペルシアンGXで粘りますが、フィオネでどかされ負け。
2-1が2人いますがオポネントで抜けられた、と思っていたら
スコアシートに書いてあった条件に目が止まります。
<同率の場合の優先順位>
①とったサイドの枚数が多いプレイヤー
②とられたサイドの枚数が少ないプレイヤー
③直接対決の戦績
④それでも決まらなかった場合、じゃんけん
サイド差。デッキの軸も、ある程度献上する事を前提に組んでいるので、あまり芸術点は求めていません。私は大体2、3枚は取らせるのですが、同率の方は4-0で勝った試合もありました。直接対決で測っているのに、優先順位が低く、、まさかの予選落ち。糠喜びで呆然とします。。。
ここは事前に押さえておいたほうがいいと思います。
同じ地元からパンサムさんが予選抜け。ミュウツーGXSR獲得です。
そこから応援をしていたのですが、準決勝で負けてしまいました・・・残念。
結局、SRすらもらえず予選落ちという結果になってしまいました。
内容は悪くなかっただけに、応援してくださった皆様申し訳ありません・・・
Twitterでも投げましたが、レシピを置いておきますので参考にしてください。
2-1でしたが一応今日の構築載せておきます。ズガドーンとグレートキャッチャーがMVPでしたね。 pic.twitter.com/u7CSZIkDGy
— かじゅ (@kajuholy2) July 6, 2019
<個人的に思ったこと>
・相手のフィオネは率先して狩るべき
相手依存とは言え、盤面をどかすだけでも決定打につながるゲームでした。
特にアローラペルシアンGXを軸に据えるデッキについてはベンチを絞れていない場合、どかされロックが解除されてしまいます。
特性かがやくツルで呼び出すのが理想ですが、こちらのフィオネで釣り出す、ズガドーンのバラ撒きで倒す、各種ベンチ狙撃で狙うなど、相手のフィオネを潰すだけで少なくともペースを崩される事が少なくなります。レスキュータンカのサルベージ手段がないので、優先して倒したい。
・ただただグレートキャッチャーが強い
3すくみの関係上、軸に据えたタッグチームが使えないケースが必ず出てきます。
その場合、相手のタッグチームに強く出られてしまうのですが、回復手段も限られているので小粒でも数で押して倒すことが可能です。大体ダメージが貯まると逃げるのですが、そこで釣って倒すのが理想です
・ジャッジマンの打つタイミング
先攻1ターン目で打つ事が出来ればスタン以上に効果は覿面ですが、この限られたプールでそれは難しいです。相手が炎軸であれば、可能であればガメておいてシャイニーフレアを打った直後あたりを狙いたいです。あと、~ディス~ドローという動きが多いので後半はかなり山が圧縮されがち。進化ラインが並ぶ前に叩き込みたいですね。
・アローラペルシアンが意外と突破されやすい
最初は私も含めアローラペルシアン採用軸がかなり勝っていたようです。
ただ、前述のようにフィオネが使えればある程度ロックは解除できます。他にも非エクでポケモンを育てていれば相手も複数盤面を並べざるを得なくなり、卓を迫ることができます。今回の私のように、やむを得ない場合以外はアローラペルシアンに一任するのは危険と感じました。逆にこちらも、アローラペルシアンを複数で囲えるようなアタッカーを用意したいですね。
とまあ、思いつく事は書きましたが実際にカードを動かしてお伝えしたいこともあります。一旦今日のデッキは持っておくので、もし可能であれば練習しておく事を勧めます。実際に動かして見えてくることが多いですし、このリミックスバウトというプールがよくできている事も実感できます。
結果が残せていないので、あまり有益ではないかもしれませんが、
今後参加される方に少しでも手がかりが提供できれば幸いです。
来月は可能であれば島根の開催に参加したいので、また練習しておきます。
それでは。