かじゅです。
シティリーグシーズン3に参加し、結果は3-2の予選落ちでした。
どちらもLOに負けてしまったのですが、今回のデッキ作成にあたりLOを強く意識したこともあり、あと1つ勝てばワンチャンスあっただけに残念です。
S1,S2とブログを書くに値しない対戦内容だったためブログをサボっていましたが、
今回の結果に対しては悔しくはありますが納得はしています。
構築の中での採用理由だけでも書き残しておこうと思い、簡単にまとめておこうと思います。
【マッチング】
1回戦 アルセウスリザードンビーダル〇
2回戦 アルセウスギラティナテツノイサハ〇
3回戦 ロストボックス〇
4回戦 カビゴンLO ×(投了)
5回戦 イダイナキバLO(種切れ)
【採用理由など】
●アルセウスVstarライン 2-2
現在の主流はピジョットorビーダルであり、アルセウス採用はほとんど見なくなりました。
今回アルセウス採用に至った理由はリザードンにおける序盤のHP200の対面突破にあります。
シティリーグの出場にあたり、一通りのデッキを試しリザードンの対応力の広さは流石環境トップ、と頷けるものでした。
一方で環境に存在する序盤のリザードンの180という打点を意識したデッキが気になりました。
最近ですと各種LOやカウンターテツノカイナといった、リザードンの打点が届かない間に盤面を整えるような構築が増えています。
特にLOのシェアについては日々の入賞レシピの情報を収集する中で無視できないものがあり、切り捨てる、という選択ができませんでした。
アプローチの手段としてはいくつかあるのですが、そのうちの1つとして序盤にアルセウスの200ダメージで殴る、というのが1つの案として浮かびました。
仮想的としてはブーストエナジー古代+イダイナキバや勇気のお守り+とおせんぼカビゴンですが、ルギアやアルセウス系統に対してはこだわりベルト込みで先攻でポケモンVを倒し続けるという展開もあり得るため、個人的に評価が高かったです。
そして、スターバースという特性は言わずとも形成においてとても強力な特性であり、主軸をアルセウスにしようと考えたのがシティリーグ2週間前でした。
●リザードンex 3枚
4枚あればあったで安定すると思いますが、ここは3枚から動かしませんでした。
●リザード2枚 (HP100 1枚 特性フレアヴェール1枚)
もともと1枚で調整していましたが、先日タクヤ選手の構築を拝見し2枚採用を試したところ好感触だったため2枚に。
タクヤ選手はヒートタックル採用ではありましたが、私の構築はジラーチ不採用という事もありフレアヴェールに。
げっこうしゅりけんも嫌い、HP100との1-1採用としました。
●ヒトカゲ4枚 (ヒートタックル3 ひのこ1)
ミラーにおいて相手のリザードンに30入れる重要度が上がり、ヒートタックル3枚採用。
HP70は1枚欲しく、雪道のない今まるやけで割りたいスタジアムがあまりないため、単体打点の高いひのこのヒトカゲを残り1としました。
●ビーダルライン 2-2
CL以降ビッパ3枚構築が流行り、ビッパが1枚でもサイド落ちすると不安定な展開になりやすいため出来ればビッパは3枚にしたかったです。
削る枠がなく泣く泣く2-2としました。
●かがやくリザードン 1
スタートすると絶望するポケモンですが、なんやかんや役割は多いので採用。
●マナフィ 1
げっこうしゅりけんで盤面崩壊したくないため1 サイド落ちしたら落ちたでヒトカゲ3体展開でなんとか。
●ネストボール・ハイパーボール 4-4
ボールの枠は妥協したくなかったため最大数採用。特にアルセウスにアクセスするためにネストボールは4必要。
●なかよしポフィン 3
4枚欲しいカードですが、ネストボールの枚数を増やしている事もあり3で妥協。
●ふしぎなアメ 3
リザード2枚採用のため、3枚でも足りると判断。
●ワザマシンエヴォリューション 1
リザード・ビーダル・アルセウスVstarとどれを進化させても強い。
後攻となった場合でも最低限の動きを担保するため採用。
●こだわりベルト 1
アルセウス・ルギア・ロトムなどこれ1枚で持っていけるポケモンが環境に存在するため
●マキシマムベルト 1
プライムキャッチャーと迷いましたが、2-2とサイドが進むことが多いことと、ピジョットリザの増加のためこちらを採用。
最近増加しているカウンターテツノカイナに対しても、アルセウス・リザードンどちらでも倒せるのが◎
●ロストスイーパー 1
ヒーローマントやブーストエナジー古代など、ワンパンを阻害する道具を破壊するため。
相手の崩れたスタジアムを壊してから盤面を埋めてこちらから貼り直すことで傷を負ったポケモンを退場させるなど
●ポケモンいれかえ 1
直前までジェットエネルギーを試していましたが、ペパーで持ってこられるこちらに軍配。
●ともだちてちょう 1
対面に応じてサポートを打ち分けたいことがあり、ペパーの枠を1枚削り採用。
●カウンターキャッチャー 1
複数枚採用の構築も増えましたが、アルセウスで攻撃する場合はサイド先行となるケースが多いので、1枚で十分と判断。
●すごいつりざお 2
アルセウスにエネルギーをつけてしまうと、リソースがギリギリになります。
後述の崩れたスタジアムやフトゥー博士でエネを手放すこともあり大事に使いたい。
3枚くらいほしいところですが、多すぎてもかさばるため2枚。
●ペパー 3
いつ引いても嬉しいサポートです。4枚で長くやっていましたが、手帳採用につき1枚減らしました。
●ナンジャモ 3
4欲しいですが、手帳採用で3枚でもやれました。
●ボスの指令 3
3枚+手帳で積極的に使えます。コストにも躊躇なく使えて良いです。
●フトゥー博士のシナリオ 1
ミラーだと殴り出しの順番だったり、傷を負ったリザードンをいかに処理できるかが重要と感じています。
加えてLOのシェア増加によって縛りを解除出来たり、アルセウスにリザードンでエネルギーを貼った場合、リザードンが手ぶらになってしまうため退場する手段として重宝します。トシアさんと調整していて助言をいただいてから採用したのですが、採用して本当に便利でした。
リザードも2枚採用のため、戻したリザードンも進化し直しやすいです。
●崩れたスタジアム
傷を負ったポケモンの退場用。
ルギア対面でチラチーノラインの枠を潰したり、ネオラント・ロトムの退場を防いだりすることも。
今回のシティリーグでも相手の盤面の枠を潰した事で勝ちにつながった試合がありました。
●基本炎エネルギー 7
8枚欲しいですが、色々枠を削り7枚でなんとかやってます。
【不採用カード】
●ピジョットexライン
リザードンとセットで立てる事の要求値がかなり高く、調整段階でムラを感じたためビーダルラインに。
●ジラーチ
ロスト対面に対して甘くなっていますが、フトゥー博士や崩れたスタジアムで大物をそもそも気絶させない立ち回りでなんとかごまかしてます。
●ミストエネルギー
同上。ロストの最終盤面は毎回冷や冷やするので、枠1つ作れるなら迷わずこれを入れます。
●プライムキャッチャー
入れるならまけんきハチマキとセットかなと思います。枠が作れずマキシマムベルトに。
【最後に】
あまり事故、事故、と言いたくないですが、この1年のシティリーグは棒立ちでなにもできず負ける試合を多く経験するなど、どうしようもない内容が多く、気持ちが沈むことが多かったです。
今回は全く対戦にならない、という内容も無かったのでそれだけも安心しました。
さらに直前で体を壊してしまい練習は決して十分では無かったですが、構築については納得のいくものが出来たと考えています。
S2の負けから立ち直るのは時間を要しましたが、カード以外にも楽しい事を見つけたりして元に戻れました。
鳥取からトシアさんと同行して色々喋りながら気分転換できたのも前向きに臨めた要因だと考えてます。
最後になりましたが、対戦していただいたみなさま、ジャッジをはじめ運営いただいたみなさま、応援いただいたみなさまありがとうございました。
残ったシーズンも腐らず努力していきます。
※画像はポケモンカードゲーム公式サイト(https://www.pokemon-card.com/)より引用しております。